低音質版
うつろいに委ねる、 ひらり舞い散る花弁と、 連れ去られ、 失われて、 はや待ち続ける理由もあらず。 焼きつける花火と、 傍で消えかかる夕暮れと、 香る秋、帯びる紅と、 儚く揺れる冬に飲まれていく。 白く積もる雪を思い出す。 時に染まるその色の先は? 一つ二つまた失くすも。 無常に時は過ぎて。 ぽつりぽつりと言葉の雨を、 呻く鶯が過ぎさって行く。 崩す様に、 紡ぐように、 終わりも知らないまま。 うつろいに委ねる、