〜あらすじ〜 教科書やニュースなどではこう書かれていた。『西暦2480年、政府は未開の地、エニグマ島を見つけた。世界的に大きなニュースとなり、政府たちは接触をしようとした。しかし反抗されるどころかその島に行った6人の若者が帰ってくることはなかった...それが戦争の発端だった』と。/西暦2500年 〜本編〜 「次のニュースです。昨夜、首都のキャピタルズで爆撃事件がおきました。これは未開の地、エニグマ島の住人からと思われるものでこれに対して政府は「エニグマ島からの攻撃をやめさせるために一刻も早く勝ちを収めたい。被害者の方にはご冥福をお祈りします」と遺憾の意を示しました。死者は現在1524人と...」 黄土色のマフラーをつけた15歳の黄色い猫・金沢守(かなざわまもる)は思わずため息をついてしまった。 「また攻撃の勢いが増してきたなぁ...負けそうでもないけど勝てる気もしない。」 金沢は階級Cの戦士である。戦士はエニグマ島を倒すために攻撃をしたりサポートをするいわゆる自衛隊的なものだ。階級はS~FまでありE~Fは入って2年以内の新人が多い。C~Dはちょうど中堅クラス、A~Bはエリート、もしくはベテラン、Sは上位5%クラスだと言われている...が。 「プルルルルプルルルル」 電話の音が鳴った。 「なんですか?」 「今日エニグマ島と我らの地の間の島、ファイト島で戦闘が起こる。」 「了解。今すぐ向かいます。」 そう言うと、すぐ電話が切れた。 コーヒーだけ飲んですぐ向かうか、そう思った。 -------------------- あれから少し経った後、ファイト島では青と紫の猫、神風 疾世(かみかぜ はやせ)と銀色の猫が話していた。 「お前は誰だ?」 神風はそう言った。 「名乗るほどの者でもないよ、君のやってることって何が目的なんだい。」 「さあね。」 そう笑っていた神風であったが心の中では (とても強いオーラを感じる...) そう思っていた。 ちなみに神風は14歳の御曹司であり、階級Aの戦士である。 「さーて戦います?英雄気取りの戦士さん?」 銀色の猫は笑いながらそう言った。 「・・・」 無言になりながら神風は一気に銀色の猫を攻撃しにいった。 神風はとても動きが早く、ヒット&アウェイ型の戦士である。とりあえず一撃を与えたら有利になってそのまま勝てるだろう。そう思った。 ...だが 「弱w」 なんと銀色の猫は棒立ちでわざと攻撃を受けたのである。そして神風を蹴った。 「お前...」 「君は確かに早いよ。それは思う。でもねえ、それにしても攻撃が弱すぎるよ。なんかそれは分かるよ。」 「...」 このままじゃ勝てない、なら 「破壊旋風(はかいせんぷう)」 この技を出すしかない! 「おっとお?まだ技があったんだ。」 「うおおお!」 紫色の閃光を出しながら激しく動き攻撃していった。 爆発の音が鳴り、砂が舞い上がった。 「はあ...はあ...」 「お疲れ様。流石にあの技は強かったなあ...これが必殺技級じゃなかったらなあ。」 「うはぁっ」 神風は殴られてしまった。 「なんか期待の新人だとか噂で聞いてたけど、才能はあるけどそこまでじゃないよ。芽は早く潰しとかなくちゃ。」 「君も潰しとかなくちゃね。」 黄土色のマフラーを着た黄色の猫はそう言った。 「...誰だい?君は」 「金沢守。C級の大したことない戦士だよ。」 「嘘つけ。あいつがA級でお前がC級なわけがない。」 「君と会ったことないのによく喋るねえ。そもそも戦ったことないのに強いとかどうとか分かるわけないでしょ。」 「『あいつの』弟子だろ?すげえ噂になってるんだよ君のことは。」 「そうですか。あともう喋らなくていいでしょ。闘おうよ。早く。」 「…」 黙りながらエニグマ島の住民が支配しているところに銀色の猫は逃げ出した。 「神風くん大丈夫かい?」 「追いかけなくていいんですか?」 「追いかけるってお前wどう考えても危ないだろ。あっちは敵が支配しているところなんだよ?あいつに勝てるとしてそこに敵がたくさんいたら不利だろ?命最優先さ最優先。」 そう言いながら笑っている。しかしいきなり真顔になってこう言った。 「あと噂とかで君のこと色々聞いたんだけどさあ。調子に乗っているよね?」 「そんなことないですよ。調子に乗ってるって階級が明らかにおかしいところですか?それはあなたがその位にいるのがおかしいだけであって別に私が調子に乗ってるわけじゃなく…」 「違うよ。君主人公ぶってるよね?」 「⁉︎」 「なんか明らかに自分より強い相手に挑むところとかさあ。なんか態度?っていうかさあ。調子に乗るな。はっきり言って。んで今回のようにサポートしてもらって。どんだけ迷惑かけてるのか分かんないの。自分の行動を振り返って見てよ。今回だけでいいからさ。」 「...」 「まあいいよもう。ごめんね説教になっちゃって。これからもよろしくね。」 そう言って去っていった。 神風は自分と彼では明らかな『壁』があるように感じた。
旗押したらサムネがちゃんと見えます。 めっちゃ上手くいった気はしませんがとりあえず読んで感想だけ残してください。やっぱ最初は成長するのがいいと思うんで。ハートと星はしなくてもいいです。 前回 なし 次回