リミックス禁止、自作発言禁止 第15話「島の遺跡」 森の奥深く、湿った空気と苔の匂いが混じる道を勇者たちは進んでいた。 石で組まれた古びた神殿が、木々の隙間からうっすらと姿を見せる。柱は割れ、蔦が絡まり、かすかに震える音を立てている。遺跡の入り口に立つと、ひんやりとした空気が肌を撫で、古の時代から眠る秘密の気配を漂わせていた。 KK「やっぱり...遺跡って不気味だな...」 ケイ「まぁ、こういう遺跡ってのは、静かすぎるくらいが普通だと思うけどな」 ケイは剣を握りしめ、警戒しながら先へ進む。 内部は外よりも薄暗く、湿った石床が足音を吸い込む。 ところどころにひび割れた床があり、光が差し込む天井の隙間からほこりが舞い上がる。 夢「気をつけろ...何が来るかわからない...」 杖を構え、淡い光を放ちあたりを照らす。 とびねこも周囲を見渡す。 通路の壁には、かすかに雷のような模様が刻まれているようにも見える。 やがて、勇者たちは古い石板の前に立った。 そこには不自然に立つ石像があり、長い年月の間に風化しているはずなのに、どこか不気味な光を帯びている。ケイがそっと触れると、床がわずかに揺れた。 KK「罠か...?」 警戒するがそこには飛び出す槍などの罠ではなく、空気中に小さな振動が走っただけだった。 夢が魔法で調べると、石像には古代魔法が残されていることがわかる。 試しに小さな魔力を流すと、石像が一瞬光を放ち、わずかな雷鳴が遺跡内に響いた。 ネオ「雷...?」 夢「気を付けて...この先、普通の魔物だけじゃすまないかもしれない。」 ケイたちは武器を構え、ゆっくりと進む。 遺跡の奥へ進むほど、石壁の隙間から雷の残留が見え隠れし、床には焦げた跡が点々と残っていた。 何者かがこの遺跡の中で力を振るった証。 ケイ「ここが神殿の最奥か...」 夢「何もないな...」 ネオ「お宝とかもなさそうですね...」 その時、遠くからかすかな声が響いた。 「あれ?もしかして君ら、噂の勇者たち?」 その声に勇者たちは立ち止まり、武器を構えた。 神殿の最奥の部屋の角の影から現れたのは、少し背の高い青年だった。 見た目は勇者たちと同じ普通の人間のせいねん。 だが、どこか不思議な威圧感がある。 ケイは身構えつつも答える。 ケイ「そうだけど...君は?」 青年はにこりと笑う 「いやー、ここら辺で旅をしていて、この神殿を見つけてさ、お宝とかないかな~って思ってたら迷っちゃったんだ」 夢は胸を張り、誇らしげに言った。 「そうか...もう安心していいぞ!なんたってこのケイは頼もしい勇者なんだからな!」 しかし、とびねことKK、そしてネオは小声でささやく。 とびねこ「なんか怪しくない...?」 KK「うん...こんな森の奥まで来るかな...」 ネオ「そうですよね...しかも一人で...」 青年は軽い笑みを浮かべながら、言葉を続ける。 「やっぱり勇者たちなんだ~あのさーお願いがあるんだけど~」 ケイ「なんだ...?」 警戒しながら要望を聞く。 すると青年はニヤリと笑った。 「勇者の命、奪わせてくれない?」 その瞬間、青年の手に片手剣がふわりと現れた。 KK「ケイ、気をつけろ!」 ケイはとっさに下がり攻撃をかわす。 青年はよけられた瞬間、少し悲しそうな顔を見せた。 しかし、すぐに楽しそうな表情になった。 「あ~ぁ、避けられちゃったか...まぁいいや。」 そういうと、青年の姿が変化する。 白と黒の服に雷のような黄色い模様が走り、あたりの空気をビリビリと震わせる電気を帯びた。 「僕は暗黒七人衆の1人、雷鳴のサルヴァト。ずっと待ってたよ...勇者たち....」 ーーーーーーーーー第15話終わりーーーーーーーーー
感想欲しいよぉ〜コメントしてって〜 スタジオ https://scratch.mit.edu/studios/50912575/ 魔物辞典 「暗黒七人衆:雷鳴のサルヴァト」 雷を操り、体に雷をまとう。 光のような速さで動き、片手剣を振る。 素早い動きで翻弄し、圧倒するのが得意。