神は神を食らい、神は神に喰われる。 神は神を利用し、神は神に利用される。 神が神を信じ、その神は正も嘘も言う。 神は神をいじめ、神は神をいじめる。 神は神で学び、神は神から学ぶ。 神は己を忘れ、無き神を信じる。 信じられない神もいる。 曖昧に信じられている神もいる。 無意識に信じられている神もいる。 普段は神に信じられている事実に目を背け、 またいつかその神でさえも神を信じる。 全知全能の神は子を生む。 子どもは全知全能の神に教わる。 また生む。今度は全知を抱えずに。 そしていつしかその脳を忘れ去り、学ぶことを選ぶ。 学べない神もいる。遺伝子に抗わない神もいる。 神は神の力を手に入れる。その時の神は死んでいるかもしれない。 その力はすべてを受け継がれず、それでいて何かを手に入れる。 神は周りの特別を実感しない。神は上に特別がいると信じて。神の上の神がいると信じて。 みんな同じ神だった。そこにある立場を除いて。 普通に囲まれすぎて、上があると信じてしまった。 神は神に助けられ、また神は神に欺かれる。 どうせこの世は夢であってほしい。 夢でなければ、己が見えてくる。 ああ、どうか私よ。目を覚ませ。もしくは先祖に頼みなさい。 神の普通に囲まれている世界で、無き神を信じる世界を夢にしてください。 そしていつしかの求めた神に最も近しい存在を、子孫の残せない、孤独な身にしてくださいませ。 さすれば、考えることのできる神はみな、無き者の存在を崇めなくなるでしょう。 私は入信なんてしていない。 ただ、この世になる宗教から考えただけ。 これは私の、私だけの考えであり、神が神を認め、己を認めるための文章に間違いないのです。 神に言っています。でもそれは一般的な神ではなく、己を忘れた神に対しての文です。 ああ、どうかこの文章を読まれたのならば、己に問い、己の答えを教えてください。 そのことならば何でも聞く不平等な神此処にありけり。 神頼みの神は、ここにいます。 まあ、ここではただの普通にいる「落ちこぼれ」でしかないのですけどね。
悟りみたいなもんです