注意:この作品を見る前に、このURLに飛んで、スカイのさらに過去を見てからご覧になるのをおすすめします。 https://scratch.mit.edu/projects/897945882/ ・主の文法のテスト最高点数が40点です期待するな ・誤字があるかもです 参考...@tyomuko22
========================================= 【my trajectory】 スカイ 編 「黒は青く」 ========================================= 世は腐っている。 自分の利益のためだったら人は何にでもなる。 金...地位...名誉...。それを得るためだったら、人間はどんな冷酷非道なことだってする。 そのせいで、私のお父さんもタヒんだ。 父さんだけじゃない。私だってそう。 私はクラスメイトから目を馬鹿にされ、過激ないじめを受け続けてきた。 正直私はメンタルそこまで強くなかったし、いつも泣かされてたからね。お父さんが慰めてくれてくれなければ、今頃私はこの世にいなかったかもしれない。 先生も見て見ぬふりでさ。私を助けようとする行動は、一度も起きなかった。 そもそもの話、私の目を笑うことにメリットなんて無かったと私は思う。 私だってみんなと同じ人間なんだから。多少目がおかしいくらい、受け入れてほしかった。 しかし、これも人間の心理なんですかね。 人間は大体みんな、他人を陥れるような話を共有し、自分の注目を上げる。 大体の人間は自分を目立たせようとしますからね。 案の定、私が小学校に入学して1日目には、私の目の噂は学校中に広まっていた。 そういう宿命だったのかもしれませんが、それでもひどい話ですよね。 他人を陥れ、自分たちはそれを玩具に注目を浴び、反省もしようとせず。 ...なんてむごい話だろう。 お父さんが56されて、慰めてくれる人はいなくなり、予想通り、お父さんが56されたことも注目のネタとして使われ、いじめはエスカレートした。 そしてついに耐えきれなくなり、学校を自主退学した挙句、またいじめられるんじゃないかと怖がって、入っていた施設も抜け出して。 「ほんっと...私って馬鹿だよな...。」 スカイは町を歩きながら、そう呟いた。 飛び出してきたとはいえ、スカイは行く当てなんて考えてなかった。 「あー...もうどうしよう...。」 頭を抱えてふらふらと歩いていた。 すると、 「ちょっと!そこの君!」 後ろから声が聞こえた。 ぎょっとして振り返ると、そこにいたのは警察官だった。 「君、何してるの?今学校の時間のはずだよね?名前は?学校名は?」 「あ...え...」 突然のことに戸惑っていたが、返事の言葉を返すよりも先に、スカイは足を動かしていた。 「お...おい!!」 後ろから追ってくる足音が聞こえるが、そんなの気にしてられない。 捕まれば、絶対に施設に戻される。 それが嫌で、ひたすら走り、逃げた。 そして走って3分くらい。警察の姿は見えなくなった。 「...ま...撒けましたか...?」 スカイは息を喘がせながら、しばらく路地裏にいることに決めた。 「(よく考えれば...。逃げたのはいいけど...私、どこにも行く当てないじゃないですか...。)」 食べるものもなく、家もない状態で、警察から逃げ回るなんて、どう考えても無理だった。 「(施設に...戻るしかないのか...?)」 スカイは悟り、絶望した。 その時、路地裏に足音が響いてきた。 「(ああ...もう警察が追ってきたのかな...。)」 スカイは足音の聞こえた方を向き、そう思っていた。 しかし、そこから出てきたのは、 「あ...やっと見つけた...。」 30代くらいのスーツ姿の男性だった。 「...誰?」 スカイはその男性と会った記憶は一度もない。 困惑していると、 「君...さっき警察に追われてた子だよね...?何かあったの?って...どうしたんだその目!!」 スカイは状況をなんとなく理解し、その男性に自分の状況をすべて話した。 「なるほど...君は施設から抜け出して、ここに来たんだね...。」 「...そういうことです。あとは警察に突き出すなり何なり、お好きにどうぞ。」 スカイは既に諦めていた。 しかし、男性は、 「いや、僕は君を警察に突き出したりはしないよ。」 と言ってきた。 「...は?」 スカイは驚いた。 きっと私を警察に突き出すために追ってきたんだろうと思っていたスカイは、思いもよらない発言に戸惑った。 「僕としては、君を助けたいんだ。」 「...助ける?私を?」 スカイは苦笑いしながら返す。 「そうだよ。君がいいと言うのなら、君の住む場所、食べ物とか、すべて用意しようと思うけど...。」 スカイはそれを聞いて一気に冷静になり、 「そ...そんな...!悪いですよ...!そんなの...!」 と否定した。 「いやいや...こう見えても僕はある有名企業の社長だからね。お金はかなり持っているんだよ。」 どうやらこの男性は社長だったようだ。 確かに有名企業ほどの社長であったら私1人を助けることぐらい造作もない。 「で...でも...。」 しかし、スカイはそれでも納得しきれてないようだ。 見ず知らずの人に生活を助けてもらうだなんて良心が痛む。 それに、知らない男性だったからこそ、スカイはかなり怪しんでいた。 「...だとしたら、君は施設に戻りたいのかい?」 男性が静寂を切り裂くように言った。 スカイははっとした。 「少なくとも、僕は君に意地悪なことはするつもりはないよ。それに何不自由なく暮らせるんだ。君はどっちがいいんだい?」 スカイの気持ちは揺らいだ。 正直施設には戻りたくなかった。 何があるかわからないからだ。 だが、男性もまた男性。 誰かわからない人に助けてもらうだなんて怖くて仕方がない。 でも...見たところ...私を陥れるような行動はしていない...。 助けてもらって...いいんですかね...? そしてスカイは考え抜いた末、 「...わかりました...。お願いします...。」 承諾した。 「そうか。それじゃあ一旦僕の家で話し合おうか。ついてきて。スカイさん。」 男は少し不気味な笑顔を浮かべながら言ってきた。 「は...はい...。」 スカイは言われるがまま、男性の背を追った。 そして途中で男は立ち止まり、 「あ、そういえば自己紹介してなかったね。僕の名前はバイオだよ。よろしく。」 と言ってきた。 スカイは慣れない様子で、 「あっ...私はスカイです...。よろしくお願いします...。」 とおどおどしながら言った。 「分かったよ。スカイさんだね。」 男は気持ち悪いくらいにこにこしていた。 スカイは不気味に思いながらも、男についていった。 ------------------------------------------------------------------------- 数時間たち、スカイは何やら豪華な豪邸についた。 「こ...これが...バイオさんの家ですか...?」 「そうだよ。何かと広い方が得だからね。」 「...そうなんですね...。」 そのままバイオは玄関の扉を開けた。 「ついてきて。」 「あっ...はい...」 スカイはバイオについていき、家に入った。 ------------------------------------------------------------------------- 家の中も外見と変わらず、とても豪華だった。 そして、リビングと思われる部屋のテーブルには、1人の中学生らしき人が座っていた。 「...父さん、その人は?」 「ああ、この人は色々事情があったみたいで...保護したんだ。」 「あ、こんにちは...スカイと言います...。よろしくお願いします...。」 「へぇ...なるほど。よろしくお願いします。僕はスカルです。バイオさんの息子。」 「あ...はい...スカルさんですね...。バイオさんにはお世話になります...。」 どうやらバイオさんの息子だったようだ。とても忠実そうな人だ。 だけど...何だか雰囲気が合わない。スカルさんはとても忠実そうで、真面目そうで...バイオさんは...何だかとても不気味で...何か隠してそうな...。 「(そういうものなんですかね...)」 「スカイさん、では生活についての話をしようか。」 「あっ、はい!」 -------------------------------------------------------------------------第二節に続く...