#1-2 異変 「よし,行くぞ!」 張り切り出発しようとしたら,ちょうど狩りから 帰って来たレモンストライプがちょうどウサギ1匹分までの距離まで詰め寄り言って来た。 「獲物がびっくりするほど居ないんだ!!!枯れ葉の季節でもないのに,こんなんじゃ飢え死にする!」 戦士のレモンストライプが狩りに出かけるぐらいだ,相当一族は飢えているんだろう。 ギンドゥーフォールは耳を忙しく動かし言った。 「確かに,獲物の倉庫を見ても痩せこけたネズミぐらいしかいなかったな…」 「…獲物が減って来たと同時に浮浪猫たちも見なくなりましたね……最近やたらと視線も感じますし……」 ファーポーが言った事の意味が何か深い物に関係している事をライジングポーは気づいていなかった。 さっと胸の毛を舐めるとギンドゥフォール,ファーポーと共に狩りに出かけに行った。 レモンストライプが言った通り,本当に獲物が居ない。 見つけたとしても,痩せ老いたウサギくらいだ, 狩りをしている中,べったりとしたキツネのフンのような嫌な視線を感じるのにライジングポーは無意識に毛を逆立てていた。
借りさせてもらった猫 @nanashinoA3 様 ライジングポー @manjuu-umai 様 ギンドゥーフォール @mizu_terinaru 様 ファーポー @-slushiipawz- 様 レモンストライプ