どこかで見たことのある景色 でも思い出せない 空は視えず、色も音も眠ったまま 視界は波打つ鏡のようにぼやける 前からあったはずのもの けれど形は微かに歪んで、手を伸ばしても掴めない 既視感と違和感が混ざり合い、息が止まりそうになる どこかずれている気がした それでも私たちは 透明な空気を吸い、遠くの音に耳を澄ます 夢の縁に立つように、揺れながら