君は、鳥が飛び、花が舞う、春の日差しのように笑う。 その笑顔を見るたび、私は生きていてもいいのだと思わされる。 けれど、その瞳は、冬の湖の底のように静かで、冷たくて、少し哀しい。 あの深さに沈んだら、もう二度と戻ってこられない気がして、私は恐ろしくなるのです。 ああ、私はきっと、君を本当に愛してしまったのだと思います。 人は、本当に愛したものを、憎まずにはいられないのです。 壊してしまいたいほど、欲しくて、怖くて。 こんなみじめな感情を「恋」と呼ぶなら、私の人生はもう、とっくに君のものです。 さて、では次の話にいきましょうか。