(最初から旗を押して下さい) 〔私…貴方様の御気に障る様な振る舞いを してしまいましたか…?〕 恐る恐るジェノが問いかける 『いや…お主は関係無い』 御怒様はジェノの言葉を否定する 『折角の客人に対する無礼者が現れたのでな…』 その言葉でenjや澄麗の身に何か起きている事を悟った 『儂はもう行く これ以上客人の邪魔をされたくない』 そう言うと御怒様はその場から姿を消した 〔...私も急ぎましょう〕 ジェノもその場から離れ enjの元へ急ぐのだった... enjは持っていた剣を投げ捨てた 理由は敵の能力で凍ってしまって 使えなくなってしまったからだ 《【雹礫(ひょうつぶて)】》 自身が生み出した雹を礫のように周囲に放って攻撃する enjは近くにある木の枝を拾うと刀の様に上に振り上げた 「【千本桜・蕾】」 まるで桜の蕾の様に自身を中心とした蕾を生み出し 身を守る技で花びらの生み出す方向は自在に決められる enjは攻めに移る事が出来なかった 何故なら後ろには澄麗がいるから 変に動いた影響で巻き込む訳にはいかない 「...クソッ」 いよいよ桜の花びらまで凍ってしまった 一か八か攻めに切り替えようとした瞬間 目の前に大きな雷が落ちてきた それと同時に辺りの空気が重くなるのを感じる 雷が落ちた跡には何か人影の様な物が見える その瞬間足元に落ちていた雹が再び動き出した 気付くのが遅く防御も間に合わない とっさにenjは澄麗を庇った ...しかしいつまで経っても痛みが来ない 〔【パラドクス・フィールド】〕 自身を中心に領域を展開する その領域内にある攻撃全てが"無かった事"となる 「ジェノ...!!」 〔間に合いましたね...〕 enjの前に現れた影はゆっくりと相手の方へと向いた 《『怒の感情神』ね...ここは退きましょう》 相手の姿が氷に包まれていく 『逃がさぬぞ』 御怒様は武器を構えると一気に近づく 『【神鳴(かみなり)】』 まるで雷の様に瞬時に移動し相手に攻撃をする その後雷を落とし追加でダメージを与える しかし一瞬遅く左肩に傷を与える程度にしか与えられず 相手の姿が氷と共に消えて行ってしまった… 『たわけ者が…』 御怒様は相当苛立っている様子だった 『あぁ…すまぬな 呼び出しておいてこんな目に合わせてしまって…』 「いや 気にしてないよ それより…」 enjは澄麗の方を見ながら 「気持ちは分かるんだけど… 怒るのを辞めてくれないかな?怖がってるから」 見ると澄麗はenjの後ろに隠れる様にして 小さく震えていた どうやら相当怖かったらしい 『それも重ねて詫びよう…じゃが儂はいつもこうでな』 〔『怒の感情神』ですしね…〕 「それで僕達をどうしてここまで?」 『あぁ…それがな…』 御怒様が話をしようとした瞬間… enj達の前に裂け目が現れた 『…これだ この裂け目が最近 儂等の元によく現れる様になった』 御怒様が話している間に裂け目から沢山の魔物が現れる 『ジェノ…と言ったか?』 〔はい そうです〕 『その子供を連れてここから離れろ 御主は人を守る技を持っておる』 〔…分かりました〕 『この近くに儂の知り合いが旅館をやっておる 元より御主等はここまで長旅で 疲れておるだろうからな 話は付けておる』 〔ありがとうございます〕 そう言うとジェノは澄麗を連れてここから離れて行った 「僕は残るよ 何か分かるかも知れないし」 『あぁ…頼んだぞ』 すると御怒様に1つの雷が落ちた その雷を全身に浴びると神としての気迫が一層強まる 『【怒号雷鳴】』
前回 ジェノの役目 https://scratch.mit.edu/projects/1037906843/ 次回 氷の女王と紅に染まる雪 https://scratch.mit.edu/projects/1047738000/ 指定されたタイミングでの 旗/停止を推奨する場合があります ⇩ネタバレ注意 お借りしたキャラクター 澄麗 @Kira_0409 enjと戦った謎の女 @????????