1939年のポーランド侵攻から災難は始まった。 ドイツの戦場における優勢とは裏腹にドイツ以外の国の反乱鎮圧力が低く各地でレジスタンスや過激運動が湧きまくり荒れに荒れ、ドイツがソ連との戦闘、ノルマンディー上陸の対応によって弱体化するに伴い枢軸の影響力が狭まり、フランスや南欧、東欧はそのタイミングで各地にいろいろな組織が跋扈し始めた。 いろいろな国や民族が祖国を追われたが亡命した国家もまた本来の政府と異なる意見を持つものがいた。北アフリカ、西アフリカでは前衛芸術家と左派軍人による運動が苛烈化、ドゴール率いる自由フランスに帰属した右派系軍人が集う中央アフリカ、かつてのベルギーが持つ唯一かつ世界最悪の植民地・コンゴ、リスボンの反動勢力から逃れた自称ポルトガル"王国"のガリシアなどなど。 この混乱の中で新たに生まれた大国である民族社会主義のジャンガル、前衛的テクノクラシーのモンゴル、混乱の中で国体を大きく変容させたオーストララシア、ブラジル、そして新たな混乱をもたらすかもしれない大イスラエル、ブルグント、先鋭芸術運動もといアヴァンギャルド・フランス、そして小さく分たれた尚も希望を捨てず統一の日を夢見るアメリカ、フランス、イタリア、日本の諸軍閥。瓦礫の上に築かれた小康的な秩序はすぐに崩れ去り再び混沌が訪れるだろう。 もはや過去に縋り止まっている場合ではない。波が来るならば、その波に乗るか、波を耐え忍ぶかである... 抵抗と崩壊を経て、瓦礫の上に一体何が残るだろう? 各地域紹介: ◯ヨーロッパ 大戦における直接的な一番の被害者であるといえるだろう。レジスタンスの活発化はドイツら枢軸国を追い出すには十分だったがドイツを屈服させるには不十分であり、また一つにまとまっておらず紛争が相次いでいる。イタリアはフランスや東欧と比較すれば比較的穏健的に国家分裂を遂げたが大イタリア主義が潰えたわけでは全くなく再統一を夢見る国家が多い。 スペイン内戦はそれぞれの派閥が激しく争ったが、リスボンで発生したニヒリズム的テロ集団、リスボンから逃れ反動化しスペインを攻撃し始めた元ポルトガル、イスラーム回帰主義を唱え混成的宗教を構築したグラナダ、そしてアルジェリアから本土への帰還を夢見るついでにスペインに魔の手を出そうとする先鋭芸術運動に対抗するべく諸派が連合したのである。 東欧はソビエト、ドイツどちらからも一時的に解放されたことにより様々な思想が輸入され、チェルノーゼムの豊かな黒い土は今や赤く染まっている。中東や南欧の難民が多く押し寄せ治安は急速に悪化。旧スターリングラード現ズヴェズダ・イユーリヤは違法建築が立ち並びサイバーパンクにも似たスラム的光景を醸し出している。 この地に生き残った大国は事実上の外様を含め3つ存在している。 ・ドイツ第三帝国 イデオロギー:ナ チ ズム、管理統制主義 ドイツ以外危険思想の鎮圧能力が皆無だった現象を喰らい同盟国イタリア、ヴィシー、ルーマニア、ブルガリアを相次いで失う。フランス方面は親衛隊に任せ東方生存圏の維持に尽力したが結果的に維持できたのはオストラント以西に加えて比較的迎合度の高い北欧、オランダ程度であり、総統はこの事態を重く受け止め再征をすぐにでも実行しようとしている...が彼の健康状態は宜しくないばかりか暗殺計画の噂も絶えないようで...? 世界第一位と目される軍隊を保有。主に現代型戦車を基軸とし航空支援で補完したその陸軍は非常に強力。一方で軍事費が嵩みに嵩みメフォ手品も効かないのでいよいよ財政難に直面している。 ドイツからかろうじて逃げ出したユダヤ人により半ば強引な形で建国されたイスラエルを特に敵視しておりアラブ国家との協力が検討されている。本当ならすぐに解体させたいが南欧がこの有様(イタリア社会共和国は内陸に押し留められており、海軍はジェノヴァや南ヨーロッパ公益共和国がほぼ保有)なので何もできない。 ・大英帝国(正式名称:グレート以下略) イデオロギー:自由民主主義、拡張主義 大戦を生き延びた不滅の島国。世界最強の海軍を持ちその展開能力は計り知れず。現在もなお植民地を各地に抱えており現地民族の利権を巻き込んだ巧みな内政術によって帝国を維持している。しかしながらインドや東南アジアの動乱には巻き込まれており、完全に植民地失陥はしてないながらも苦境に立たされている。自由フランス系統の中央アフリカやアフリカに亡命したポルトガル共和国、イベリアで唯一中立を保っているアルガルヴェと協商を結成している。 地味ながらも全ての大陸州に未だ発言権がある。 なお、アメリカが失敗したノルマンディー上陸を後にしれっと成功させておりシェルブールからカレーまでに安全保障地帯を設けているが、加速主義化したアイルランドと合わせフランスではいろいろな過激思想国家の対応に直面しており国内世論的にもノルマンディー進出は失敗であったとする声が大きい。また加速主義は芸術性を通じて伝播することから言論統制が若干敷かれているのでこれに対する反発がリヴァプールを中心にありやはり加速主義的テロが多発している。 ・ソビエト連邦...というよりロシア・ソビエト社会主義連邦共和国 イデオロギー:人民社会主義、マルクス・レーニン主義 ほぼ欧州での発言権をほぼ失った(社会主義的軍閥があるがいずれもソ連の影響下にはなく、最寄りの社会主義系統のオデッサでさえ国家社会主義に近く左派ナ チ ズムとも言える思想である)代わりにアジアでの影響力を若干手に入れた。しかしブリヤートやアムールはモンゴルに根こそぎ取られているので陸続きではない。一応モンゴルもサンディカ系統な(のに加え怖い)のでそれなりに関係構築に努めている。ただ南ロシアや極東南部を失った代わりにシベリアの開発を急速に進めており一定の成果は上げたほか、空軍に関してもミサイル技術の集中研究をもってアウトレンジに特化させている。海軍は...お察しください(潜水艦主軸は崩していない) 南ロシアでのレジスタンスによる社会主義軍閥との和解に努めているが色々交渉が難航しており、両者の統治者の相性次第では社会主義同士で戦争になる可能性も否定できず不安な状態が続く。 ドイツが国内情勢に喘いでいる間にルテニアの諸軍閥を併合したいと目論んではいるもののまだ軍の増強も国の増強も全然終わっておらず、軍閥も軍閥でドイツの兵器を鹵獲しているのに加え国家弁務官区時代に苦難を歩んできたため練度が高く今のままではまともに勝てる気がしないし向こうにその気はないので放っておいている。 また国体を維持しつつ大惨事にも巻き込まれなかった国がいくつか存在している。 ・スウェーデン国民国 ドイツに服従を迫られあえなく従う。フィンランドがソ連と停戦したタイミングでフィンランドと交戦し辛勝し領土を拡大した。ドイツに対し弱腰な政権に対し人々は不信感を抱いている。 ・ハンガリー王国 ルーマニアがドイツのと同盟を拒否ったのでフルボッコにして大ハンガリーを達成したのだがトランシルバニアの抵抗が予想以上に激しく戦況の不利と共に放棄。付近にダキアの過激思想軍閥だったりユーゴだったり地下的に抵抗を続けてきたポーランドがドイツ相手に善戦してたりと不安しかない。 ・ヘルヴェティア・テクノクラート連邦 明らかにRBⅡ某国家..なのは置いておくとして、付近情勢の急激な悪化とカオスに伴い国内では前衛的加速を技術者によって成し遂げるべきだとする声が大きくなってこうなった。現状はまだおとなしくドイツとイギリスの調停役として活躍。 ◯東アジア 日本は史実と違い北洋系を依然利用する形で中華統一戦争に介入した結果張作霖亡き(この世界線では共産党に暗殺)後の張学良一派が率いる奉天政府だけ反対したので奉天を関東軍が独断で鎮圧して足掛かりを作ることになった(ちなみに北洋軍閥には戦後返還すると言っていたがそんな気はない)。そうやって史実通りかそれ以上に戦いを進めていた。一方太平洋方面では史実通り開戦...したが初手でマーカス、ミッドウェー、ハワイと飛び石的に上陸を重ねこの際にアメリカ太平洋艦隊のほとんどをフルボッコにしたが逆に戦線に穴が空いていたフィリピンの米軍から熾烈な攻撃を受けて一時は台湾や沖縄が占領されてしまう...なんてことをやってた結果両者ボドボドになってしまったわけだが引くに引けず、日本では長引く戦争に対する不満に納得がいかない状況で同盟国経由で思想が蔓延したため政府に対する不信感が爆増、極め付けには米軍による関東での欺瞞攻撃によって制空権の穴を突かれ局地戦闘機秋水の配備が追いついていなかった広島、長崎に核を落とされたのみならず二度目の沖縄陥落の情報が漏れ出し隠蔽体質のある政府に対し各地で反旗を翻したというわけである。またアメリカもこの頃悲惨な状況に...というのは後ほど。 そしてそんな最中、ドイツのソ連攻勢が反転されかけたタイミングで極東の軍が出払っていることを良いことに、近代に清から独立し当時のロシア帝国の元国力を蓄えていたモンゴル(中道→テクノクラート)が参戦しソ連の極東、トルキスタンを占領し早期講和、その後迅速に中国や満州に攻撃を仕掛け平原で中華で主軸の歩兵に対するカービン/擲弾騎兵、現代型軽戦車を繰り出しまくり圧倒。中国の西部分を支配下に収めるというとんでもないことをかます。国民党と共産党、そして日本にしてみればたまったものではないがなすすべがなかった...のだがこれに対し反発を招き南京で第二次太平天国が、広東・湖南で未来派が相次いで反乱を起こし中華情勢は一層複雑怪奇になったのである... この地域に大国はもはや一つしか存在しない...が、その立地と国力上、下剋上される危険に常に晒されている。 ・モンゴル民族遷移国連邦 母体はウランバートルのモンゴルだが実際には旧ソのアルタイ、ブリヤート、中華の一軍閥であった新疆、そして陰ながらモンゴルと通じていた日本傀儡の蒙疆政府系も含まれている。近代に大清の影響が弱まったタイミングで独立戦争を起こし清軍を翻弄して見事勝利、その後ロシアのブロックに入りながらも資源開発や移民招致を行い順調に経済成長を続けていた...恐慌が起こるまでは。それまでの経済成長が一気に落ち込むことに失望を抱きこれまでの旧体制ではモンゴル再興を成し遂げられないという声が高まり世界初のテクノクラシー国家として再出発を始めたのである。 その後は対ソ、対日中で便乗を重ね旨いところをかっさからっていったので中華からの憎悪の念は凄まじくいつ復讐されるかはわからない... そんなわけでかつて便乗で領土をむしっていったソ連と仲良くする方向に転じている。 経済は概ね遊牧型と都市型の人に分かれ遊牧型は国土の自警的治安維持や管理も兼ねているほか、各地の都市型の人々との交易を行い流通を回している(なお伝統は現在もある程度尊重されている)。その国土上農業には適していなかったが内蒙古の獲得によって大規模な農業政策に乗り出している。 また、夢を諦めない国家の姿もそこにはある。 ・帝国関東州 大日本帝国系の国家組織。ちなみに天皇家は台湾にいるので関東州が守っているわけではない。鹿児島に上陸し一応本土への足がかりを作ることができたものの無政府化し各地の自治会が点在する程度の九州四国のまとめ上げに苦戦。後シンプルに日本が闇鍋すぎて果たして敵うかどうかがわからない... ・朝鮮社会主義人民共和国 比較的豊かな北部地域を日本傀儡に分捕られているのでちょっと不安要素があるがソ連を模倣した経済政策を以て国内の安定化に努める。その内たる計画にはかつての高句麗の範囲までを統一するというものがある... ・太平復天国 かつての洪秀全が説いたような理想の国家を復活させようという動き。安徽軍閥の軍人の一部も離反し軍事力もかつてより明らかに強大になっている。
◯東南アジア・南アジア・オセアニア 一言で言うなら「独立」。主に対イギリスで色々な国がかつての宗主国を追い出そうと躍起になっている...一方で南方軍の一部が地元住民と協力して設立した東印度のような国もある。 この地域は大国の影響が若干薄いが依然存在はしている。この地域の特徴的な国家を幾つか挙げる: ・インスリンディア人民共和国 本来はインドネシア全域で社会主義革命を達成しようとする動きだったがあまり支持を集められなかったようだ... 地理的に重要なポジションにあることから英ソ対立の火種の元となっている。 ・東印度聯合共和國 日本軍の残存軍がこの地域の統合主義者と合流し建国。ジャワ島などと比べると国力では劣っていたがインフラの整備、工業基盤の構築、地域間の連携が実り急激に経済成長を遂げている。 ・メイッティーラ帝国 地域大国とも言えるぐらいの強国。反大国主義のもと支持を集めているが民族間対立に喘ぐ。 ・マラーター同盟 どういうわけか復活しどういうわけか軍隊がとてもつおい。背景には中東の存在か...? 伝統主義を重んじはしつつも発展の阻害になるものは有耶無耶にしている。 ・オーストララシア連邦 英連邦の中でも優等生と目されるオーストラリアとニュージーランドが合同して結成された。諸移民の制限のため白豪主義に転じたが労働力確保のため欧州からの移民は受け付けており諸文化の融合が起こっている。 ◯中東・アフリカ 中東は欧州の影響をまあまあ受けはしたが国体は維持することができている...のだがここでは新たな冷戦が展開されているのである... またアフリカも欧州の影響を排除することには叶わなかったが本土から亡命した者、本土で容認されなかったもの、それらを追い出したいアフリカ国家が割拠している。西アフリカやコンゴでは悍ましい内紛が続き疲弊している... ・ジャンガル人民連邦 ギーラーンの小さな運動から始まったこの組織はソビエトの支援を受けつつ急速に支持を集め、やがてエルズルムやパキスタンの社会主義勢力と合流し中東一の大国に至らしめた。クーチェクの民族主義と社会主義を融合させた民族社会主義の担い手であり、ソビエトとはまた違う勢力として自立している。一方でこれをイラクは警戒し冷戦状態となっている... ・イラク共和国 枢軸国の支援を受けイギリスからの経済的自立を成功させ持ち前の資源を活かし産業を発展させてきたがイランやイスラエルに対する軍事費の上げまくりで慢性的な財政難に陥っている。 ・大イスラエル国 欧州からの難民やソビエトにいたシオニストが集ってイギリスの支援を得ながらパレスチナの血と鉄の上に建国された。情勢不安や周辺国との対立から反動化して半ば入植と虐殺の繰り返しはドイツの国家弁務官区の手法に奇しくも類似しており途中からイギリスの支持も失い孤立化。シリア、ヨルダン、レバノンなどを併合し軍事拡大も止まらない。 ・トルコ復興政府 枢軸側で参戦したら案の定ソビエトやイギリスによる攻撃を受けまくり瓦解して国内に前衛集産主義や新民俗主義が台頭してこうなった。国家再生を掲げ世俗化しているが反発も大きく政治が不安定。 ・先鋭芸術運動 自由フランスと同時期にアフリカに亡命した前衛芸術家率いる国家。脱伝統と戦争賛美による加速で西アフリカの人民を取り込みその版図を急速に拡大。ベルベル人や自由フランスなどからの対立を招くがフランス直入の軍事技術とそれらの狂信的改造によって他勢力を圧倒している。いずれ本土に帰還することを夢見ておりニースにその足がかりが見られる。 ・ソマリア連合 新たな国として浮上してきた諸氏族合同の国家。海洋貿易と安全保障(つまりPMC)で一定の利益を上げる。この際に貿易相手がイギリス系だったりするのでやはり彼らに頭が上がらない状況が続く。エチオピアが怖い。 ◯中南アメリカ 恐慌からの情勢不安でアルゼンチンは加速を望み、ブラジルはサンディカ的テクノクラートを望むという感じで過激思想がごった返す。コロンビアの反米運動によってアメリカの介入が極端に少なかったため諸国は対立関係にあったが最近になってチリとアルゼンチンの同盟、ブラジルとペルーの同盟とがありボリビア、パラグアイをめぐり冷戦状態に陥っている。 また中米はアメリカという秩序の喪失により旧マヤ地域の三つの国、旧メキシコの三つの国が争う状態となっている。 ・パラグアイ愛国戦線 ブラジルの介入を受けアルゼンチン側につくも、国民はこの二大勢力のどちらにも満足しておらず極右の台頭が予想されている。 ・コロンビア緊急政府 アメリカへの抵抗は南米に大きな影響をもたらしたが同時にコロンビアにとっては甚大な被害を被る話であった。ベネズエラとパナマでの同時反乱、国営企業のスキャンダルが連鎖的に起こりさらにイギリスによるガイアナへの介入があったことで国内は分裂した。 ・中央アメリカ人民国 エルサルバドルがファシズムのもと諸国家を武力で統合しようとした名残。マヤ族の迫害を行ったためユカタンに多数が逃亡しそちらと度々紛争を繰り返す。今のところはエルサルバドルがグアテマラ北部を横取りしてきたのでこちらに対処中。 ・イスパニョーラ統一共和国 ドミニカが極右のハイチを外交介入で平和的に併合し統一国家として踏み出す...かと思われたが加速主義のプエルトリコに上陸を受けたり隣国のキューバが反動化してそちらへの介入を行わなければならなかったりと苦労が多い。 ◯北アメリカ かつてのアメリカは太平洋戦争で日本の電撃的攻撃に為す術がなく後退していたが、欧州ではフランスのレジスタンスの力を借りノルマンディー上陸を計画していた。しかしいざ実行してみるとフランスの他の組織、例えば肉欲戦線などによってその動きを妨害されちょうどのタイミングでドイツが西方防衛に乗り出したために予想以上の反撃を喰らいシェルブールで包囲殲滅されるという大失態を犯す。太平洋での敗北もあったがこれが決定打となり従来政府への失望と加速主義への憧れが強まる。そして煽動家による反戦運動や再構築運動によって-不思議なことに日本とほぼ同時期に-アメリカは幾つにも分たれたのである。 今、この地には東西のかろうじて維持されている秩序とその中間の無秩序によって構成されている。 ・キャロライナ・エスカドロン共同体 フランス系の前衛主義者が主導し建てた国。国民の機械化による未来的産業の構築に勤しむほか、先鋭芸術運動のフランス帰還を支援する第一人者である。東海岸諸国のリーダーと目されているが統率はままならない状況。 ・西アメリカ暫定統治機構 アラスカ州・ワシントン州・オレゴン州・カリフォルニア州を前身とする事実上唯一の合衆国後継政府。カスカディア独立紛争やネバダのPMC、メキシコ北部の国粋主義国家相手に苦戦。 ・ロズウェル怪奇国 地球外生命体との対話を目指す反動軍閥。 ・サビン・テクノクラート 東海岸から異端扱いされたファシズム系技術官僚国家。 ・セネターズ・アームズ・ネバダ 退役軍人を主軸とするPMC国家。蓋を開けてみれば売春に強奪に賭博なんでもありな無法地帯。元軍人に合衆国の基地があるだけあって軍事力、特に空軍が強力。 ・シアトル・コミューン コミューンとあるけど社会主義者ではなく暴力的アナキスト。カスカディアや西アメリカに対しずっと抵抗状態を保っているだけあって一人当たりの練度は高い。 ・ノイエ・ヴェネーディヒ オタワなど南部の失陥によってまとまりがなかったオンタリオをイタリア人社会民主主義者がまとめ上げた。海運によるインフラ改善や鉱産資源開発に勤しむほか東部の加速主義勢力との融和を目指している。 ちなみに北部地域は政府の統制が及んでおらずイヌイットが原始的生活を行う程度のアナーキーと化している。