反知性主義とは、人間を人間たらしめている「知性」を否定し、盲目的、反人間的に生きるという意味ではない。 反知性主義とは、神を信じるのに知性は必要ないと主張する信仰上の態度である。知性によって世界を明らかにするとか、真理は造られるのではなく発見されるものだと考える科学世界に「神」は含まれない。神学が否定神学的にしか神を語れないのは、信仰が本来的に知性に依らない盲信だからである。 「神を信じるのに''知性''も金銭も地位もいらない」とする態度こそが反知性主義なのである。「信仰だけ携えて、広大な想像力で神を創造する」 この知性と信仰の住み分けは、プラグマティズムを経た相対主義と見解が一致する。