♬:夜のさんぽみち 桜餅ルナ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー きっとこの旅の終着点はあの子と向かい会えるまで どこまでも続いていくんだろう 「ん~はあぁ....」 私は背伸びをする ずっと座り続けだったので背中が少し痛い 背伸びをし息を吐くと白い煙が出てくる 「冬だねぇ...」 私はそう呟く ふと周りの景色を見る あたり一面の雪だ、この駅の名前【白銀駅】にふさわしい景色だ。 「どうよお嬢さん、旅の道のりは」 お兄さんが話しかけてくる 「まだまだ時間がかかりそうです」 私は少し笑って答えた。 「焦らず行こう。旅は長いけど、その分だけ思い出も増えるさ」 お兄さんはそう言って、ポケットから小さなホットココアを取り出した。 「寒いだろう、飲んで温まれ」 受け取ったカップからは湯気が立ちのぼり、冷えた手がじんわり温まる。 「ありがとう…」 私は目を細めて、雪の舞う駅のホームを見つめた。 ずっとずっと向こうには、あの子が待っている。 どんな顔をしているだろう。 どんな言葉を交わせるのだろう。 旅の終わりに、ちゃんとごめんって言えることを信じて 私の旅は、ゆっくり進みだした。