リミックス禁止、自作発言禁止 第13話「港に日常が戻る」 フェリィとの戦いから数日... 港町のガレキは片づけられ、焦げ跡の残る街路には再び人々の声が響き始めていた。 潮風に混じって、木づちの音や子供たちのはしゃぐ声が港全体を満たす。 町はまだ完全ではないが、確かに生き返ってる。 KK「ケイ、そこ支えてろ!」 そう叫ぶと、KKは力強く木づちを振り下ろす。 カンッ、カンッ! 新しい木の柱がまっすぐに立った。 「おぉ、さすが勇者の仲間たちだ!」 近くの職人が声をかけると、ケイは肩をすくめて冗談めかして言う。 ケイ「勇者も肉体労働する時代だなw」 KKは苦笑して「まぁ、戦うだけが勇者じゃないしな」と返す。 通りでは、夢とネオが料理をしていた。 夢はスープを鍋からスプーンですくい、ネオに差し出す。 夢「ネオ、これ味見してみろ!」 ネオ「いいよ~....うん、悪くはないけど塩味が少し足りないかな~」 夢「そうか?俺はこれでもいいと思うけどなぁ...」 ネオは笑いながらスプーンを夢に返す。 ネオ「焦がさなかっただけでも立派だよ、次は味のバランスも少し気を付けてね」 夢「まかせろ!」 ネオ「その意気よ!」 一方、とびねこは子供たちと遊びながらねこみみと一緒に魚を取っていた。 とびねこ「ここで取れる魚はすごい大きいね...!」 ねこみみ「そうでしょ!ここの魚は脂がのっててとってもおいしいのにゃ!」 とびねこ「それは楽しみにゃ!」 ねこみみ「ふふっ...とびねこさんったら、にゃって言っちゃってるよ~」 とびねこ「あ...///」 そこへケイがやってきて 「一緒にいるから移っちゃったんじゃないか?」 と微笑む。 そして時間は過ぎていき、夕方になった。 港の広場では焚き火が大きく燃え、漁師たちは魚を焼き、商人たちは店を開いている。 焼き魚の香ばしい匂いが、風に乗って町全体に広がた。 ネオ「夢、焼き加減はどう?」 夢「たぶん大丈夫だ!たぶん!」 ネオ「心配だなぁ...w」 ネオは鍋を混ぜながら明るく指摘する。 ネオ「ちょっとここにも火を当ててみて」 夢「おう!ファイアー...」 夢が杖を構えたのを慌ててKKが止める。 KK「まてまて、なんで魔法を使おうとしてるんだw」 夢「え~だって楽じゃん...」 夢は杖を下ろし、残念そうに言う。 とびねこ「もう夢ったら...w」 そんな会話が街を明るくする。 焚き火の火がパチパチとはぜる。 仲間たちは街の人たちと笑い声をかわし、港の夜は穏やかに過ぎていく。 夢がそっとつぶやく。 「こうしてると、戦いのこととかわすれそうだな...」 そんな夢にとびねこが笑顔で答える。 「でも、明日はまた新しい一日。みんなで頑張ろ」 夢は大きくうなずき笑顔で答える。 「そうだな!」 ケイは夜空を見上げ、深く息をつく。 ケイ「この世界のどこかに...やっぱり、魔王がいるんだな...」 沈黙の後、KKがにっこりと笑う。 KK「だからこそ、食べて、寝て、明日また立つんだよ。空腹の勇者には勝利はないからね」 ネオ「腹が減っては戦はできぬってやつだよ」 ケイ「まぁ、そうだな!」 とびねこや夢も小さく笑う。 焚き火の火が夜風に揺れ、波の音が静かに響く。 その焚き火の光は、傷ついた街と人々の心を包み込み、港に再び陽が戻った。 ーーーーーーーーー第13話終わりーーーーーーーーー
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