Ep.1:特殊な私は、周りを怖がる 「今日一緒に遊ばな〜い?」 「ごめんね、今日は無理かなぁ…。」 「ちょっと、あんたなんでいつも私達の誘い断るの〜? なんか嫌なことでもあるの〜?」 「いや、別に…。」 「もういいや、あんためんどくさいわ。じゃあね。」 …はぁ、疲れた…。 「大丈夫?あいつはねぇ…。 めんどくさいやつに目をつけられちゃったね…。」 「大丈夫、ありがと。」 「困ったら相談してね。」 「分かった。」 「無理はダメだよ…? 『在夢さん』。」 私の名前は「現過 在夢」。「うつつか ありむ」って読みます。 そんな私なんだけど、前から悩んでることがあるんだよね…。 それは…「他人の心の色が見える」という能力のせいなんだ。 それが好きなときに使えるってならいいんだけど。 「ずーっと見えてしまう」ことが問題。 そのせいでさっきの会話。こんな感じだったわけ。 ――――――――――――――――――――――――― 「今日一緒に遊ばな〜い?」(黄色→ストレスあり) 「ごめんね、今日は無理かなぁ…。」 「ちょっと、あんたなんでいつも私達の誘い断るの〜? なんか嫌なことでもあるの〜?」(緑→怒り) 「いや、別に…。」 「もういいや、あんためんどくさいわ。じゃあね。」(灰色→呆れ) 「大丈夫?あいつはねぇ…。 めんどくさいやつに目をつけられちゃったね…。」 「大丈夫、ありがと。」 「困ったら相談してね。」 「分かった。」 「無理はダメだよ…? 『在夢さん』。」(終始空色→心配) ――――――――――――――――――――――――― こんなふうに相手の感情が大体わかってしまうんだ。 そのせいで相手が何を考えてるのかは分かってしまう事が多い。最初の会話で言うと、私をストレスのはけ口にでもしようとしたんじゃないかな…? 因みに私はここ――山茶花中学校の転校生。 知らない環境で初日からこんな感じ。 前の学校でもこんな感じで、耐えきれなくて転校したんだけどね…。 因みに、私の能力なんだけど。 もちろん私に使えるわけで。 私の心の色は――透明。つまり―――― 感情が、無い。
本垢で小説書こうとしたけど進まない自信あったのでこっちで書かせていただきました() キャラデザはオリキャラとして本垢で出すと思います。