今日は祖父の葬式。厳しかったけど、でも優しい。そんな人だった。ただ、その気持ちを私は…。 帰り道。私はバスに乗って帰っていた。 いつの間にか寝てしまっていたようだ。起きると私以外に乗客は数名いるものの、とても静かだ。 そんな中起きたのは、降車ボタンが押されたからだろう、眼の前のボタンが赤く光っていた。どうやら文字がかすれているようだが、形状でも分かる。 バスが停留所に停まる。最初に降りてからすぐに振り返ると、そこには普段よく見る家々と、夕暮れの空が視界いっぱいに見える。 でも、なにか違和感がある。 その時、声が聞こえた。 「なんで、◯◯がここにいるんじゃ…?」 聞き覚えがある女性の声。祖母だ。 その時、停留所にバスが来る。 大きな音を立てて停まり、プシュー、とドアが開く。 「このバスは――」 「◯◯、お前はこの世界にいてはいけない、早くそのバスに乗るのじゃ!」 私はとても驚く。祖母がアナウンスを遮るほどに大きな声を上げるのを初めて聞いたからだ。 そして私はバスに乗った。 でも、なんかおかしいような…。 私、今日、泣いている祖母を見なかったっけ…?
今回はほぼ創作。 意味はわかりますか…? 因みに今回から個々のタイトルを付けています(と言うか前回のもタイトル付けました) ちょっとしたヒントになるかも…? このバス、なにかおかしいようですが…? ところで皆さん、生霊って聞いたことありますかね…?