ストーリー: これは国家解体戦争の直前の話。 現在、世界情勢は苦しく、厳しい方向へと向かっていった。さらに、ロシアは、核兵器の増産、社会主義への復帰を果たすということも目標に政治を進めている。その結果、他の国も、来る核戦争に向けて動き出し、国民よりも次の戦争、自国の歳入を重視した増税を行った。 それにより、経済は混乱に陥り、世界人口の半数は、仕事をしているのに貧しい、常に赤字で、政治家だけが儲かるという世界になりつつあった。 そこで、ロシアの重工業、アトラス・ソリューションズらは、他の国に展開している約二十三の大企業を巻き込んだ機構、企業共同開発機構を創立。国家に対して、動き出そうとしていた。 しかし、国家側も、度重なる強制労働や、ストライキ、表現などに関する多数の制限を設けた。そして、団結してストライキをするのでは意味がないとわかった企業共同開発機構は、武力行使を水面下で決意。まずは、ロシアの大統領、セルゲイ・ポツリコフの暗殺をすることとなった。 そして、この物語は、そのセルゲイ・ポツリコフを暗殺するところを描写したものである。 主人公となる、サイレン・T・エースは、巷では、”闇の狙撃手”と言われており、風を読み、未来を見る力は、他の狙撃手と一線を期しており、まるで未来を知っていることから、彼はこうも呼ばれた。 時の神、”クロノス”と。 そんな彼と、全国各地から集まった暗殺者による特殊作戦は、果たして成功するのだろうか。この暗殺は、間違いなく、世界に大きなムーブメントを及ぼすであろう。 さあ、共に行くとしよう。世界の終わりと始まりへ。
ちなみに、この後のあらすじ: 彼らによる事件で、世界は大きく動き出し、今まで散々苦しめてきた国家を解体することに決めた。それに対し、国家側も、特定国営企業を設け、互いに内乱がはじまった。これを国家解体戦争と呼ぶ。 百年にも及んだが、そのうちの七十年は熾烈な水面下での言葉による戦争だった。そして、イタリアの企業、インディバル・パーシュート社は、アトラス社と合併し、新兵器アームドスーツを用いた軍事作戦を展開。そして国家の代表を暗殺後、初代インディバル・パーシュート社社長、篠崎誠(珍しい日系社長)によりイタリアは統治され、国の団結力は増していった。 最終的には、多くの企業が、連合となり、企業共同開発機構を母体とした戦いが幕を開けた。 そして、すさまじい戦いがアームドスーツと、自立型戦闘兵器、アーティフィシャル・アームドによる戦闘が激化していった。 二十年が経過したころ、最後に残された国家、アメリカは、大規模な防衛作戦を残った国家の人々とともに展開した。総勢二十億人にもなる人間が動き、この最終戦は行われた。戦いは十年続き、最終的には、国家の作った要塞が企業共同開発機構の精鋭部隊によって陥落させられたことで集結した。 このことから、AIの危険性に気づいた人類は、以後、AIの開発を禁止した。それから平和が七十年間続いた。 しかし、水面下で繰り広げられていたパーシヴァル社、サイクロン社、インディバル・パーシュート社の小規模領土拡大戦争が激化し、三大勢力衝突が発生…そこからまた長い戦争が送られるのであった… →詳しくは「小説インディバル・デイ」にて その後、人類の九割を滅ぼす“厄災”の発生で決着がつき、インディバル・パーシュート社は自主解体後、民主化の進んだアトラス社へ権限を移行。そしてまた、不穏な空気がこの戦争だらけの惑星で流れつつあった… →続きは「小説インディバル・デイ・ネオビジョン」にて