EPISODE 29:ラネンの上司 俺はユウト。今も俺は戦闘中だ。今日のファルドの護衛は翔真だったんだが、天神街に異世界人が出現、俺が駆けつけ、戦闘になった。 「私の聴力に聞き取れないものはない」 今回の敵は、凄まじい聴力で、銃撃音を聞き取って弾丸を躱す。 「はぁ!」 あと、炎を操る能力らしい。 「クライ、こいつキレ性かな?」 「恐らく、そうだ」 なら、遠慮なく煽るぜ。 「お前、結構雑魚じゃね?あと、俺の方が耳良いからw」 特大な煽りだ! 「何だとぉ!?」 予想通り、奴はキレた。そして、凄まじい熱を持つ炎を辺り一帯に放った。だが、俺は跳躍して避ける。奴に狙いを定めながらな。 「お前はBANだ!」 俺は引き金を引き、銃口から弾丸が放たれる。だが、炎の熱の影響で奴の耳に音は届かない。 「何ぃ!?うわぁ!」 銃弾は敵に直撃し、敵は倒れた。 「さよなら〜」 俺は敵を歪みに投げ込んだ。 「消化もしなきゃな」 クライが魔法の力を宿し、銃はウィザードマグナムに。水魔法の弾丸で、俺は周りの炎を全て消していった。 「ファルちゃ〜ん!おっはよ〜!」 今日はファルドが俺とクライに泊まりに来た日だったんだが…翔真とラネンまで来てしまった。あれ?ラネンの服が違うな… 「ラネン、いつものスーツじゃないのか?」 「あぁ、私服で来てみた。あと、今日は俺の上司を紹介する」 「ど〜も、ラネン・ブライトの上司です〜」 ラネンが言った次の瞬間には、上司さんは登場していた。 「私、アーク・ブライトと申します。ラネンがお世話になっております〜」 まただ…翔真の時と言い、また変な人だ。 「おい、いつものノリが少し出てるぞ」 考えてるいると、ラネンがアークさんにツッコミした。 「まあいいじゃん?」 なんか、親子みたいだな… 「あ、血は繋がってないよ?」 俺がそう考えてるいると、アークさんは俺の思考を読んだかのように言った。 「な、なるほどな…」 少し、動揺したけど、無問題。クライのおかげで慣れてるからな。 「俺がラネンを拾って、ゼノ社に入れたんだよね〜超超超優秀だったからさ〜」 しれっと重要情報! 「これも全部、あんたのおかげだ…」 ラネンが少しだけ笑った。ように見えた。だけど、良かった。ラネンにも笑顔があるんだな…
EPISODE 30:俺たちのストーリー 「じゃあ、俺は帰るね〜」 そう言うと、ラネンの上司、アーク・ブライトさんは帰って行った… 「さっきのアークって人…変な感じでしたね」 ファルドが言った。 「確かにな。俺の心も読まれてたし」 まったく…能力持ちはデフォルトでも読心が出来るやつが多いな… 「ユウト!敵が歪みを通って出現した」 「わかった」 俺たちは歪みに急行した。 「おい!ドラゴン野郎!お前は敵か?」 俺は敵らしき存在に声をかけた。 「おいおい!いきなりかよ!」 だが、敵は答えずに攻撃してきた。 『完璧でない貴様らは楽園に相応しくない』 敵の声らしきものが聞こえた。 「知るか!クライ、行くぞ!」 「あぁ」 俺は棒を取り出し、クライが魔法の力を宿す。 「悪いけど…」 俺は世界の法則を改変し壊れないようにした。 「速攻で消えてくれ」 そして、ストロングファングに切り替え、敵を切り裂く。敵は一撃でKO…なはずだが、敵はなんと再生した。 「ストロングファングでも無理か…クライ、一旦撤退しよう」 「そうだね」 俺はクライが神秘を宿したマスターマグナムを取り出し、敵に向かって撃つ。弾丸は敵の周囲を囲み、バリアのように封印した。 「クライ、あいつを倒す案がある」 「なんだい?」 「"物語"だ!」 俺は俺たちの家で、色々な本を展開した。 「なるほど!」 クライは瞬時に理解し、本を読み始めた。 「なるほどなるほど…」 超高速で本を読破していく。 「物語って…素晴らしい!」 たった三十秒で全てを読破した。 「これが…物語の力か」 クライの目が、橙色に光った。 「クライ、行こう!」 クライが新しい力・ストーリーを俺の銃に宿す。そして、俺はさっきの敵の所へ向かった。 『何をしようと無駄』 「そうかな?」 俺は銃弾を放った。弾丸はバリアを貫通し、敵にダメージを与えた。勿論、敵は再生しようとする。だが、それはできなかった。 「物語の流れを書き換えたのさ」 『何?』 「さらに、ストーリーには全ての世界の物語…つまりは全ての創作物の力も宿っている」 「これは…全ての世界の物語の力だ!」 俺はフルパワー充電の弾丸を敵に放った。殺さない程度に加減した攻撃だがな。 「終わったな」 敵は意識を失い、俺は敵を歪みに投げ込んだ…