1 ここは、理論と科学が超進歩した宇宙。理論宇宙と呼ばれる事もある。理論宇宙は隣接する三つの宇宙を持ち、一つは数学宇宙、一つは哲学宇宙、一つは神秘宇宙。理論宇宙は神秘宇宙と仲があまり良くなく、交流が少ない。言わなくても分かると思うが、宇宙や世界は理論で成り立っていると考える理論宇宙と神秘的なモノを信仰する神秘宇宙では考えが対立し、戦争になるかもしれないからだ。本人たちもそれは分かってるが、たまに異文化交流のように行き来があったり、片方からの観光客が居たりはする。 「あぁ〜!眠い〜」 彼は、理論宇宙に住む人物、アルファ。理論宇宙では理論に関する学習が必須なのだが、彼は理論が大の苦手、この宇宙に住むべきではないと思う。そして、彼は24歳だ。 「ご飯食べるか〜」 なんと、この宇宙の住人は理論を食べる生活をしている。アルファは、インスタント理論を食べた。 「ん?なんだ!?何何何!?何〜!?」 安心の生活も束の間、窓を割って、機械が飛び込んで来た。 「何だよ、これ?」 アルファはその機械に触れる。すると、その機械は起動し、なんと喋り出した。 「私はアルム。この装備、Code-αに搭載されたAIさ。そんな事より、助けてくれ」 「は!?急に何言って…!」 アルファが情報を整理する暇もなく、アルファの家の壁を壊しながら何者かが侵入して来た。 「あぁ〜!!俺の家が〜!」 「それを止めるためにも、私に協力してくれ!」 「あぁ、もう!しょうがないな!どうすれば良いんだ!?」 「私に任せてくれ」 アルムがそう言うと、アルファの肉体はCode-αの中に吸い込まれた。そして、Code-αはデータの肉体を得たアルファの精神が排出する。 「これは…データの体?急展開すぎるけど…こいつら倒せばいいんだろ!?」 「その通り」 「分かった!」 「It's start mission!」 アルファの眼には、敵の弱点が論理的に示されていた。アルファはその弱点を的確に攻撃をする。敵は怯み、隙を晒した。 「今だ!」 アルムは敵をデータに分解し、行動を阻害する。アルファはその隙に必殺のパンチを放った。敵は崩れ去り、消滅した。だが、アルファは困惑していた。 「一体…何なんだよ〜!」