まぁ、彼を待ち受けておこう。 ということで、長い帰路を辿る。着いたごろにはもう遅い時間だ。まずあそこまで来させたから謝れというのにあいつは.. 結局叱られた。言い訳したいところだけど当然そうではない。とりあえず長い午後の今日が終わった。 ...あれからもう3ヶ月は経つ。新年を迎え、人の士気が盛り上がる今週の最後、保守点検の為あの塔の所在向かう。 そもそも塔の保守点検は月に一度どと頻繁だ。よく塔の中に不審物が置かれてる場合がある。 というのも放送を受けた人はこの塔を可視化するよとができず、触れることさえできない。だとすると受信を免れる人が来ていることになる。 俺はそんな輩どもを探しては狩ることがいつもの事だが、今日は何が届けられてるのかなぁ.. ということで施設の中に入った。機械の音が聞こえ、スイッチなどが光ってるだけで、照明は無く前もって持参した懐中電灯であたりを照らす。幾回か入り口近くの部屋を回ったが異常はなかった。 やっぱこの施設は広いもんよ。この山全体に根っこが締め付けられてるようにこの塔の施設は地下に続いてる。俺もこう言ってまだ知らない場所が多い。一番遠くとも発電室ぐらいだ。 そういえば発電室は一年の間点検していなかったな。 いつもは入り口近くの部屋を回ってるが、あそこも診ておきたい、いい加減行った。 ということで発電機を自動制御する管理室に入った。何よりここは珍しく照明がある。それをつけると高さ2mあるコンピューターとおそらくモニターであるブラウン管がずっしり置かれてるのがわかる。壁にはラテン文字の言語で書かれた点検方法が張られてるが、俺は専門家ではないのでコンピューターどもを診ることはできない。ていうか必要ない。 そもそも俺は不審物を探すために来た。コンピューターの点検は本部の電波塔から来る“マシーン“に任せる。 長くなったな。気づいたら保守点検と言ってこの広ーい部屋の迷子になってた。回ってるどころか迷ってると....一枚の白紙がコンピューターに貼られてた。わざわざここまで来て貼るのかと思い白紙を取り裏返すと以下の内容が書かれてた。 「相互により歪む道は、人の所業の限り直進に過ぎない。己の存在を移動し、意識に出た待ち人を摘発しろ。」