EPISODE 23:乱入エージェント! 「今日は敵来ないと良いな〜」 「そうですね」 俺は今日も、ファルドを護衛している。 「何か食べようぜ〜」 「賛成です」 俺たちは天神ベーカリーに向かった。 「そろそろ他のパンも食べたら?」 「天神パンが1番美味しいです」 「俺が勧めたんだけどな。まぁ、天神パンは全ての世界で1番美味いのは確かだけどな!」 俺たちが店内に入ろうとすると、怪しい男が後ろで呟いた。 「この食べ物はそんなに美味いのか…」 そして、その男は俺たちと同じく店内に入って行った。 「よし!食べy…」 俺たちは天神パンを注文しようとしたが… 「ユウト、敵が現れた。近くの歪みから出て来た」 クライの呟きがそれを止めた。 「じゃあ、クライ!ファルドは任せたぞ」 「了解」 クライはそう言いながら俺の銃に力を宿した。 「天神パンはまた今度だな」 俺は歪みのある場所に走った。 「ここだな…」 こんな空き地にあるのに、誰も気付かない。多分、歪みは能力持ちにしか見えないんだろう。 「あいつかな…」 歪みの周辺を探していると、この場所とはミスマッチな奴が見つかった。 「悪いが…先手必勝だ」 俺は強烈な蹴りを放った。だが、敵は無言のままそれを避けた…と言うより、当たると言う運命が書き換えられたように思える。 「ユウト、こいつは運命系能力の敵だ」 「運命…ねぇ。俺は運命に抗うぜ!」 マスターマグナムの引き金を引き、銃弾を放つ。今回は運命超越弾丸だ。これで運命を書き換えても意味ないぜ? 「あ、」 敵は普通に避けた。そうだった。その手もあったな。 「ん?なんだ!?」 俺は背後に途轍もないオーラを感じ、咄嗟に振り返った。そのオーラの根源は天神ベーカリーに居た男だった。 「なんで…まさか!」 次の瞬間、俺の予想は的中した。あの男は、異世界の戦士だった。男は敵の背後に移動し、敵を見つめた。男が見つめただけで、敵は消滅した。 「お前…!誰だ!」 俺がそう言うと、男はこちらを見た。 「俺はラネン・ブライト。ゼノ社のエージェントだ」 また新しい敵が出て来たな…
EPISODE 24:最強のブライトネス 「ゼノ社って何だよ!それと、目的は何だ!」 「ゼノ社ぐらい知っとけ…」 ラネンは俺に蹴りを放った。 「ユウト、神速に変えておいた」 だが、クライが既に神速の力を宿していた。俺は神速で蹴りを避ける。 「俺の目的はな…お前だよ。お前を消す依頼」 「そうか…」 「ユウト、グランドで行こう」 俺の持つ銃に光の力が宿る。 「俺は笑顔を守る。これからもな。だから死なない」 俺は引き金を引き、ラネンに銃撃する。 「それで当たると思うなんてな…」 ラネンは簡単に避けた。 「ユウト、助けに来たぞ〜!」 翔真が上空から拳を振りかぶりながら、落ちてくる。翔真はラネンに拳を振るが、奴は視認すらせずに避けた。 「避けた後にこれも避けれるか?」 俺は光の力を宿す弾丸を放つ。弾丸は光を発し、ラネンの視界を奪う。だが、奴はこれすら避けた。 「クライ、一旦マスターマグナムだ」 「了解」 俺はマスターマグナムの弾丸を絶対回避不可能弾に設定し、引き金を引く。 「何をしようと無駄だ」 それでも、ラネンは回避する。 「マジかよ…」 一体どうやって… 「次は俺の番だ…」 次の瞬間、ラネンは俺の背後に移動し、反応できない速度の蹴りを俺に放った。俺は吹き飛ばされ、銃を落としてしまった。 「武器が欲しかったからな、使ってみるか」 「クライ、ビヨンドセイバーだ」 俺は剣を取り出し、そこにクライの超越の力が宿る。ラネンは俺に銃撃する。俺はビヨンドセイバーの超越斬撃で弾丸を切ろうとしたが…銃弾を剣を貫通し、俺に直撃した。 「お前の能力…なんだ?」 「教えるかよ」 ラネンが俺にトドメの蹴りを放とうとした瞬間、翔真が背後から槍で突きを放った。 「翔真、サンキュー!撤退するぞ!」 俺は翔真を抱えて、神速で逃走した…