- 第二話 / パンツァー・フォー - -[1944年9月26-27日 / 第三戦車大隊作戦司令部 / 外-中] - 「ローラント / 今は夜か…赤軍の銃撃も増しているな。」作戦前夜という事もあり、かなり緊張している。「ローラント / シュタイゲン作戦…」ふと、その言葉を呟く。我々は作戦の要となる、''戦車大隊''だ。無理もない。暫くすると銃撃戦の音も無くなり、静まり返る。兵士といえど、体力には限界があるのだ。兵士の言葉も聞こえてくる。「ドイツ兵A / 明日に作戦開始か…戦車大隊が今作戦の重要って聞いたけど…本当に成功するのかな」兵士の1人が不安を露わにする。「ドイツ兵B / 成功するさ、あの総統閣下が仰った。スターリングラードの戦いもそうだった。閣下が命令をし、それを我らが行う。この戦いもそうなるぜ、きっと」まるで自己暗示をかける様に、隣にいた兵士も言う。そして、それに呼応するかの様に私も、自己暗示するかの様に「ローラント / 絶対に成功する。我が総統万歳!ドイツ万歳!祖国万歳、(Heil mein Führer! Heil Deutschland! Heil das Mutterland!)」良い溢れた、万歳フレーズを右手を上げながら敬礼し、何回も言う。''失敗する訳ない''。ローラントは作戦司令部に戻った。そして、ドアを開けた瞬間に兵士が放った。「兵士C / 現時刻は9月27日0時00分。準備は整いました。北方軍総司令部からは「直ちに作戦を実行せよ(Handeln Sie sofort)」と送られています。ローラント司令長官、命令を」「ローラント / ついにこの時が来てしまった。」小声を漏らす。ローラントは、鷲(Reichsadler)が高らかに縫われた軍帽を直し、兵士に告げる。「ローラント.Panzer vor(戦車前進)」兵士は小さく頷き、規則正しく並べられたパンターに乗車して行く。 = = = - 注意 - 以下、当小説で書かれている、国家名、軍隊名、個人名等は実在する物も多々転々とありますが、それらを賛美、批判する様な意図で当小説は書かれておりません。 = = = あとがき☆ わわっ、このコーナーが続いてる…まぁ、2回目のあとがきです。今回は前と比べて1.5倍ぐらい文章量増えちゃいしたね、楽しくて((。って言うことを初め、一話を見てくださり、大変ありがとうございます。これからも続けて書いてくので暖かく見守ってやってくださいっ!