注意:この作品を見る前に、このURLに飛んで、第一節を見てからご覧になるのをおすすめします。 https://scratch.mit.edu/projects/1067996207/ ・主の文法のテスト最高点数が40点です期待するな ・誤字があるかもです 参考...@tyomuko22 ========================================= 【my trajectory】 スカイ 編 「黒は青く」 第二節 「青に生きる」 ========================================= 「僕は主に家で仕事をすることが多いから、仕事関係のものがたくさん置いてるんだ。それも危険な。だからあまり家に人が増えると困るんだ。だから、スカイさんには別の家を確保してあげるから、僕とは離れて暮らしてほしい。」 ...ああ。要するに... 「要するに、君は1人でも生活ができるか不安だ。料理とかはできるかい?洗濯は?」 「あ、その点は大丈夫です...。私、お父さんが生きていたころに、沢山家庭科についてを教わっていたので...。生活面においては安心してもらって大丈夫です...。」 私はお父さんが生きていた時、料理、家事など、1人で生きられるすべなどはかなり教えてもらっていた。 だからいざ1人になっても怖くなんてない。 「へぇ...最近の子は凄いなぁ...。スカルも見習いなよ?お前いつも料理の材料を暗黒物質にするんだから...」 「ちょっ...!!それ誰にも言わないでって言ったじゃないですか父さん...!!」 「あれ?そうだったっけ?」 「もー、父さん忘れっぽすぎるんですよ!!」 「...ふふっ。」 何だかんだ...仲良さそうですね...。 私もそこまで気張る必要はなさそうですね...。 「? どうしたんですかスカイさん?」 「あ、いやいや...スカルさんが1人になった時も生きていけるかと心配に...」 「ス...スカイさん!!君までそんなこと言うんですか!?」 「ふふっ...私料理得意なので、教えられるなら教えますよ?」 「ほ...本当ですかスカイさん!?ありがたいです!!」 「あ、タメ口で全然いいですよ。スカイで全然いいです。」 「あー...僕タメ口慣れてないんですよね...普段父さんにも敬語使っているので...」 「ふぅん?まぁ別にそれでもいいですけどね?その代わり私あなたのことスカル様って呼びますよ?社長の息子ですもんね?」 「い...いいよそんな恥ずかしい!!わかったよ頑張ってタメにするから!だからスカル様は...ちょっと...」 「ふふっ...じゃあスカルさんで我慢しときますよ?」 「もースカイも大概だよー...」 ああ...こんなに楽しいの久しぶりだろう。 スカルさんも優しいし、バイオさんもなんやかんやいい人そうだし。 私ここに来てよかったかも。 あれ?そういえば何か忘れているような... あっ。 「そ...そういえばスカルさん...」 「ん?どうしたんだ?」 「私...こんな目なのに...何で触れてこないんですか...?こんな気持ち悪い目なのに...。」 そういえばつい浮かれてて忘れていました。 何でスカルさんは私の目のことを何も言わないんでしょう...。 「え?あ...あぁ。深追いしたら嫌かと思ったから...父さんが言ってた事情ってのもどうせ学校でいじめられたんだと思ったし。」 「...え?」 理解できなかった。 みんな私のこの目を玩具にしていじめてきたのに...スカルさんは...触れるよりも...私の事情を把握してくれて... スカイは自然と涙がこぼれていた。 「ス...スカイ!?どうしたんだ!?どこか痛いのか!?」 スカルさんは現在の状況だけは全く把握できてないようだ。 「...ふふっ...!」 「ス...スカイ...?」 「い...いや...今まで私...散々この目のせいでいじめられてきたから...こんな反応されたのが嬉しくて...つい...ありがとうございます...」 「い...いや...当たり前だろそんなこと...」 「ははっ、そう思えるだけでもすごいことさ。」 そこにバイオが口を挟んだ。 「まぁ当たり前っちゃ当たり前か。スカルは昔から常識をしっかり身につけさせてきたからな。勉学もスポーツも。言わなくても楽しんでやるからな。自慢の息子だよ。料理はちょっとアレだけど」 「...父さん絶対僕の料理の腕いじってるよね...?」 少し照れくさそうに言った。 「まぁ...そうかもですね。」 スカイは微笑した。 久しぶりに明るくなれた。 半年ぶりだろうか。 スカイは目をいじられなかったことがとても嬉しかった。 久しぶりの幸せだった。 ------------------------------------------------------------------------- そして翌日、私は用意してもらった家に住むことになりました。 あの後バイオさんが私の家を死に物狂いで探してくれたそうです。 帰ってきたらそのまま眠っていました。 ...本当にありがたい話です。 私なんかのために...これほど頑張ってくれて... そして、家には家電、生活用品などはすべてと言っていいほど揃っていた。 これも全てバイオさんが確保してくれたんです。 何か必要なものがあれば伝えてとも言ってくれました。 その時は、私はとても幸せでした。 たまにスカルさんが遊びにきてくれたのはとても嬉しかったです。 その時は、スカルさんに料理を教えたりしていました。 まぁ想像より酷くて、ロールキャベツを作るときなんかも、まずキャベツを焼き始めてましたからね。 慌てましたよ。 でもそれが楽しかったです。 自分の”個性”をこれほど発揮できる場はあまりなかったので。 とても幸せでした。 しかし、すぐに地獄は始まろうとしていました。 ある日バイオさんが、「流石に勉強しないと周りに追いつけなくなるぞ」と言ってきました。 学校に行かないと、と。 私はその夜うなされていました。 なんてったって学校はトラウマですから。 嫌だ...と言ったところでもうその頃には決定事項でしたから...しょうがないっちゃしょうがないんですかね... こんなんじゃだめだとは私もわかります。 でも...どうしてもだめなんです。 私は変われそうにない。 一生いじめられる気がする。 そんな気がしてたまらない。 しかし、そんなの憶測にすぎない。 実際のことなんて全く想像できない。 憶測で物事を確定するな。スカイ。 スカルさんも私を受け入れてくれたんだ...!! 私は...絶対に変わるんだ...!! ------------------------------------------------------------------------- メモとクレジットに続く...
使い方の続きです。 ------------------------------------------------------------------------- そしてついに地獄の日がやってきた。 バイオさんには一応紙袋をかぶっておけと言われました。 学校側にも説明はつけているそう。 少しありがたかった。 私が良く学校は、あずみ町にある中学校、「星空学園」。 ここは、問題のある生徒が入る学校だそうで、ここでは生徒の社会矯正をされているそうです。 しかし、ここではお金があるから来るという人もいるそう。 私は久しぶりの学校に期待と不安が混ざった複雑な状態で登校した。 そして、ついにその時がやってきました。 私は今教室の前の廊下で立っています。 そして教室にはたくさんの生徒がいます。 登校中に少しだけ見ましたけど、かなり問題のありそうな生徒が多数いました。 どう思われるかはわからない。 だけど、もう後戻りはできない。 平常心だ。スカイ。 絶対に変わるんだ...!! そしてスカイは中から呼ばれ、教室に入った。 クラスは予想通りざわついていた。 なんせ紙袋被ったやばい奴が入ってきたわけですから。 「...こんにちは。私はスカイです。皆さん、よろしくお願いします。」 しかしクラスメイトは私に軽蔑の目を向けてくる。 目線が痛い。 しかし、私は我慢して、その時は乗り越えた。 そして、1時間目が終わったがいいものの、クラスメイトが私に話しかけてくるわけもなく、皆私を怖がっていた。 まぁそりゃそうだよね。 学校側には説明はつけていたので触れられなかったのは唯一の救いだった。 誰かに話しかけられるまで待っているのも馬鹿というものなので、次の授業の準備を進めていた。 その時、 「スカイさん...?」 隣から声がした。 驚いて見てみると、そこにはクラスメイトが立っていた。 確か...緑野さんって人だ。 確かこの人生徒会長だっけ... スカイは急に話しかけられドキドキしていた。 そして、緑野は、 「あの...どうして紙袋なんてかぶってるの...?」 と、まぁ当たり前の質問をしてきた。 「...それはちょっと言えない...。」 とだけ言って回避した。 「あ...そうだよね。見られたくないんだよね。ごめんね。変なこと言っちゃって。」 緑野は謝り、どこかに行こうとした。 スカイは深く追及されず、安心した。 その時。 急に後ろから紙袋をつかまれた。 そして、紙袋をはがされた。 私は突然のことだったが、とっさに顔を机に伏せ隠した。 そして後ろからは、 「なんだよ...隠すなよ!変な紙袋つけてさ!どういうつもりなんだよ!」 「おいおい一応女だぞ...?」 「バレたらやべーってw」 男子数名の声が聞こえた。 そうか。私の顔を見ようとはがしてきたのか。 しかしまずい...このままじゃ顔を見られる... スカイは机に顔を伏せたままだ。 そして男子生徒は、 「一体どういう阿保面してんだろうなぁ!!」 と言いながら私の顔を見ようと引っ張ってくる。 「...やめ...!!」 私は必死に机にしがみつき、抵抗する。 「やめ...だってよw」 「おもしれーw」 笑われている。 私はショックを受けながらもなんとか顔を見せないように机に顔を伏せる。 「や...山本...!ダメだそんなことしたら...!」 緑野さんの声だ。 今のところこの状況を止めてくれている。 しかし、私の顔を見られたらきっと一緒になって軽蔑するんだろう。 「山本...流石にやべぇってw 生徒会長に止められてるぞw」 「大丈夫だよ...こいつも一応問題起こしてここに来てるんだから俺と同類だっての...。」 どうやら静止は響かなかったようだ。 抵抗し始めて30秒はたち、流石に疲れてきた。 流石に...まず...!! そして、私はついに限界がきて、机から引きはがされてしまった。 「おっ!引きはがせた引きはがせた!」 「さー、どんな阿保面が拝めるか...」 その時、クラスに静寂が走った。 「...え?」 そこには黒く染まった目。 「あ...これは...ちが...」 私は必死に弁明しようとした。 しかしそんなの無意味。 一気にクラス中から悪口を言われた。 「え...なにあいつ...きっも...」 「目黒!!化け物じゃん!!」 「え...あんな化け物がこのクラスに来るの...?」 「やっばー!!wwどんな阿保面かと思ったら、予想の100倍きもかったなww緑野もそう思うだろ?ww」 「.....。」 想像通りになった。 結局人間は全員こうなんだな。 きっと...お父さんも... 「...こんなの...ひど...!!」 私は泣きながらクラスから逃げ出そうとした。 その時。 クラス内に重い打撃音が響いた。 何かと振り向くと... 緑野さんが、山本さんを殴っていた。 クラス中に衝撃が走った。 「み...緑野...?」 「ふざけるなよ...」 「は...は?」 「なんで何もしてないスカイさんがお前らなんかにケチ付けられなきゃいけないんだ!!目が怖いからいじめる!?笑わせるなよ!!それはスカイさんの"個性"だろ!!個性は武器なんだ!!お前らだって絶対にあるはずだぞ!!それを笑われて楽しいか!?嬉しいか!?そんなわけが無いだろうが!!!」 スカイは突然のことに驚いていた。 「お...俺は...冗談のつもりで...」 「冗談!?冗談で命落とす奴だっているんだぞ!!お前とスカイさんとの物の受け取り方は違うんだよ!!全てがお前の都合よく行くと思うなよ!!」 何も言えなかった。 状況が理解できなく、私はずっと教室のドアの前で立っていた。 後から緑野さんに聞いたところ、緑野さんも昔いじめられていたらしい。 だから、緑野さんもいじめの辛さを分かっていた。 だから怒ったのだ。 緑野さんはこんな不気味な私でも必死で助けてくれた。 最近は、こんないい中学生もいるんですね...。 「緑野。やめるんだ。」 その時、緑野への静止の声が上がった。 誰だと皆が声の方に向く。 そこにいたのは、クラスメイトのレオだった。 「なんだよレオ...こいつはいじめの主犯で...」 「そうじゃない。確かにいじめたそいつも悪いが、このことが起きたのはスカイさんにも責任がある。」 皆がざわつく。 スカイは驚いた。 「...レオ、それはどういうことだ?」 「人間はな、ハロー効果って言って、外見の特徴にその他の特徴が引きずられる傾向があるんだ。つまりスカイさんが紙袋かぶってて暗いイメージがあるからことさら嫌われるんだ。」 レオの言っていることがかなり納得できてしまい、スカイは少し複雑な気持ちになった。 「...つまり...?」 「ほら、スカイさん、笑顔だ笑顔!笑顔を作って明るくなるんだ!そしたら目の1つや2つでスカイさんのイメージは怖くならないぞ!」 「え...えぇ!?」 「ほら!早く!!」 「.....。」 恥ずかしい... そんなの恥ずかしいよ... 今すぐ逃げたい... こんなことしなきゃいけないくらいなら... でも... 「...こ、こう...かな...?」 これでこの先幸せに生きれるのだとしたら... スカイの笑顔に皆が驚いた。 それは普通の人間の笑顔そのものであったからだ。 「ス...スカイちゃん...凄い可愛いよ...見直したよ...」 「えっ...え?」 スカイは照れて顔が元に戻ってしまった。 「こうしてみると、意外と普通の人と一緒だね...」 「そうだね...」 周りからはスカイの変貌ぶりに驚いている人と、少し罪悪感に抱かれる人が多数出てきた。 「ス...スカイちゃん...さっきはごめん...変なこといっちゃって...」 「え...あ、別に全然大丈夫だよ...」 「(スカイちゃん、意外とタイプかも...)」 「(バカw)」 「あ...え...」 周りはスカイに釘付けになった。 皆がスカイの本質に気づいたからだ。 「...ほら、緑野。俺の言う通りだっただろ。」 「うーん...心理学だなんてあんまり知らないからなぁ...負けたよ..」 「いや、でもかっこよかったぞ?個性は武器だってn 「レオ。それ以上しゃべったらハチの巣にするぞ。」 「ごめんって」 スカイは皆に囲まれて恥ずかしい気持ちもありながら、今までにないくらい嬉しかった。 初めて自分の顔が可愛いだなんていわれてスカイの顔は真っ赤になってた。 そしてスカイはすぐにレオと緑野へ駆け寄り、 「本当に...ありがとうございます...!!」 泣きながら礼を言った。 「そ...そんな...泣かないでよ...!」 「そうだよー。せっかくの可愛いお顔が台無しですよー?」 「う...うるさいな!!可愛くないもん...!」 クラス中が笑いの渦に包まれた。 ああ... 人と話すってこんなに幸せだったのか... 生きている間に知れてよかった...。 この幸せに、気づけて良かった...!! スカイの顔からは大粒の涙がこぼれていた。 ------------------------------------------------------------------------- その日から私は、クラスでも浮かなくなりました。 皆から話しかけられると、別の意味では浮いていましたけど、前の意味で浮くよりは1000倍マシですよ。 この学校に来させてくれたバイオさんと私の個性を認めてくれたスカルさん、私を必死で守ってくれた緑野さんとレオさんには感謝しかないです。 これからも、みんなを大切にして生きたいと思います。 -------------------------------------------------------------------------スカイ 編 「黒は青く」 完