小説:『君の透明な素顔』続き 第5章:休日のハプニング 蓮に守ってもらって以来、葵はマスクを外すことはなくても、以前よりずっと明るく、蓮とも普通に話せるようになっていた。蓮は、葵の素顔の美しさを知る唯一の人物であり、そして、彼女の唯一の理解者になっていた。 週末。蓮は部活の買い出しのため、街中の大型ショッピングモールに来ていた。彼は、賑やかな店内で、思いがけない人物を見つける。 日向葵だった。 私服の葵は、やはり大きめのパーカーを着て、マスクで顔を隠していたが、その柔らかな長い髪と、誰にも染まっていない透明な雰囲気は、すぐに分かった。彼女は一人で、隅にある文房具店で、静かにノートを選んでいた。 「お、日向!」 蓮が声をかけると、葵は驚いたように振り返った。学校外で会うのは初めてだった。 「さ、桜庭くん…」 「部活のボールペン買いに来ただけ。日向は何してんの?」 「えっと…新しいノートが欲しくて。学校じゃなくて、誰にも見られないところで、自分の気持ちを書くノートを」 「そっか」 蓮は少し微笑んだ。それは、葵が彼にだけ心を許している証拠のように感じられた。 「じゃあ、俺もまだ時間あるし。せっかくだから、一緒に見ようぜ、デートな」 蓮は悪戯っぽくそう言って、葵の返事を待たずに歩き出した。葵は顔を赤らめたが、彼についていく。 二人は、誰にも知られていない、秘密の**"お試しデート"**を始めた。 蓮は、葵の好みそうな表紙のノートを選んで見せたり、カフェでは甘い飲み物を奢ったりした。マスク越しではあるが、二人で笑い合う時間は、学校での緊張感から解放されて、とても心地よかった。 「あ、蓮くん!このキャラクター可愛いね」 葵が、店のマスコットキャラクターに目を奪われている時だった。 「あれ…サクラバくんと、あの子じゃない?」 「え、マジで?あの地味な子と?」 それは、蓮に憧れている別のクラスの女子生徒たちだった。彼女たちは、まさか学園のスターである蓮が、あの地味で無口な葵と一緒に休日を過ごしているとは思わず、目を丸くしていた。 彼女たちにとって、マスク姿の葵は「地味なクラスメイト」のままだ。だからこそ、蓮の隣にいるのが許せない。 「…ねえ、あれ、絶対デートだよね。あの地味子が、サクラバくんを狙ってるの?ありえない」 女子たちの視線とヒソヒソ声が、離れた場所からでも二人に突き刺さってくる。 蓮は一瞬、眉をひそめたが、すぐに気にせず、葵の肩に手を置いた。 「よし、そろそろ喉乾いたし、あっちのカフェ行こうぜ」 わざとらしく親しげに振る舞う蓮の行動に、女子たちはさらにざわめいた。葵は驚いたが、蓮が自分を**「地味な子」としてではなく、対等な存在**として扱ってくれているのが伝わり、胸が温かくなった。 「うん!」 二人は、周りの視線など気にせず、そのまま楽しそうにカフェへ向かった。
前回:https://scratch.mit.edu/projects/1246512925 次回:1月中には...! 拡散してくれた方!!(フォロー推奨!!) @PIKATYUU133_sub @silyawa-zu(7スタ拡散) @nako_121_sub_hinan @Ruri_01-22(14スタ拡散) @yuduki-seira3(6スタ拡散) @karahurupii-ti @ 第5章を出す時間が1時間遅れてしまいすみません...(-_-;)今回は、蓮と葵の初デートです!!二人のラブラブタイム(?)に注目して読んでほしいです!この下に二人が会話してるおまけがあるので、ぜひ見てください!第6章は少し出すのが遅れてしまいますが、引き続き応援よろしくお願いします!あともう少しで今年が明けますね!皆さんよいお年を!!年末年始なのでフォロー、♡&☆、拡散もよろしくお願いします!(旗押したら、音楽流れまーす!) ~おまけ~ 葵:蓮君、この前はありがとね...! 蓮:べ、別に...いいし...気にすんなよ…!/// 葵:ちょっと顔が赤いけどどうしたの? 蓮:は?!赤くねぇーよ! (ゴッホン...)デート楽しかったな! 葵:恥ずかしいよ…// 蓮:あは!これからもどっか行こうな! 葵:うん!またどこかいっしょに行けるといいね! 女子1:日向さんずっる...! 女子2:それな~! 女子3:(ひそひそ...)こうしたらよくね? 女子1、女子2:しめしめ... 第6章へ続く...