リミックス禁止、自作発言禁止 第2話「最初のクエスト」 ここはミルヴェル村の酒場、陽だまり亭。 そんな酒場の奥の席で、4人組が話していた。 ケイ「ちょうど剣士を探してたから助かったよ」 KK「そんなそんな...」 ケイ「とりあえず自己紹介としてステータスを見せ合うか!」 ケイがそういうとみんなは腰のベルトに手をやり ボタンを押した。 ________________________ 名前:ケイ レベル:2 役職:勇者 スキル:「雷豪」 雷を操ったり、体内から雷を作り出すことが可能。 だが、身体的負荷も大きく、全力で戦える時間は 長くても5分ほどしかない。 持ち物:「勇者の剣」 闇の力に対抗する光の力と女神の加護がかかっている伝説の剣。 ケイが勇者の任を授かった時、国の王様から渡された。 ___________________________________________ 名前:夢 レベル:2 役職:魔法使い スキル:「サーチ」 自身から半径1キロ圏内なら位置とモンスターか人かわかる能力。 頑張れば調べれる範囲を1キロだけ伸ばすことができる。 持ち物:「魔法の杖」 魔法の森にいた魔女がはるか昔に木で作った杖。 その杖から放たれる魔法は素早く、正確だ。 しかし火力が少し本来の力より下がってしまう。 ________________________ 名前:とびねこ レベル:2 役職:僧侶 スキル:「カオスフィールド」 無重力、空気抵抗の無効化 (発動した地点から半径25mのフィールド) 解除するまでか、本人が大ダメージを受けるまで 残り続ける。 持ち物:「魔法の書物」 とびねこが昔いた教会の書物。 なかには回復魔法の使い方などが書かれている。 特別な素材でできていて、水にぬれても破れず どんな攻撃でも壊れることのない。 ________________________ KK「いや、皆さん強そうなスキルですね~」 ケイ「ありがとな!」 夢「まぁ、KKさんのスキルの相談者も結構便利ですよね~」 KK「戦い系じゃないけどね」 とびねこ「まぁ...人から情報を聞き出せるのはいいことだと思うよ...」 KK「あれ?元気ない?」 夢「あぁ、その子少し人見知りでね~」 KK「なるほどね~」 ケイ「とりあえず4人そろったし、簡単そうなクエストから行きますか!」 ナレーション「{クエスト、農家のお願い}が選択されました」 KK「こういうところでもナレーションが鳴るんだね」 ケイ「ナレーション...?なんのことだ?」 KK「え?いや、なんでもない。(...あ、作者である私にしか聞こえないのか?)」 勇者たちはクエストに示された森へと向かっていった。 森の奥へと足を踏み入れた4人。 木の陰が地面に模様を描き、鳥の鳴き声が響く。 穏やかに見えるが、冒険者にとって森は油断できない場所であった。 先頭を歩くのはケイ。 背中に剣を背負い、周囲を見渡している。 その後ろを夢と、とびねこが歩き、最後尾にはKKが不安そうに歩いていた。 「けっこう奥深くまできたな...」 ケイが振り返る。 「果実はもう少し先だろう。気を抜くなよ?」 そのときだった。 ガサガサッ...!! 草むらが揺れ、青いゼリー状のドロドロとした塊が三体現れ、道をふさぐように並んだ。 KK「あれは...スライム!!」 ケイ「俺が前に出る!」 そう言うとケイが剣を抜き、戦闘態勢をとった。 腰のベルトにある緑のゲージが明るく光る。 どうやらこの世界でHPはベルトに表れる光で可視化されているらしく、勇者のゲージは満タンなのがわかる。 「フレイムショット!」 夢が杖を振ると、火の玉がスライムに飛び直撃した。 水分を多く含むスライムは、ジュッと音を立てて弾け、蒸発して消えた。 「ケイ、右から来るよ!」 とびねこが冷静に状況を判断し、指示をする。 冷静な観察力が、仲間の動きを助ける。 ケイはとびねこの声に従い、右から来たスライムを真っ二つに切り裂いた。 残る1体が、後方のKKへと飛びかかった。 「うわっ...!」 運動の苦手なKKは避けられず、もろにぶつかられ、体勢を崩す。 「イテテッ....」 腰のベルトのゲージを見ると、緑色だったゲージが減って数値が赤色に点滅している。 「KK、下がれ!」 ケイが即座に駆け付け、スライムを切り倒す。 ゼリー状の体が地に散らばり、最後の一体も動かなくなった。 倒れたスライムたちの残骸は灰になってなくなり、そこには青色に光る小さい石が落ちていた。 KK(なんだろう...これ、きれい...) 光る石を手に取り眺めていたらケイが話しかけてきた。 ケイ「それ、綺麗だよな~魔物を倒すと数個落としていくんだけど、それでものを買ったりできるんだ。」 KK(あ、これがこの世界の通貨のジェムか...こんなにもリアルで綺麗だとは思わなかった...) KKはケイの持っている袋にジェムを入れると、ベルトに表示されているHPとはまた別の数値が増えるのが見えた。 あれが所持金の数値なのだろう。 夢「じゃあ、また進むか~」 とびねこ「そうだね~」 ケイ「よし!行くぞ~」 四人は再び森の奥へ進む。 目的の果実はまだ見つかっていない。 だが、最初の戦いを乗り換えたことで、少しずつ冒険者としての一歩を踏み出したのだった。 ーーーーーーーーー第2話終わりーーーーーーーーー
スタジオ https://scratch.mit.edu/studios/50912575/ 魔物辞典 「スライム」 青色でドロドロした液体と固体の間のような質感。 目や口はなく、体の形も常に変わっている。 しかし、攻撃するときは体を縮めて固くしている。