フレアの過去 私はフレア。クリスタルライト王国の街外れに住んでいる。家族は 研究者のお父さんと、王族の血が入っているお母さん。 お母さんはそのことを隠しているらしい。 お父さんもお母さんも通常色なのに、なぜか私は色違いとして生まれてきた。 そのせいで、昔からいじめられていた。 「家族はみんな通常色のくせに。」 「なんであの子なんかが。」 なんて言われ慣れてしまうほど言われ続けてきた。 ベテランの医師や研究者に相談を何回したことか。 それでも謎は解けなかった。 そのことがずいぶんと広まってしまったらしい。 お父さんが貴族?王族?よくわからないけど、えらい人のところへ行って話し合うことになった。1度だけ、 お父さんについて行こうとして街で迷子になった。 そのとき、初めて知った。1人でいることの 恐怖、不安、絶望感。 私が1人になったとき、すぐ私の周りに私のことをいじめていた子たちが集まって、私に技を当てたり、暴言を吐いたり、色々。慣れてたよ、そんなの。 でもそこに、私のことを認めてくれる味方はいなかった。怖かった。悔しかった。 争いが嫌いで、技を使えなかったその時の私が憎かった。 でも、いきなりすごいスピードで誰かが来て、私を助けてくれた。私はそのとき、心臓が止まるかと思った。 だって、助けてくれたその人は、大統領家のシエルくんだったから! その時から私はシエルくんに憧れている。そこから ジュエルちゃんにも出会って仲良くなった! 本当に嬉しかった。今はお母さんが病気で死んじゃって、お父さんはまだ研究を続けるためにえらい人のところへ行ってなかなか帰ってこないけど、 もう1人でも大丈夫。料理だってできるようになったし、ケガの手当てやおしゃれ、技だってジュエルちゃんたちと特訓してみんなより強く使えるようになったから。 そしてなにより、今はシエルくんやジュエルちゃんみたいな友達がいるから!