リミックス禁止、自作発言禁止 読んだら感想とかコメントして欲しい。 モチベーションのために。 第4話「鉱山に眠る女神の石」 険しい鉱山へ続く山道を勇者たちは息を切らしながら登っていた。 すると、後ろから涼しげな声が響いた。 「あれれ?君たちの鉱山へ行くの?」 荷車を押しながら現れたのは勇者たちと同じくらいの年の不思議な雰囲気をまとった商人。「錘(すい)」 暗い青色の髪を後ろで束ね、背には無数の道具袋を背負っている。 すい「僕はすい。旅する商人だよ~」 ケイ「君は何しにこの鉱山へ?」 すい「えーっとね、ここの鉱山は珍しい石とかが多いからいい売り物になるんだ~」 夢「こんにちは僕。女神の石ってしってるか?」 すい「なんか鉱山の奥にあるらしいけど、あそこ火山みたいに暑いから取りに行けないの~」 とびねこ「火山みたいに暑い...?」 すい「うん、そうなんだ~」 KK(これって暑さってどう感じるんだ?ゲームの世界だといえ、熱中症とかになったら大変だぞ...) すい「あぁ、そうだ!奥まで行くのならこれあげるよ!」 すいはそう言って荷車から薬草や松明、そして耐熱薬を取り出し、ケイに渡した。 ケイ「え?いいの?」 すい「うん!代金は...あとでもらうよ!じゃあまたあとで~」 すいは鉱山の別の入り口のほうにはしって行った。 勇者たちは薄暗い鉱山の中を歩いていた。 すいからもらった松明に火を灯し、周りに注意しながらゆっくりと奥へ、奥へと進んでいった。 鉱山の壁には鉱石がたくさん輝いており、まるで夢のような世界が広がっていた。 しかしその空間を抜けようとしたとき、突然。 壁の鉱石が不気味に光を放ち始めた。 ケイ「な、なんだ?!」 ケイは慌てて武器を構える。 すると...壁の岩が砕け、鉱石をまとい擬態していた魔物、鉱魔が群れをなして襲い掛かってきた! ケイは武器を振るうが鉱魔の体はまさに岩のように固く、剣では歯が立たない。 「フレイムショット!!」 夢が杖を振り、火球を繰り出した。 その火球は鉱魔の岩を溶かし、鉱魔は本体のような部分を表した。 とびねこ「いまだ!」 とびねこの掛け声と同時にケイとKKは剣を振り、 鉱魔に叩きつける。 鉱魔の動きは止まり、灰になって消えていく。 ケイ「はぁ...はぁ...さすが鉱山、魔物の数が桁違いだね...」 KK「しかも、鉱石に擬態してるなんて...」 すると突然みんなのベルトが振動した。 どうやら今の戦いでレベルアップしたようだ。 {ケイは溜め斬りを獲得した!} {KKは連続斬りを獲得した!} {夢はアイスミストを獲得した!} {とびねこはヒールライトを獲得した!} ケイ「おぉ...技が増えたのか...」 KK(連続斬りだ...いつか勇者と被るやつ...w) 夢「涼しそうな技だな!」 とびねこ「やっと役に立てる...」 ケイ「どうやらレベルアップするとHPも全回復するらしいな」 とびねこ「ほんとだ、ゲージが満タンになってる...」 夢「よっしゃぁ!女神の石めがけて進むぜ!」 みんな「おー!」 奥へ進むと、広大な空洞にたどり着いた。 中央の石柱の真ん中にはその存在を周りに知らしめるように、透き通るような青い光を放つ石。 女神の石があった。 夢「あれが...女神の...」 とびねこ「きれいすぎる...眩しいくらいに...」 KK(やべぇ!自分で描いたときはドット絵なのにマジでリアルな宝石やん!綺麗すぎる!興奮する!) ケイ「これで...この先の戦いを有利に進められる...」 勇者ケイが宝石に手を伸ばしたその瞬間... 轟音と共に、灼熱の炎が檻のように宝石を覆った。 ケイ「なんだ?!」 とびねこ「ケイ!上だ!」 全員が見上げるその先には、赤と黒の鎧に包まれた戦士がいた...燃え盛る大剣を握りしめ不敵に笑っている。 「見つけたぞ...勇者たちよ...我らの魔王様の邪魔をする不快な存在...」 ケイ「誰だお前はっ!!」 「おぉ...なんと威勢のいい若者だ...そこまで言うのなら名乗ってやろう...」 その戦士は大剣の炎をさらに燃え上がらせる。 「我が名は暗黒七人衆の一人、炎のアルカディア様だ!この女神の石は忌々しき勇者の剣を強くさせる光の力を秘めた石...魔王様のため、この石は壊させてもらうぞ!」 勇者が剣を構え前に出る。 ケイ「そんなことさせるわけにいかない!」 アルカディア「クククッ...お前は本当に...威勢がいいなぁっ!!」 アルカディアはその瞬間大剣を振り上げ、周囲の壁が燃え上がる。 夢「危ないっ!!」 とっさに夢は新しい魔法のアイスミストを展開する。 KK「あつっ!!」 KK(皮膚が焼けるように熱い...アイスミストで防いでも少しのダメージは受けてしまうらしい...) 後ろからヒールライトを使いつつ戦況を観察していたとびねこはあることに気づく。 とびねこ「あいつの攻撃は正面に対しての攻撃が多い!そして炎の攻撃は熱風で全体に攻撃できている!ケイとKKは挟むように攻撃して注意を分散させて!夢はアイスミストで炎の無力化を行って!」 とびねこの冷静で的確な指示にみんなは従う。 KK「くらえっ!連続斬り!」 目にもとまらぬ速さの5連撃...しかし手ごたえがあまりない。 アルカディア「そんな貧弱な攻撃!痛くもかゆくもないわっ!!!くらえっ!爆裂火炎球!」 KK「やばいっ!!」 アルカディアの左手から放たれた火炎球はKKに当たり、爆発し、KKは爆風で吹き飛ばされる。 KK「いっ...たぁっ!」 ベルトのHPバーは赤く点滅しピンチを表している。 KK(やばい...この後なにか食らえばやられる! この世界はゲームだ...でも熱さとか痛みは感じる... HPが0になったらどうなる...) KKは焦る...しかしアルカディアは待ってくれない。 アルカディア「熱風衝撃波!」 一同「ぐはっ!!」 ケイが目を開けると暗く何もない世界にいた。 ケイ「なんだここは...あれは...誰だ?」 目の前には天使のような姿の1人の女性がいた。 天使「おやおや、タヒんでしまうとは情けない...」 ケイ「タヒんだ?嘘だろ...この冒険は終わりなのか?」 天使「いいえ、終わりではありません。あなたは今まで倒した魔物からジェムを入手しましたね?それを使ってセーブされた場所からやり直すことができます。」 ケイ「わかった!」 天使「では、勇者様...現世へおかえりください...次の冒険もまた素晴らしいものになるように祈っています。」 ケイの体は光に包まれた。 目を開けると、女神の石があったあの場所の入り口に立っていた。 夢「あれ...?さっきやられたはずじゃ...」 とびねこ「どういうこと?」 ケイ「どうやら...俺たちには天使の加護があるらしい...ジェムがあればやられたちょっと前から生き返る」 夢「へぇ...便利だな」 そんな安心した雰囲気の中泣きそうになっている人がいた... KK(怖かった...タヒんだと思った....てか生き返りのシーンってああなってるんだ...てか勇者が天使にジェムを払って祈られるまでこっちはずっと動けないし暗い世界の中にいるからクソ怖い...二度とタヒにたくない...) ケイ「だ、大丈夫か?」 KK「あ、うん!大丈夫だ!今度は絶対倒すぞ!」 ケイ「わかってるって!みんな、いくぞ!!」 こうして勇者たちはまた、アルカディアに立ち向かっていくのでした。 ーーーーーーーーー第4話終わりーーーーーーーーー
感想欲しいよぉ〜コメントしてって〜 スタジオ https://scratch.mit.edu/studios/50912575/ 魔物辞典 「鉱魔」 鉱山などに生息するクモのような魔物で、体の周りに石を体液でくっつけ、宝石のような色に体液で塗装し、周りの宝石に擬態している。 集団で行動するため、対処が困難である。 「暗黒七人衆:炎のアルカディア」 魔王が魔法の宝石に闇を注ぎ込み、生み出した魔物の1人で、炎の宝石から生まれたアルカディア。 炎を自由に操り、爆発させ、範囲的な攻撃を得意とする。 炎をまとった大剣は振るたびに周りの草木を燃焼させるといわれている。 登場人物 「錘(すい)」 世界中を旅する自由な商人で、たくさんのものを売っている。 少し不思議な一面もあり、お腹がすくと自分の商品の食べ物を食べてしまう。