⚠︎あてんしょん⚠︎ rfmoのbl、nmmn、fwhr ↑意味が分からない&地雷さん純粋さんブラウザバック fw 鬼 hr 研究者 古くからの伝承。 桜の舞う夜には鬼が来る。 そう言って大人達は子供達が夜出歩かないように 子供に言い聞かせた。 と言っても、ただの作り話ではなく。 その伝承は、確かに古い記憶に残っているのだ。 頭の片隅に浮かぶ、舞い散る桜。 ぼんやりと、光景を思い出す。 涙を溢す鬼の姿が。 アニキに似た、少年が。 泣いている。 『嫌や…晴…晴っ…!』 その声が頭に響く度、酷い眩暈が僕を襲う。 _____________________________________________ 『はる?どうしたん?』 「アニキ…って、僕の事…どう思ってますか?」 『………はるは俺のコブンや。な?』 違和感。 『……はる、、思い出さなくてええんよ。』 「でも……必死なんです…その鬼の少年が…」 『思い出さんといて……な?』 「分かりました……」 誰なんだろう。あの子は。 _____________________________________________ …はる。思い出さんといて。 俺は、はるのアニキで居たいんや。 もう、思い出して欲しくないんよ。 俺のせいで、村の人達に殺された事を。 それが、鬼である俺を匿った為であるという事を。 晴を、鬼として復活させた時に、 ちょっとした呪いをかけた。 晴としての記憶を封じ込める、記憶封じの呪いを。 思い出して欲しくなかったから。 はるは、もう、晴じゃない。 俺のコブンの、はるだ。 もう、俺を不破さんとは呼んでくれない。 鬼のアニキとしてしか、俺を認識出来ない。 …自分でそう望んだのに、最低だな、俺。 『…あの日、晴を襲っていれば変わったのか?』 理性なんかと戦わず、晴を噛み殺していれば。 晴の、優しさに触れなければ。 「アニキ?どうしたんすか?」 『…最近仲間の鬼が狩られてるから、気をつけろよ』 「分かりました…?」 その鬼狩りの祓魔師は、はるの友人であるという事を まだ、俺は知らなかった。