スプラやってる人しかわかんないと思う、ごめんよ :;(∩´﹏`∩);: 見てる人数把握したいので←旗押してくれると助かります〜 プログラムしてもいいんだけど画面小さすぎてやりにくいスマホと読み込み遅すぎてむりょうくうしょ喰らってるパソコンしかないからここに本文書くの許して() あと5000の文字制限あるからメモとクレジットに続くよ() 本文 世界最強と呼ばれた、ランキング1位のプレイヤーがいた。 いくつもの大会を連覇し、下位をまったく寄せ付けない圧倒的な強さ。 当然誰にとっても憧れであり、目標でもあった。 そんな最強のプレイヤーが突如引退してから1年が経過した。 最強っていうのは孤独でもある。周囲に褒められ、崇められることで、誰もが一歩先の人だと認知する。 誰にも届かない、届くわけがないと。そして妬まれる。 そんな毎日がつまらなくなって、俺は引退を決意した。 俺の名前はクアッド。元世界一位だけどごく普通の生活を送る、現在17歳のインクリング。 この世界では15歳になると「アビリティ」と呼ばれる特殊な力が手に入る。と同時に力の使い方も頭に流れ込んでくる。 アビリティは様々な種類があるけど、基本はバトルで使えるもの。運がいいと日常生活でも利用できる。 俺の場合、たまたまアビリティがよかっただけだと思う。 誰にもなんのアビリティか明かしたことはないけど。 引退して今日で一年、テレビニュースや新聞などにもまだ復帰を祈る声も残っているようだ。 ただ、引退といってもたまに変装してバトルはしている。 実力がなまってしまうのは嫌だった。いや、それよりバトルが好きだったのかもしれない。 今日も服を変えて帽子を目深に被り、試合にでていた。 ステージはネギトロ炭鉱でルールはナワバリバトルだ。自分で言うのもなんだが、本気をだしたら結果は見えているので、適当に後ろを塗りながら味方の足場の確保だけしている。キルはしていない。 武器もN-ZAP85を使っている。 バトルがはじまっていつものように自陣を塗り始めると、二人の味方は飛び出していった。あと一人は……初心者だろうか、初期装備にわかばシューターを持っている。 俺はその子が右側に言ったのを確認して左側に向かった。 左にいる味方をサポートしながら、前線を上げていく。キルはせず、味方の足場塗りやサポートに徹しながらも確実に勝利まで向かう。引退してからはこの方法で勝つのが楽しみだ。 左側を制圧して一旦マップを見ると、右側が敵色に染まっていた。 「うわぁっ!?」 右側で味方がやられたらしい。俺は自陣にいる味方にスーパージャンプをした。 「あっああぁあの!わたしはどうすれば…!」 さっき右側の塗りをしていた初心者の子だ。敵はここぞとばかりに攻めてくる。 さすがに初心者に対面を任せるわけにはいかない。かといって味方は左の敵陣に攻めているのと、さっきやられているためいない。 「この状況だと……一度引いて立て直そう」 時間はあと30秒。あまりないけれど逆転するには十分だ。 そう思って初心者の子のほうを向くと、すでにそこにはいなかった。 「まさか…」 すぐにマップを確認すると、その子は敵に向かって突っ込んでいた。試合に慣れていないのか、自分が何とかしなくてはと思っているのか…… なんにせよ、今はやられてもらって、全員で迎え撃つ方が楽だし、先に復活する味方と連携して戻ってこよう。 「わ、わたしが…なんとかしないと……頑張らないと……!」 …その言葉は俺には難解だった。 どう見ても実力の差は開いている。初心者に勝てるはずがない。 どうして立ち向かうんだ。もっと効率のいい方法はあるし、逃げるのも手段のうちの一つだったはずだ。 ――クアッド、いつか君にもわかるよ―― 昔の記憶が一瞬脳裏をよぎった。 そのときにはすでに、右側の敵は全滅していた。 「……やっちまったかもな」 今のは確実にこの帯の動きじゃ…いや、そもそもこの帯じゃ見逃すレベルかもしれない。 N-ZAP85を使っていたから本気はでなかったけど、少なくとも普通のプレイヤーではないことは…… 考えていると、試合終了の合図が出された。 結果はもちろん勝利。左側を放置しすぎて若干攻めこまれていたが、復活した味方が対処していたおかげでなんとかなったようだ。 試合後ロビー二階のバーに座っていると、さっきの初心者の子がやってきた。 「あの、さっきはありがとうございました!」 深々と頭を下げて、少し大きな声で言われた。こういうのはあまり慣れていない。 「いや…結果勝てたし全然大丈夫だよ」 「味方さんがやられてしまって……このままだとなにもせず負けてしまうんじゃと思ったら、考えなしに飛び出してしまって…」 確かに、二人ほど敵もいたし初心者としては愚策ではある。 だがそれよりも。 「…どうして?」 「はい?」 「どうして立ち向かったの?」 その子は一瞬唖然としたが、少し考えて言った。 「なんというか…夢中だったので…」 なんとなく申し訳なさそうな態度だ。叱っているようなニュアンスで捉えられてしまったのかもしれない。 「ああいや、責めてるんじゃなくて、君じゃ到底敵わない相手だっただろう?勝算があったとか…」 「あ…多分……」 その子は照れたような笑みを浮かべて言った。 「昔から一人で何とかしようとする性格でして…なにかあると無鉄砲に向かってしまうんです……それに……」 その子はハッとしたように口をつぐんだ。 「い、いえ…なんでもないです……」 誰しも人には聞かれたくない事情がある。俺も然りだ。 俺はこれ以上掘り下げることはしなかった。 「あの、わたしからも質問をいいですか?」 「……いいよ」 なんとなく察しはついている。 「あなたは……あなたの実力はこの帯だと飛び抜けている気がして…」 「……」 「もしかして…」 俺は帽子のつばに手をかけた。 とそのとき、その子のお腹が鳴った。 「えっ……あ…」 その子はお腹を押さえて顔を真っ赤にした。 「えーっと…お腹空いてる…よね」 なんて愚問なんだ、と我ながら思う。こういうときはもっとこう… 「食事とかいく…?」 違うんだろこれじゃただのナンパ… 「はい!!」 「え……わ、わかった、いこうか…」 …ということで、なぜこうなったのかはわからないが、とりあえずバンカラ街近くの店まできた。 ごく普通のファミレスだ。 俺たちは注文を済ませて話し始めた。 「奢るから好きなだけ食べていいよ」 「い、いえ!自分で出します!」 ちなみに俺は引退前の貯金が多すぎて、お金には生涯困ることはないだろう。それよりも。 「見たところまだ試合経験も少ない初心者だろうし、あんまりお金に余裕ないんじゃない?」 「それはそうですけど…」 この世界ではバトルは娯楽でもありお金を稼ぐ手段でもある。だからはじめのうちはあまり余裕がない。 俺は色々あって初心者のうちからある程度戦えていたからなんとかなっていたけど、連敗でお金が足りなくなっている人は何人も見てきた。 「それよりも、質問があるんじゃないの?」 「あ、そうでした!」 この子はどこか抜けているところがあるような気がする。 「えっと…単刀直入に言うと……もしかして結構名の知れた有名なプレイヤーとか、上位のランカーだったりします…?」 どちらもまあ当てはまってはいる。ちなみに現在ランキングは俺の引退と同時に一位を空席にしている。 「……まあそんなところ」 …さすがに引退した世界一位だとは思わないよな。 「やっぱりそうですよね…でもどうしてわたしみたいな初心者がいるようなバトルに?」 「あー……色々あって上位帯にはでれないんだ」 上位になればなるほど、相手の実力を見抜く力などもついてくる。そうなれば俺の素性がバレかねない。 それに、上位帯の試合は生放送されることもある。映像に残るのは避けたい。 あくまで俺は引退した身なのだ。 しばらくして料理が運ばれてきた。本当にお腹を空かせていたようですぐに食べきってしまった。 「もう入らないです…」 「少し休んでから店でる?」 「いえ、待たせちゃうので今でます!」 俺たちは会計を済ませて店をでた。ファミレスだからそこまで高くもなくお金は俺が出した。 「お礼を言おうと思ったのに夕食まで奢ってもらってほんとにすみません…」 「いいよ、遅くまで付き合わせてごめん」 気づけばすでにあたりは暗くなっている。 「家まで送ろうか…?」 「家……あ…」 その子は青ざめた表情で言った。 「えっと…実は今日バンカラ街に来たばかりで……泊まるところ探してないんです…」 ……パターン入ったなこれ。 「じゃあ…俺の家くる?いや君がよければだけど…」 「いいんですか!!」 なんかさっきからこの子警戒心皆無なんだが!? 「すぐ近くだし、ついてきて」 「はい!」 家に来客なんていつぶりだろうか。 しばらく歩いて、普段使っている近道の路地に入ったとき、人とすれ違いざまに肩がぶつかった。 「すみませ…」 「おいちょっと待て」 ぶつかってしまった男はイラついたような声で言った。 実は今俺が避けたのにぶつかってきた。当たり屋ってやつだろうか。 俺は振り返ってなるべく声を和らげて言った。 「ぶつかってしまってすみません、なにか…」 「謝って済むわけねえだろ、金出せよ金」 めんどいパターンだ。話が通じない系の。 まあお金は別に少ししか持ち歩いてないし全部だしても…穏便に済むならそれでいいか。 「あ?おいそこのちっこいの」 「ち、ちっこいの!?」 俺は財布を取り出そうとしていた手を止めた。 いや確かに小さいけどこの子。 「気が変わった。こいつ、お前の女か?」 「えっい…」 「違います違います!!そんなお前の女なんて…」 その子はなぜか顔を赤くしている。 「金はいらねえ。痛い目に遭いたくなかったらそいつを渡せ」 「…………は?」 そいつ?えっ、今まさに俺がお持ち帰りしようとしているこの子を? まあお持ち帰りは冗談だとして、さすがにそれは見過ごせない。 「おい、聞いてんのか?なにか言ったらどうだ…」 男が手を伸ばそうとしたとき、俺はすでに後ろに回り込んでいた。 そして反応する隙を与えず首を手刀で叩いた。 「!?」 男は失神してその場に倒れこんだ。 「気絶してるよ……な。うん、いこう」 「えっ…は、はい」 男は倒れたままにしておいて俺たちは家に向かった。 家に入ってリビングのソファに座ると、俺はふと気づいた。 これ帽子取ったら素顔バレるじゃん。 かといって帽子被り続けるわけにもいかないし…… 「広いお家ですね…すごい……」 「あ、ああ…適当にくつろいでいいからね」 「ありがとうございます、あっ、そういえば名前言ってませんでしたね」 ……白状するしかないか。
0話 出るかも……お楽しみに…∩^ω^∩ 2話 https://scratch.mit.edu/projects/1186934808/ 本文下にあるよネタバレ防止のクッションねこれ ジャンル 二次創作 ラブコメ ファンタジー(?) アビリティとかいう厨二病っぽい要素いれてつくなをわくわくさせたかった٩( ᐛ )و(?) よければ感想どうぞ そんなたいそうなこと書いてないけど設定、キャラ詳細、著作権に関してはこちら↓ https://scratch.mit.edu/projects/1186934416/ 考察、裏話はこちら↓ https://scratch.mit.edu/projects/1186934574/ ……白状するしかないか。 「わたしはわかばです!」 「わかばさん…よろしく。俺は…」 俺の声を遮るように後ろから声がした。 「あ、帰ってたんだ、おかえり!…………誰…?」 「あ、あぁデュアルか」 デュアルは俺の妹だ。年子で訳あって今はうちに泊めている……のを忘れていた。 「えっとこちらわかばさん…あ、わかばさん、俺の妹のデュアルだよ」 「はじめまして…」 ぺこりとお辞儀をするわかばさんを見たデュアルは、俺に視線をうつして手招きをした。 「ごめん、わかばさんはここで待ってて」 リビングをでて廊下に来たとき、デュアルが声を上げた。 「あの子ってもしかして……彼女みたいな…」 「違う違う、今日会った初心者の子だよ。来たばっかりで泊まる場所ないって言ってたから連れてきたんだ」 「なるほどね…で、自分のことは明かしたの?まあそんな格好じゃ予想はつくけど」 「これから話すよ、泊める気じゃなかったから話さなかったんだけど…」 デュアルは少し考えたあと、リビングに走っていった。 「わかばちゃん、だっけ?今夜はとりあえず私の部屋で寝てもらうね」 「は、はい!色々すみません…」 「大丈夫大丈夫、それからお兄ちゃんは今夜これから用事があるから出掛けていないんだ」 なるほど。それなら明日のうちに住む場所を見つけてもらって、出ていった後で俺が帰ってくればなんとかなるか。 「ということでお兄ちゃんいってらっしゃい!」 「あ、あぁ…」 まあ泊まる場所の宛は一応あるけど… 俺はデュアルに半ば追い出されるようにして家を出た。 次の日の夜。 そろそろわかばさんもいなくなっているだろうと家に帰った。 「ただいまー」 「かわいいー!わかばちゃん手ちっちゃい〜」 扉を開けるとなにやら騒がしい。 まさかと思ってリビングに入るとそこにはデュアルと楽しそうに話すわかばさんがいた。 「あ、お兄ちゃんおかえり〜」 「どうしてこうなった…」 「いや、さすがに一日で泊まるところ見つかるわけないでしょ、それにわかばちゃんかわいいし!」 一日あれば見つかるんだよなあ…てか後半の理由よくわからないんだが。俺は頭を抱えた。 「ご迷惑でしたら今すぐでていきますので…」 「ああいやそういうわけじゃ…」 どうするんだこれ、普通に自己紹介していいのか… 「お兄ちゃん、もうめんどくさいから話していいと思うよ」 つまり俺昨日ただ自分の家から追い出されただけってこと!? 俺は諦めて帽子をとった。 「…俺の名前はクアッド、知っての通りあのクアッドだと思ってくれたらいいよ」 「…え?」 わかばさんは思考停止したように固まった。 「わかばちゃん?お、おーい…」 「く…クアッドって……まさかあの…伝説の…」 ん…?まてまて元世界一位ではあるけど伝説とかは聞いたことないんだが。 わかばさんは深呼吸をして一旦落ち着いて考えた。 「なるほど…だからあんなに強かったし、男の人に絡まれたときも倒してくれたんですね」 「男の人?お兄ちゃんやるじゃん!」 「なにがだよ……」 結局昨日のくだりはなんだったんだろうか。 まあなにはともあれわかばさんはしばらくうちで預かることになるだろう。 「あ、あの!」 わかばさんは急に声を上げた。 「気になってたんですけど……クアッドさんのアビリティって……」 「ごめん、それは誰にも言ってないんだ。とくに理由はないけど」 「え?理由なかったの?」 デュアルが食いついてくる。 「じゃあ教えてよ、どんなアビリティなの?」 「あー…まあこうシュピーンって感じのだよ」 「あほなお兄ちゃんは置いておいて、わかばちゃんは?」 置いておかれたんだが。 「わたしは…えっと……あ、双子の妹がいて…一緒にいないと使えないんですよね」 「妹さんがいるんだ!もしかしてバンカラ街にきてたり?」 わかばさんは少しうつむいて言った。 「そうですね、もみじっていうんですけど、わたしより先にバンカラ街にきててもう小さな大会とかでも成績を残してるみたいで…」 「もみじ…って聞いたことある!アビリティ使わずに勝つことで最近有名になり始めたプレイヤーだよね」 俺は最近はプレイヤーには興味がなくなったから知らないが、その辺に疎いデュアルが言うくらいだし有名なのだろう。 「うーんそっか…じゃあ妹さんに負けないように頑張らないとね!」 「でもわたしにはもみじみたいに才能なんかないですし…」 しばらく黙って話を聞いていた俺は口を開いた。 「気になるな」 「えっ?」 「いや、わかばさんの言ってた、双子で使うアビリティだよ」 わかばさんは少しだけ間をおいて話し始めた。 「わたしともみじのアビリティは、お互いが許可したときに限って一心同体、つまり一人に合体できるんです」 「合体…」 「はい、倒されたときに二人ともやられちゃうデメリットはありますけど、"可能性"を増やすことができるようになるんです」 デュアルは考え込んで言った。 「なるほど、ごめん、わからないや」 「あほなデュアルは置いておいて、夕食はもう食べたの?」 「はい、デュアルさんが作ってくれて…」 俺はすでに外で食事を済ませている。 昨日急に追い出されすぎてスマホを置いていってしまい連絡が取り合えなかったが、食べていたのならよかった。 「じゃあ俺は風呂入って寝るかな…」 「一番風呂は私が入りたいんだけど!」 「昨日誰かさんに追い出されたせいでゆっくりできてないんだよなー」 デュアルはムスッとした表情をしたがふと考えて言った。 「そういえばどこに泊まってたの?」 「あぁ、師匠の家だよ」 「く、クアッドさんに師匠が…?」 わかばさんは驚いたような声を上げた。 「そうそう、バトルにおいての立ち回りとか教えてもらってたんだよ。デュアルと」 「クアッドさんの師匠ですから…やっぱりすごく強い人なんですよね?」 「ああ。昨日聞いたところによると直近の大きな大会に出るとか…」 師匠は、小さい頃両親をなくしていた俺たちを引き取ってくれた育ての親のような存在でもある。 両親の遠い親戚らしく、両親の死を聞いて引き取りを決めたらしい。 俺やデュアルがバトル初心者の頃なんとかなっていたのは師匠の存在が大きい。 「あれ?大会ってもしかして…」 デュアルはテレビをつけた。 そこに映っているのは明日から予選が始まるバンカラ大会。前々回の優勝は俺で、前回は師匠のはずだ。 俺は去年、この大会を前に引退を決意した。 「もしかしてこれかな?」 「そうかもな…」 「あ!」 ハッとしたようにわかばさんは大声をあげた。 「確かもみじがこの大会に出るって言ってました…」 「えっ、そうなの?」 「はい…なんでも優勝賞金目当てらしくて…」 バンカラ大会は一年に一度の大イベント。賞金金額は1億円で、賞金目当てのプレイヤーも多い。 ただしこの大会の挑戦権は誰にでもあるわけではなく、上位64位までのプレイヤーにのみ与えられている。 ちなみに師匠が2位だったはずだ。 「もしかしてもみじさんは相当強いんじゃ…」 「ランキングは1ヶ月前くらいに9位だったはずですね…」 一桁順位のプレイヤーはかなり強い。あ、決して自慢ではない。 本来1~9位までのプレイヤーの実力に大差はないそうだ。俺や師匠が来てからそれは覆ったみたいだが。 「……なるほど、楽しそうだ」 「えっ?」 「いや、師匠が言ってたんだよ、2位の座をあるプレイヤーに取られたって」 デュアルはハッとしてスマホを操作した。 「あっ…2位の名前がもみじって……」 「やっぱりな」 師匠はアビリティの使用ありなら俺以外に負けることはほぼ考えられない。あの人のことだし正々堂々みたいなこと言って能力を使わなかったんだろう。 「もみじさん……戦ってみるか」 「え!?」 「お兄ちゃんもしかして……」 「そう、復帰だよ」 アビリティなしで俺の一歩前まで上り詰めた……ってなると、戦わないなんて選択肢は俺の中からはない。 師匠を打ち負かしたもみじさん、一体どれほどの実力者か。