No.2500 ⬛︎⬛︎県⬛︎⬛︎市⬛︎⬛︎村 怪異レベル 基本 無力化レベル Middle→Impossible 収容レベル 1 保護レベル 3 説明 2500は【情報がロックされています】に存在する、築120年ほどの木造建築物(以後2500-1と呼称)です。 2500-1内部には大量の有毒ガス(以後2500-2と呼称)が充満しています。2500-2は2500-1内に限りなく発生し続けており、レベル3以上の隊員が定期的に2500-1内に侵入し、2500-2の除去を行う必要があります。 2500-2の除去は隊員に支給される「2500-2除去装置」によって行ってください。2500-2除去装置は高価なため、使用する際は細心の注意を払ってください。 2500-1内が2500-2によって完全に満たされている時、2500-1を中心とした半径2700km以内にいる生物は強制的に1日に1回、2500-1内に転送されます。 転送される際、その生物が所持していたもの(身にまとっているものを除く)がその生物とともに転送されることはありません。 2500-2を一瞬でも吸引した場合、その生物にいかなる性質があったとしても、その生物は10分以内に死に至ります。(2500-3については不明) 現在に至るまでに8回行われた調査の記録 1回目 ■■■■年■月■■日 ガスが完全に充満しきる前に装置によって除去が完了した。これで2ヶ月程度はもつだろう。 2回目 ■■■■年■月■■日 ガスが完全に充満しきる前に装置によって除去が完了した。ガスが除去されたことにより晴れた視界の中で一冊のノートを発見したため、ロドニー博士に報告すべきだろう。 3回目 ■■■■年■月■■日 【調査隊が帰還に失敗したため記録なし】 4回目 ■■■■年■月■■日 ガスが完全に充満しきる前に装置によって除去が完了した。ノートに書かれていた「窓の方向」に、何か鋭いもので引き裂かれた調査着及び損傷した装置が発見された。 5回目 ■■■■年■月■■日 ガスが完全に充満しきる前に装置によって除去が完了した。これで3ヶ月程度はもつだろう。 6回目 ■■■■年■月■■日 ガスが完全に充満しきる前に装置によって除去が完了した。これで1ヶ月程度はもつだろう。 7回目 ■■■■年■月■■日 ガスは装置によって除去が完了したが、充満しきっていた。明らかに2500-2が発生するペースが速くなっている。視界が晴れた後、地球の生物とは思われない遺体が2体発見された。うち1体のワニ?のような生物はノートを持っていた。 8回目 ■■■■年■月■■日 ガスが完全に充満しきる前に装置によって除去が完了した。2500-3と思われる生物が窓の方向に発見され (以降の通信はありませんでした。現在もこの隊員は帰還していません。) 補遺1 以下は2回目の2500-1内部潜入時に発見、回収されたノートの文書です。 「次にこの空間に来た方へ はじめまじて。私はあなたと同じようにこの場所に いつの間にかやってきた"人間"です。どうやらこに は毒ガスが充満していてようです。我も意味が分か りませんが、実際にそれが起きているのですからそ うなのでしょお。本題ですが、どうやらこの空間の 出口は窓の方向に進むとあるらしいでござるます。 次この場所に迷い込みだ人が助かるよおにこれお記 すまじた.このノおトのページはまだ残ているので、 何かあらたしくわかったことがあったら記入しなく だせあい。」 ロドニー博士からは「明らかに言語として成り立っておらず、本来なら知りえないはずのこと(毒ガスが充満していること)が書かれている。窓の方向へ行ってしまったらどうなるのだろうか...」とのことです。 ロドニー博士はこの文書が記されたノートを2500-3とし、何者が書いたものなのかを調査中です。 補遺2 7回目の調査で発見された2体の遺体についての鑑定結果が得られました。1体目(以後2500-3と呼称)は返り血が付いているワニの頭部に蛙の胴体がついたような形状の生物です。2500-3の体内からは調査隊員のDNAが発見されたため、3回目の調査で隊員が帰還しなかった原因はおそらく2500-3だと思われます。2体目(以後2500-4と呼称)は一般的な宇宙人のイメージのような姿をしています。解析の結果、2500-4は2500-3と交戦を行っており、その最中に2500-2によって死亡したことが判明しました。 補遺3 NASAの観測により、地球から2400km上空の宇宙空間に2500-4と同じ姿の生物が生息している飛行物体が確認されました。その生物らは意思疎通が可能であり、「地球を侵略する」などと発言していました。 現在、ロドニー博士は生物らと友好的に議論をしつつ、ストレスを与える実験を行っています。 ロドニー博士は「成功すれば2500の性質を本質的に解明することができるかもしれない。」としています。 (NASA職員全員には記憶処理を施しました) 補遺4 以下は現在判明している2500-2の犠牲者リストです。 木下 健 20歳 ブラック企業でパワハラを受けていた。 物江 敦 31歳 インターネット上で誹謗中傷を受けていた。 神戸 典子 63歳 孫がギャンブルにはまり、多くの金銭を奪われた。 田所 誠二 58歳 転職の際のトラブルで無職になった。 他の方についてはこちらから閲覧できます 【現在サーバーに負荷がかかっているため閲覧できません】 以下の文書に閲覧可能レベルは設定されていませんが、特例研究員、若しくは司令官以外の生物が閲覧することは固く禁じられています。 一般職員の2500-1についての考察 2500-1、いったいあれは何なのか。オブジェクト名から推察するに、おそらくあれは日本のとある村に存在する一軒の小屋だ。ではその村とは?この研究の記録書の補遺4に記されている4人は全員、何かしら大きなストレスを抱えていたことがわかる。2500-4の脳内からはコルチゾールが大量に検出された。この事実から考えるに、2500-4も2500の被害者なのだろう。そういえば、隊員たちはどのようにして2500-1に行き、どうやって帰るのだろうか?隊員が帰るときはいつも幸せに満ちた顔をしているが...。隊員が探索に行くとき着ているあの調査着に常備されているあのコカインは一体...?いや、これ以上は考えないでおこう。 この文書を作成した職員は数か月後に8回目の調査によって行方不明となりました。