この時はまだ、あんなことになるなんて考えてもいなかった… 清仁は輸送機の轟音と強い日差しで目が覚めた。 輸送機は、ニジェールのNATOが使用していた空軍基地に着陸した。 着陸すると、胸に勲章をいくつも付けた将校がやってきた。この基地の責任者らしい。 将校「どうも。フィリップス大尉。」 そういい、握手を交わした。 将校「作戦開始は明日だ。ゆっくり休むといい。」 そうして、衛兵2人に兵舎まで案内された。 この、基地には今年の春までNATO軍が駐留していたはずだが… そう思い、廊下に出ると白人の男達が歩いていくのが見えた、話している言葉はロシア語に聞こえた。 清仁(ワグネルだ…!ロシア人がなぜ…) 近年、西アフリカではロシアの影響力が強まっており、ニジェールにもロシア軍部隊が入ったばかりだった。 清仁(しかし、今回の敵はデイライトだ…ロシア軍は関係 ない) 部屋に戻ると、他のメンバーは寝始めていた。 ジョン「どこに行ってたんだ。」 清仁「ここ、ロシア人がいるぞ」 ジョン「ああ、それが何か問題か?」 清仁「いや、なんでもないさ…」 みんなが寝静まると、清仁は部屋の中を物色し始めた。 壁の時計を外し、裏を見る。 清仁(やっぱりな…盗聴器と隠しカメラだ…) 隠しカメラの配線をナイフで切り、壁に戻す。 清仁(誰が仕掛けた…ニジェール軍か?ロシア人ども か?) と、直後に廊下を歩いてくる音が聞こえた。 清仁(まずい…!) 清仁はベッドに飛び乗り、寝たふりを始めた。 廊下を歩いてきた何者かは、部屋の前で立ち止まりドアを開け、部屋の電気を付け言った。 衛兵「将軍がお呼びです。」 アンリ「なんだ…?」 目を擦りながらメンバーが次々起き上がる。 服を着替えると、外の格納庫まで案内された。 将軍「こんな、朝っぱらからすまないな。 作戦を説明する。」 将軍「君たちには、我が軍の特殊部隊5名と共に、 ウランの採掘所を襲撃してもらう。 ボートで近くまで接近し湖から上陸し 管制所を制圧し、採掘機に爆薬を仕掛け 昨日停止にし、撤退してもらう。」 将軍「質問は?…では15分後に出発だ」 俺たちは装備を整え、2台のハンヴィーとジープに分かれて基地を出発した。 しかし、清仁はまだ不信感を捨てきれなかった… 続く
永野清仁の使用許可を下さった @Odyssey3264様に感謝します。 登場人物 ジョン・フィリップス 元SAS隊員 永野清仁 PEACE隊員 トーマス•キャッスル 元アメリカ陸軍第10山岳師団隊員 ユーリ•ノマロフ 元スペツナズ隊員 イヴァン•コールマン 元IRA構成員 ルイス•フレッチャー 民間軍事会社所属のpmc(傭兵) アンリ・コルベール 元コマンドーユベル隊員