ついに「GAMERTALE」の本編小説を描きました! (もし、GAMERTALEに似たAUがあったとしても 決してマネをしてつくった訳ではないので ご理解いただけますようお願いします) メモとクレジットを読んでください 登場キャラクター ゲーマー(ゲーマーサンズ) 世界一のプロゲーマーを夢見るGAMERTALEのサンズ。 詳しい設定はこちらをご覧ください! https://scratch.mit.edu/projects/1152053172 フリスク GAMERTALEのフリスク。 この時間軸ではプロゲーマーになることだけが夢。 インク AUの守護神。 原作者様 Comyet プログ ゲーマーの幼なじみ。 ゲーマーとお揃いのヘッドホンを身につけている。 バガパン 特等席ゾーンの警備員。 前はハンバーガー店でアルバイトをしていた。 エンド 上級ゲーマーの1人。 冷たい性格のようだが………… シトラス 上級ゲーマーの1人。 2つ人格があり、いつでも元気。 オルト 上級ゲーマーの1人。 性格はおだやかで思いやりが強い。 フラウィ 黄色の花びらが6枚あり 小さなキャップをかぶっている。 上級ゲーマーではないようだ。
GAMERTALE 本編小説 ゲーマーが見たその先には… プログの前にエンドが立っていた。 プログは知らない間に目の前に現れた エンドにおどろきを隠せなかった。 「っ……(いつの間に……!?気が付かなかっ……)」 エンドはそのままプログを蹴り倒した。 「きゃっ…!!」 プログは体制を崩し、床に座り込んだ。 「おい!!!!プログから離れろ!!!」 ゲーマーが必死で叫ぶがエンドは聞く耳を持たない。 無言でプログに近寄っていく。 「……ゲーマーになにかしたんだったら… ゆ……許さないからね……!!」 いきなりエンドが現れたのにも関わらず プログは勇気を振り絞って話を続けた。 しかし手が震えている。 やはり恐怖や焦りが隠せていない。 エンドはずっと冷たい目でプログを見下していて、 そのせいかプログは足がすくんで 立てなくなってしまっていた。 (た………立てない………なんで………? はやく………はやく立たなきゃ………!) 「…っ………」 (はやく立って…!!立ってよ……!!) プログは心の中で叫ぶが体に力が入らない。 自分の体に命令しても動かない状態に陥った。 そこへエンドが声を出した。 「………お前…あのガキとそっくりだな」 「…えっと………その……あの…」 「それに……だれかに隠し事をしているな。 顔を見ればすぐにわかる…」 「そ、そんな…隠し事……なんて…」 プログはなぜか焦った表情を見せた。 「お前を例えるのなら…道化師のようなものだ。 常に自分を偽り、演技をしている…」 「ち……ちが………!そんなこと……!」 エンドはプログにどんどん詰め寄る。 「それ以上プログ近づいたら許さねえ!!! ぶっつぶす!!!!!」 ゲーマーはばっと立ち上がった。 瞳は怒りで赤く染まっていた。 いつでも攻撃を仕掛けられる体勢に入っている。 「………はぁ……お前が許さないだとか ぶっつぶすだとか言おうが私はなんとも思わない」 「プログから離れろっつってんだろうが!!!」 その言葉とともにゲーマーは攻撃をした。 廊下に細かい電撃が広がっていく。 「……(雷属性…か。さすがだな…)」 エンドは攻撃を避けつつゲーマーの方に振り向き、 あきれたように言った。 「…はぁ……もうお前らと関わるのは めんどうに思えてきた…ただの時間の無駄。 準決勝…せいぜい励むといい」 「なんだと…!!!っ…!?」 ゲーマーが言いかけたときにはエンドの姿はなかった。 最後に一瞬目にしたのは、 消える寸前のエンドらしき黒い影だけ。 ゲーマーはエンドのことはとりあえず後回しにし、 プログに駆け寄った。 プログのそばに行くとしゃがんで話しかけた。 「プログ!!大丈夫か…?!」 「う…うん……………ゲーマー……あの……」 プログはまだ恐怖が残っているのか、 座り込んだままうつむいている。 ゲーマーと顔を合わせようともしない。 「…よかった…………ごめんな…」 ゲーマーはエンドがプログに言った言葉が 気にかかったものの プログの気を使って言わなかった。 「……え…?」 「オレのせいで…巻き込んじまって……」 ゲーマーの声が暗くなった。 プログがすぐに返した。 「ううん…そんなことないよ…… オレは大丈夫だし…ゲーマーも無事でよかった……」 「…そう…か……まあ…一旦控え室に戻ろうぜ…」 「うん……」 ゲーマーはやさしく声をかけた。 「…立てるか?」 プログは力を入れて立とうとするも、 うまく立つことができない。 完全に足が役に立たなくなってしまっていた。 「少し時間が経ったら治るくらいの状態だとは 思うんだけどな…」 「ゲーマーは先に行ってて…あとで行くから…」 「いいや、プログがもし危険な目にあったら いまの状態じゃなにもできないだろ?オレが一緒行く」 「でもどうやって……」 「…ほら、乗っかれよ」 ゲーマーはしゃがんだままプログに背中を向けた。 プログはなにかを察して頬がピンク色に染まった。 「も…もしかして……」 「おんぶしてやるよ」 ゲーマーはそっけなく言ったが、 どこかやさしさが溢れていた。 「ふぇっ……!?」 プログは一気に顔が赤くなった。 ゲーマーはプログが自分の背中に 乗っかるのを待っている。 「んだよ…それ以外に方法ねぇだろ? …さすがにお姫様抱っこはやべーだろ… いろんな意味で…それに…」 ゲーマーは続けた。 「なんかプログって軽そう」 「へ?」 プログはあっけにとられて目をぱちくりさせた。 ゲーマーはいまの言葉を吹き飛ばすように 咳払いをしてから少し声を大きくして言った。 「ま、まあとにかく!!なんでもいいから乗っかれよ」 「う、うん…わかった…」 プログはゆっくりとゲーマーの背中に乗っかった。 プログが乗ったことを確認すると、 ゲーマーは立ち上がり控え室へ向かって歩き出した。 「よいしょっと…」 「………」 プログはなにも話せなかった。 できればゲーマーには見られたくない。 なんだか恥ずかしい…という思いだった。 幸いゲーマーは振り向かないかぎりプログの顔は 見えないので顔が赤いことは知らないままだろう。 (ゲーマーって……なんかあったかい……) プログはゲーマーの温もりを感じて、 背中の上で目をつぶった…