戦闘シーンで技一つだけだけです。中二病だよ! ------------------- 神々の神殿、オリエントにおいて______ 界滅の魔王、ノアは主神デバイルに向かい、手をかざした。 「見せてやろう、真の魔法を___」 激しい魔力が渦巻き、立体多重魔法陣が形成される。 この魔法は星属性、重力系統、最上位魔法。 重力系統は飛行などに使えるも、戦闘にはあまり向いていない。しかし、この魔法は将来化けると考え、数多の研究者たちが研究してきた。 そして開発されたのは、《天衝撃》。蒼穹から巨大な隕石が落下してくるこの魔法はかなりのハイリスクと威力を伴う強力な魔法だが、これには上がある.... 「《深淵》」 ノアが呟く。 この魔法は、界滅の魔王、ノアによって創られた最強最悪の魔法の一つ。 対象の一点に擬似的なブラックホールを五秒間生成させ、指定範囲に存在する万物、生命、空間を吸い込む。 その重力からは、誰も逃れられない。 暗黒の渦が空間を巻き込む___ ------ 多重立体魔法陣が膨大な魔力を発した。刹那、魔力の暴風が指定範囲を吹き荒れる。その純粋なる力の暴力は凄まじい重力に統率され、一点に集中していく。そこには、暗黒を切り取ったかの如く闇の穴があった。 その渦に大地、天空、空間、そして主神デバイルが巻き込まれていく。 「馬鹿な......」 デバイルが巻き込まれながら呟く。神、それも主神をこれほどの力でねじ伏せられるなど、これまでに一度も考えたことすらなかった。神の力がぐしゃりと捻じ曲げられる。 どうやっても逃げられない力。それを見るデバイルの神眼には畏怖と恐怖の感情が浮かんでいた。 しかし、原型を保っている。 神聖なる主神の力を全て魂と肉体へと集中させ、絶対的な《深淵》の力を防いでいる。このままでは、デバイルは五秒を耐えきってしまうだろう。 しかし、ノアは何もしない。 「なぜ___」 魔力の奔流の中、デバイルが問いかけた。 「なぜ、とどめを刺さない」 その声は疑問に満ちていた。 「このままでは私はこの魔法を耐え抜き、貴様を滅ぼすだろう。なぜ故にとどめを刺さない?」 「いいや」 ノアが答えた。 「我はとどめを刺さないわけではない。待っているのだ」 「どういうことだ?」 「冥土の土産に教えてやってもいいのだが、残念ながら、定刻だ」 ノアは指を弾いた。 刹那、永遠にも感じられるが、短い時間。五秒が経過した。 ブラックホールは消滅するが、《深淵》にはその先がある。 五秒後、ブラックホールは崩壊し、先程の指定範囲を遥かに超えた範囲を凄まじい暴風が襲う。 天に轟音が響き渡りて震撼し、地は地獄への入口が開いたかのように巨大な淵が姿を表す。 その姿、まさに深淵。 終焉が空間に亀裂を入れ、割る。 空間が真の虚無と化す。 これが、魔王。 これが、界滅の魔王による真の魔法なのだ。 異界が常闇の渦の崩壊による、凄まじい暴力の塊に巻き込まれ、主神だけではなく、その世界もろとも冷たい破滅に包まれた___
フル自作 あ、でも魔王学院の不適合者とか参考にしてまぅす。 ちなみに画像はAIね〜 ちなみにこれは長い小説にして『なろう』に上げたいなとか思ってる