君に届けたい言葉 第一回「春風の中で」 春風が優しく吹く四月の午前。 高校2年生になったばかりの遥(はるか)は、 窓際の席に座りながら新しいクラスメイトたちの声に耳を澄ませていた。 冬の間、ずっと体調を崩していた遥にとって、この新しい学年の始まりは少しだけ不安だった。 “またみんなと同じように過ごせるのかな”。 そんな思いが胸の中をぐるぐると巡る。 「今日から2年B組の担任になった小田です!よろしくお願いします!」 明るい声の担任の先生に続き、ひとりずつ自己紹介が始まった。 「えっと、佐藤遥です。体が弱いのでたまに休むかもしれませんが……よろしくお願いします。」 震える声でそう言った遥に、クラスメイトたちは優しい拍手を送った。 自己紹介が終わると、となりの席の少年が遥に話しかけてきた。 「佐藤さん、俺も去年よく休んでたんだ。 理由は違うかもだけど、無理しなくていいと思うよ。」 その少年――早川諒(はやかわりょう)は、 どこかほっとするような笑顔を見せた。 初めての出会いで交わされた、やさしい言葉。 遥はその時、春風以上に心が温まるのを感じた。 第2回に続く この作品が少しでもいいなと思ったら ⭐️&❤️ フォローよろしくお願いします!
2025/08/29 AM0:26 (深夜0時)公開 小説は全10話!! 毎日更新!! 10話の作成時間 1ヶ月ほど 2025/08/29 第2話公開 https://scratch.mit.edu/projects/1210521561 2025/08/30 第3話公開予定! 2025/08/31 第4話公開予定! 以降のスケジュールも毎日公開となります。 また、あくまで予定です。 素人なので日本語おかしいところ、登場人物がごちゃごちゃになってる場合がございます。そのような場合は コメント下さい。 活動休止中も小説は更新します!