眠るのが好きだ。 何も考えずに眠ることが好きだ。 でも眠ると夢を見る、昔のトラウマの悪夢を見る。 ・・・・・・・・・ 俺はアブノーマリティが体に入られたことがある。 気持ち悪く自分の意思とは違う行動をとることも何度もあった。 それにより何人もの死者が出て再挑戦が何度もされた その中で俺もアブノーマリティに浸食されていった 始めは拒んでいったカニバリズムもいつしか空腹に耐えきれずに何度かした。 そしてその中には俺の昔からの親友も含まれていた。 「うまい」「まずい」「また食べたい」「吐き出したい」そんなごちゃごちゃな感情の中でも『親友を食べた』ということだけははっきりとしていた。 そしてそれはトラウマとして俺に残り続けた。 再挑戦は…されなかった ・・・・・・・・・・・・・・・・ それからしばらくして俺はアブノーマリティを体内から追い出すことができた。 それでも記憶が消えるわけじゃない。 俺にはトラウマが残り続け、トラウマは根となって俺に絡みついてきた。 その根が俺の体を、心を永遠に締め続けた。 そして俺はその根に引きずられて、出ることのできない牢獄に入れられた。 そんなことを忘れたくて、トラウマを忘れたくて俺は今日も眠りにつく