リムランドを制するものはユーラシアを制し、ユーラシアを制するものは世界を制する—―ニコラス・スパイクマン 義務教育では、大陸はユーラシア、アフリカ、オーストラリア、北米、南米、南極の7つと教わるが、地政学においては大陸はユーラシア大陸のみである。ユーラシアとは現在地球上の陸地面積の4割弱、人口の7割、資源も大量に埋まっており経済力も高いという最強の大陸である。というか、「ユーラシア」という言葉を広めたのも地政学らしい。ほかの大陸やユーラシア周辺の島々はすべてひとまとめにした。 地政学者ハルフォード・マッキンダーは、世界をハートランドと世界島に分け、ハートランドは大陸の四方に進出でき、資源が膨大で、上陸を受けにくいことから重要な地とした。ハートランドを制する国をロシアまたはドイツと予想し、特にドイツを危険視した。(当時どちらも帝政) これまた地政学者であるニコラス・スパイクマンはこれを批判し、ハートランドは寒く農業や居住には適さず、むしろ新しい概念であるリムランドが重要だと考えた。そして、米英などシーパワー国家はリムランドの国家と同盟し、より強大な大陸国家を作らせないことを重要とした。(ナチスドイツやソヴィエト等) 基本的に青色がシーパワー国家(オランダ、ポルトガル等例外はあるが)