今度アニメも作ります
今年の夏休み、友達と肝試しで山奥の廃屋に入ったときのことです。夕暮れが迫り、周囲は次第に闇に包まれ、木々の影がまるで手を伸ばしてくるように見えました。 廃屋の扉を開けた瞬間、冷たい風が吹き抜け、廊下の奥からかすかなすすり泣きが聞こえました。「誰もいないよな…」と友達と目を合わせましたが、足がすくんで動けません。進むたび、床がギシギシと音を立て、壁には黒い影が揺れているように見えました。 奥の部屋で、ふと天井を見ると、何もないはずの梁に、人影がぶら下がっているように見えました。目を凝らすと、その影はゆっくりこちらを向き、赤い目が光りました。声を出そうとしても、声は喉に詰まったまま。友達も同じように固まっていました。 慌てて出口に走ろうとした瞬間、背後から冷たい手で肩を押された感触があり、振り向くと誰もいません。ただ、さっきの赤い目が部屋の奥でじっとこちらを見つめているのだけは感じました。 外に飛び出したとき、月明かりに照らされた廃屋の窓から、ぼんやりと黒い人影がこちらを追いかけるように見えました。その夜、家に帰っても窓の外を何度も確認してしまい、夏休みの夜は恐怖で眠れませんでした。