ガスト・ゼイル ⚠︎この話にはとても暴力的なシーンがあります。読むのをお勧めしません。本当に小学5年生とか読まない方がいいです。 _________________ 俺様の名前はガスト・ゼイル。ガストって呼べ。俺は、人間じゃあない。___むしろひと56しする奴らの側にいる。 俺様は、昔小さな村の子どもだった。その村は、子どもが少なく、子育てに追われていた。 俺様が物心ついた時には、俺の父親はいなくなっていた。 ___________ 母「いっちゃん。ご飯..少なくてごめんね。母ちゃんがまた頑張るから」 俺「......いいよ!母ちゃんが無理されて倒れたら一番困るん!俺は耐えれるから平気!」 俺様が10歳くらいの頃の話だ。その頃......「俺」ん家の家系は破産寸前だった。 母「...はぁ。ゼイルをどうすれば健康に育てられるのかしら?」 母は、迷った結果、「育児相談所」というところに行くことにした。 カウンセラー「......とりあえず、明日お宅へ伺ってみます。」 母「..そのままじゃ、村のみんながゼイルのことを追い出すかもしれないんですよ!!早く来てくださいよ、、、!」 そう、この村は、村であるためにも税金が必要で、子どもがいる家は、そのお金を払う量が50%カットされている。だから、村人たちは子どもを嫌っている人の方が多い。そのせいで、子どもを追い出すこともちょくちょくある。 カウンセラー「落ち着いてください。あなたのお子様も、あなたもきっと大丈夫ですから」 母「...このままじゃ、私も、ゼイルを追い出す側になっちゃう、、、!」 そして、母はトボトボと家に帰ってきた。 俺「母ちゃん!こんな時間までどこにいってたの?!」 ...もう7時を回っていた。こんなにも母が帰ってくる日が遅くなるのは初めてだった。 母「ごめんねいっちゃん....ちょっと東京まで行ってて..。カウンセラーさんに相談しに行ってたんだよ...ごめんね」 俺「かうんせらあ?まあいいや!早くご飯食べようよ!今日は隣村のばーちゃんにパンもらってきたんだよ!」 母「.....?!パ、パン?!そ、そんな豪華なものを..なんでお詫びすればいいか..!」 その時、俺はパンがどれくらい高級なのか知らなかった。この無理では、パンすら食えない状況に置かれていたからだ。 あと、そのばーちゃんと言うのは、母ちゃんの元先生らしい。母ちゃんが中学校の頃、進路に困っていたのを助けてくれたっぽい。 今も面倒を見てくれてて、母は助かっていると言ってた。 俺「......ねーねー母ちゃん!今日ね、友達のたけおくんが..」 家計には困ってたけど、この会話が、俺にとっての娯楽だったなぁ...。 __でも、その数日後に、「俺」は、変わった。 ある日、こんな噂が流れてきた。 ガスト・ゼイルがパンを盗んできた。そういう噂。 それから俺は周りからも嫌がられ、友達も失っていった。 味方になってくれたのは、母ちゃんだけだった。 俺は、罪悪感で、家を出ようか迷っていた。そんな時に、村の人たちが、俺を役所へ連れていった。 俺「おい!何するんだッッ!母ちゃんは!!お前たちは誰だッ!」 役人「うるさいうるさい。盗っ人が。」 俺は完全に泥棒扱い。嫌な気分で仕方ない。 俺は、役所の全く見たこともないところに連れて行かれた。 そこには、本物の高速用具があり、俺はそれで自由を奪われた。 役人「おまえ、こんな貧しい村で窃盗を犯したのか?この村の住人は減っていくばかりだ。なんのつもりでいる?」 俺「俺は何も盗んでいない!隣村のばあちゃんからパンをもらっただけだ!ばあちゃんに聞けばわかる!」 全くふざけた話だ......この世の中は終わってる...! 役人「どちらにせよ、子どもなんてこの村には大損失になるんだよ!!出ていけ!!」 俺「は?!おい!!やめろッッ!」 そして、俺は村から「追放」された。 .......そうだ、母ちゃん! 俺「母ちゃん!!母ちゃん!まだ村にいるんだろ!いるなら返事してくれッ!」 母「....ごめんね、」 どこかからか、母の声が聞こえた。でも、村には入れない。 母「....もう、出ていってちょうだい..............................」 そして、二度と俺は村へと入れなくなった。 きっと、村長が子どもの金の負担を考えて策を出したんだろうか......?もしかして、婆ちゃんも関係して...いや、これ以上考えたくない。 その日は、何か食べ物がないか、寝ることができる場所がないか探した。 しかし、何もなかったため、小さな宿の裏に座り、寝ることにした。 ......静かな夜を独りで過ごすのは初めてで、俺は少し泣いた。 俺「か、あちゃん....」 俺は自分の寝言で目覚めてしまった。 俺「朝か............」 昨日のことがもしかしたら夢で、母ちゃんの優しい笑顔に俺は包み込まれるんじゃないかと思ってたけど、そんな夢のようなことは起きなかった。 村に行ってみたが、柵がついていて、乗り越えられそうにない。それに、開けるには門番がいるところの柵を開けなければならない。 門番に話しかけようと思ったが、きっと俺の顔は覚えられていて、見つけられた瞬間追い返されるだけだと、怖くて諦めた。 俺「う、ーん......朝ごはん、どうしよう......」 正直言って孤独に耐えきれないし、なにをすればいいかもわからない。 俺「母ちゃん......、、うぅ......あああ............」 また泣きじゃくった。そしたら、その宿の人が俺に声をかけてきた。 でも、迷惑はかけたくないから、すぐに立ち去った。 俺「とにかく、、何か飯を.....」 今までも裕福じゃなかったけど、正直くるみとか、村の人が取ってきた肉を焼いて食べてたから苦しくはなかった。 なのに、空腹はこんなに辛いのか。 腹がギュルルと音を立てる。早く胃に何か入れろと叫んでいるかのように。 俺「わかってるよ....でも、何も見つからないじゃないか...!!」 俺は、空腹のあまり自分に怒ってしまい、その怒りがさった後、俺は自分で自分に呆れた。 俺「..とにかく、村の人はよく山に入ってたな..俺も入ってみるか。」 そのあと、俺はなんで他の村に助けを求めなかったのか、ずっと後悔することになったんだがな_____その時は、ただただ怖くて、1人で生きていかなきゃ、と思うしかなかったのかもしれない。 ....入ってみたけど、山って意外と茂みが多い.....すごい動きづらい。しかもすごい暗い...!怖い... その時、俺は頭に何かコツンときた。 俺「、、、これって、くるみだ..!」 俺はむさぼるかのようにくるみを割って、中の実を食べた。 俺「うまい、、!うまい、、!」 食べ物を食べれるという幸福を改めて味わっているそんな束の間、何かが茂みから飛び出てきた。 俺「.....え?な、なに、、?」 ???「グュル....!!!!!!」 こちらへ突進してくる。 俺「う、うわあああ!!!い、イノシシ??!!!」 俺は焦りに焦って山を駆け回る。もうどこから来たかなんてわからない。 イノシシ「ギュル、、、!!!」 俺「うっ、助けてえ!!」 ドッ。 ...助かった....のか? ダンッッッ‼︎! 俺「くぅ...っ!って、え.....」 俺の体は仰向けに、イノシシがとてつもない形相で俺の体を踏みつけ、睨んでくる。 俺「うっ..くるじい......だすけ''て...」 ダンッダンッ...俺の体を踏みつけ、俺も少しずつ俺の意識も薄れていく。 ど、うしよう.... そうだ、イノシシは確か、、鼻が弱点だったはず..! 俺は一か八か、勢いよく起き上がり、イノシシの鼻を体全体で押さえつけた。 イノシシ「ゥゥウウゥゥ....!!!!」 イノシシはひどく暴れたが、少しずつ去っていった。 そして、完全に見えなくなった後、俺は肩の力が抜けた。 俺「ぁあ、、つ、疲れた....」 助かった幸福感よりも、無力感を感じた。 自分の力で何かなしどけれるのは嬉しいが、その喜びを分かち合う人が誰もいない。その上、体力がもう切れそうだ。 俺「何か、飲まなきゃ...」 俺は、山の中に流れていた小さな川の水を啜った。 俺「......やっぱり、濁ってる......不味い..」 もう俺は山から抜け出すことはできないだろう。どうしよう....本当にもう、孤独なんだ...... 俺は大声で泣き喚いたが、その声は誰かに届くことはなかった。 ..しばらくして、俺は山の中を探索しようと思い切った。 俺「...はぁはぁ、村のみんな..酷いッ..」 俺「.....あれ、これって.....リグナムバイタ?」 リグナムバイタとは、世界で最も硬い木と言われている。 俺「そうだ...確か、この前村で肉を切る作業を友達とやった時、折りたたみナイフを貰ったはず..それが、まだポケットにある..!」 俺はそのナイフを取り出し、最後の力を振り絞り、リグナムバイタを少しずつ切っていった。 俺「よし......この木を作って、椅子にすることってできないかな...」 ここに座っても、汚れるだけだ。 俺「.......一旦諦めるか」 俺は、また山を探索した。 見つけたものを、偶然シャツのポケットに入っていた万年筆と、小さなメモ帳に記入していくことにした。 『見つけた物』 ・くるみ ・川 ・リグナムバイタ そして、さっきよりも茂みが少ないところに入り、何かないか探した。 俺「......うーん、ないなぁ....」 俺はその三つしか見つけることができず、また夜を迎えた。 俺「今度こそどうしよう..気持ち悪い..何も食べてないし.....」 とりあえず、あたりにあるたべれそうな実を食べて、川の濁っている水を啜り、また寝ようと思った。 ....だが、その時、トラブルが起きた。 ゴゴ..ゴゴゴ.....ゴゴゴゴ... 俺「...?!じ、地震だ..!!」 俺はすぐにひらけた地平に逃げ込もうとしたが、足がもつれ、山の谷間に落ちてしまった。 俺「足、、くじ、けた........」 そして、俺は起きあがろうとしたが、体が動かない。 ...おかしい...どうして... そして、俺は全身の力が抜けた。 俺「.....もう無理だ..」 俺は、目を閉じた。 .........暖かい。このまま、死んでしまいたい....木の葉が布団のようだ。 少しずつ、眠くなっていく。 ???「...........人?」 誰かの、声がした。..空耳か。 ???「...人じゃないか!...............まあ、助けなくちゃね」 おれはすぐに意識を失った。 ...目覚めると、そこは小さな小屋だった。
俺「...ここは?」 ???「...ここは、僕の居住エリアだ。君は、かなりやつれていて、怪我もしていたが、どこからここに来たんだ?」 俺「...俺は...」 一昨日あったことを思い出すと、怒りが込み上げてきた。 俺「俺は、、村から追い出された..!!」 この一言で、その人は何かを感じ取ったのか、ニヤリと笑う。 ???「そうかい...それはとても不快な思いをしたね。..ここまで来る人たちはいなかったから、久しぶりに話し相手ができたよ。よかった。」 俺は、何の話をしているかさっぱりで、ぽかんとしてしまった。 ???「あぁ、すまない、そんなことよりも、気を、お腹すいているだろう。ご飯を食べなくてはね。」 俺は「ご飯」という言葉を聞いただけで、よだれが出てきた。 俺「飯、、食えるんですか?!!!いいんですか、、?!」 ???「当たり前だろう、遭難者は助けなくてはね」 俺「やった....!」 数十分後、その人はとてつもなくいい匂いをした料理を持ってきた。 ???「はい、遠慮なく食べてくれ」 俺は、もう目がくらくらしそうなほど、そのご飯をまじまじと見た。...シチューに、鶏肉、牛乳、デザートにぶどうまで......! 俺「あの、あなたって一体何者なんですか...?こんな汚れた僕に親切にしてくれて..しかも美味しそうなご飯まで..!」 ???「....名前も名乗るほどのものではないし...君を助けた目的か....。じゃあまず、名前から....そうだね。『フィクサー』とでも呼んでくれ。」 俺「ふぃくさー?...わ、わかりました!フィクサーさん、ありがとうございます....!」 フィクサー「さてと、ご飯が食べ終わったら詳しく話を聞きたいな。いいかい?」 俺「もちろん...お願いします!」 俺は、ここからがオンの人生のどん底に落ちるなんて、思いもしなかった.. 俺「ふぅ、お腹いっぱい......。すげえ、フィクサーさん、神ですね..!」 フィクサーは、ニッと、笑ったと思ったら、すぐに不気味な笑いをした。 俺「あ、れ?...意識がッ...」 ドサッ。俺は、机に突っ伏した。 フィクサー「.....いい夢を」 俺は、ハッとし、目覚めた。 .....寝ていた,,,?俺は......? フィクサーさんを探そうと思い、動こうと思ったら、体がうまく動かなかった。 .....縛られていた。どういうことだ...? 俺「ちょ、フィクサーさん?!いますか!!?」 俺は、椅子に縛り付けられ、足、手、腹、首ほぼほぼ体の自由が取れない。 フィクサー「おや、もう起きたのかい?...短い夢だったらしいね。残念だ。」 フィクサーは、何も動じず、俺に話しかけてきた。 俺「そんなことより!この拘束はなんですか?!」 フィクサー「誘拐...って知ってる?」 え、ゆ、ゆうかい?....村の誰かからか聞いたことがある。確か、人を騙して連れ去ること、みたいな感じだったけど、、これが、その、誘拐? 俺「.....いいから、早くこれを解いてください!!」 フィクサー「それは無理な話だ」 俺「なんでですか?!」 フィクサー「君が僕を助けた理由..これでわかったかい?」 俺「,.,.!まさか、俺を誘拐するために?!」 フィクサー「半分正解。.....僕の職業は、「洗脳屋」だ」 洗脳屋......ってなんだ?分からない...理解が追いつかない....!! 俺はガタガタと暴れるが、とてつもなくがんじがらめな拘束に、俺はどうすることもできなかった。 俺「うぅ...!」 フィクサー「さてと、では、仕事しなくてはね」 俺「仕事..?」 フィクサー「君は、村から追い出されたのだろう?」 俺「..........」 フィクサー「別にいいさ、何も答えなくても」 フィクサー「でも、それが憎くないのかい....?」 フィクサーは、俺の顔を覗き込み、問いかけるように笑う。 俺「..っ」 フィクサー「村から追い出された君。それを止めなかった母。本当の家族なのか?」 俺「.....!」 俺は、そのことを思い出したくなく、すぐに逃げたかった。なのに、逃げれない。拘束したのはこの理由..?相手を持って苦しませるために、、?! 俺「、、、、、ッッ!!!!!!」 フィクサー「君は何もしていないのに、罪までなすりつけられた。そして、追い出された。」 俺「に、くい..!」 思いたくないのに、ここから逃げたいのに...! フィクサー「..君に力を貸そう。君をこんなに苦しめさせた、あの村...人たちを、同じ目に遭わせるんだ。愉快じゃないか....」 俺「..ハハハッ...?ハハ.....!」 ..数ヶ月後、俺はフィクサーの命令に従うしかなく、奴隷のように扱わられた後、俺は村に帰った。 何も考えず、ただ、少し憎い気持ちを持ち、フィクサーに道順を教えられ、山を降りた。 フィクサー「いい人生を」 俺「...ああ」 ザッ、ザッ、ザッ、新しい服に、刀と、凶暴な顔つき、俺は、自分が自分だと思えないくらい変貌した。 そして、俺は村の門番のところへ行った。 門番1「...おい、あいつ、ゼイルか?」 門番2「...あぁ、痛めつけて追い返すぞ」 門番1「了解〜」 俺様「懐かしいなぁ.....今からここが壊れるのか」 俺は、村をぶち壊すつもりでここに来た。 門番1「おいおいwお前、ゼイルかよ?邪魔者はとっとと帰れよ?」 門番は槍で俺の腹を突こうとしたが、俺はサッとかわし自分の刀で門番の腹を刺した。 俺「苦しいかよ...?ケッケケッ!!アハハハ..!!」 門番2「おい!!!てめえ、なにやっ」 俺「復讐してんのわかるかよ..?」 俺は、もう1人の門番に、一発蹴りを入れた後、失神させた。 俺様「さてと、村に侵入するか」 .................... 村人「...お、おい、あれってゼイルか..?」 村人「なんでここに入れるのよ?!門番がいるんじゃ?!」 村人「とりあえず追い返すぞ!!」 俺は、刀をぶん回し、数人の邪魔をどかし、一番復讐したい相手へと向かった。 俺様「よぉ...元俺の親よぉ..」 母「...!いっちゃん..?」 俺様「どうだ?こええか?怯える様を見るのは楽しいんだ...もっと怯えろよ..?」 母「いっちゃん。ごめんね...!!!」 俺様「は?」 母は、俺様を抱きしめた。 母「本当にごめんね。こんなことになって、私、本当に母親失格だよね」 俺様「うるさい!!」 俺様は母を殴り、母は床に頭を打ちつけた。 俺様「ハッ、ハッ...うるさい、俺は、悪者なんだ..!!」 そのあとは、もう無我夢中で村を荒らした。そして、立ち去った。 ....この後だ。「俺様」が狂い出したのは。 END