駿「想乃、誰と話してんの?」 〈えっ、今道枝くんがあいつの名前呼んだよ!〉 駿「おい、誰だよ。今、想乃のことあいつって言ったヤツ」 『ちょ、道枝君、』 駿「黙ってて」 『あっ、うん。ごめんね』 愛「その、」 『っ、』 愛理ちゃんに連れられてよくわかんないとこに来ちゃった。 『愛理ちゃんどうしたの?』 愛「どうしたって、そのが泣きそうになってるから。」 『あっ、ホントだ。』 愛「ごめんね、なんか勝手に連れてきちゃって。」 『ううん。ありがと。なんかちょっと苦しかったし。』 愛「道枝君、イケメンだから結構人気あって。 あーゆーのも日常茶飯事で、」 『そうなんだ。、、、』 〜〜 愛「想乃って好きな人とかいるの?」 『ううん、いないよ。 恋とか人を好きになることとかよくわかんないし、』 愛「えっ、そうなの!」 『うん。愛理ちゃんは?』 愛「高等部の人なんだけどね、今高1で大橋君っていう人。 大橋和也くんっていうんだけどね」 『道枝くんと同じグループの?』 愛「うん。」 『なんで好きになったの?』 愛「毎年入学式の次の日?に3年生が1年生に学校のこととか いろいろ案内するんだけど出席番号でペアになって、 愛理、大橋君と同じぺあになって、めっちゃ優しいし めっちゃかっこいいし、めっちゃ面白いし、なんか 好きになっちゃった。」 『へー、』 愛「ふ笑興味なさそうだね」 『ん〜、よくわかんない』 そんな他愛もない話を小1時間くらい愛理ちゃんとした。 初めてこの学園でできた友だち。 一緒に話してて楽しいし、元気をもらえる。 そして何より笑った顔が可愛い。 きっとモテるだろうな。と思ったのはココだけの秘密。 〜〜 [ピロン] ん、なんだろ。 あっ、お姉ちゃんからだ。 ____________________________ ‹学校、どんな感じ? ‹友達できた? 友だちできたよ。› 愛理ちゃん› ‹えっ、ホント! うん› 今度紹介するね› ‹彼氏かよ ‹イケメンいた? うん› 道枝君とか› ‹えっ、!? ‹マジ? うん› マジ› なにわ男子全員いる› ‹やばっ 道枝くんとは席となり› ‹えっ ‹それホント? ‹ウソだったらボコボコにするよ? ‹今日エイプリルフールじゃないよ? うんホント› てか誰にも言わないなら秘密教えてあげる› ‹言わないから教えて!! ‹絶対に 想乃、なんでかよくわかんないけど、 なにわ男子のシェアハウス?で › お世話係さんやることになっちゃった。 ‹えっ、 ‹ガチ? ‹やばっ ‹ほぼ同棲じゃん いや、それは違う› けど、一緒には住んでる› ‹え〜っ、ダルっ ____________________________ 想乃のお姉ちゃん、咲心(えみ)はちょっとギャルっぽい。 でもギャルじゃない。 だいぶ歳が離れてて今は大学3年。 想乃とは違って可愛いし、彼氏もいる。 きっとモテるんだろうな。 〜〜 さ、晩御飯でも作ろうかな。 『、、、空、か。』 冷蔵庫が空だから、まずは買い出しからか。 和「うわっ、」 『わっ、おかえりなさい?』 和「なんで疑問形やねん、」 『あっ、』 和「どっか行くん?」 『はい、ちょっと買い出ししようかなって』 和「え〜っ、俺も行ってええ?」 『はいっ、もちろん! でも、変装とかしなくていんですか?』 和「いつもしてないで!変装なんか、」 『えっ、そうなんですか!』 和「でも、今制服だからちょっと着替えてくる。」 『あっ、はい。』 〜〜 『でも、それ、結局変装じゃないですか?』 和「いやちゃうねん。ま、帽子はファッションで、マスクは 俺、花粉症やねん。だからしてる。」 『へ〜、』 和「どこに行くん?」 『そこのスーパーです。』 和「俺、あんまスーパー行かへんからな。 最近ずっとウーバーで、」 『最近、テレビで見ない日ないですもん!』 和「そうかな?」 『はい。今日の晩ごはんなにがいいですか?』 和「ん〜、タコパ!想乃ちゃんの歓迎会も含めて!」 〜〜 『ふぅ〜、たくさん買いましたね。』 和「うん。帰るか!」 『はいっ!』 なにも言わずに、当たり前かのように荷物を持ってくれた。 すごい重いのに。 優しい。 きっと愛理ちゃんはこーゆーとこに惹かれたんだろうな。