リミックス禁止、自作発言禁止 第24話「黒き雷光」 砕け散った大地の中心で、ケイはゆっくり周囲を見渡す。 地面に残る深い裂け目。 立ち並ぶとがった岩柱。 地面をはいずるように、黒い闇が脈打ちながら揺れている。 かつて守り神と呼ばれた存在が残したものは、ただの破壊と絶望の景色だった。 ふと、倒れて動かないとびねこの姿が目に入る。 ケイ「くそ...何が守り神だよ...」 その呟きと同時に バチッ...バチバチッ...! ケイの全身から空気を焦がすような雷が吹き上がった。 怒りで視界が真っ赤に染まり、胸の奥が焼けるように熱い。 彼の足元には黒い雷が走り、周囲の岩を焦がしていく。 KK「ケイ、暴走すんなよ...!」 ケイ「わかってる...KK、お前の剣を貸せ。」 静かな声だったが大きな怒りが見える。 短い沈黙の後、KKはケイの手に剣を預ける。 ケイ「ありがとな...あいつは、俺が倒す...!」 次の瞬間、剣が赤黒く染まり、まがまがしい黒雷が巻き上がる。 地面に触れた雷が岩を溶かし、空気を焦がす。 周囲の闇を押し返すような圧力を放った。 夢「お前...この前より...」 ネオ「すごい魔力...大丈夫なの...?」 ケイ「関係ねぇ...!ここで終わらせる!」 黒雷をまとったケイが、一歩前へ踏み出す。 そのたびに地面に雷の模様が走る。 オルデュスの核を覆うように闇がまた巻き上がる。 オルデュスは咆哮を上げる。 「グオォォォォ!!!」 闇の触手がまた現れ、空を埋め尽くし、数百もの槍となって飛び込んでくる。 KK「ケイ!よけろ!!」 しかしケイはよけなかった。 触手がケイを囲み、ケイの姿が見えなくなる。 夢「ケイ!!!今何とかする!ファイアー....」 夢が魔法を詠唱しようとしたその時... ズガァァァァァン!!! 激しい爆発音と黒き雷光と共に、ケイを囲む触手の群れが一瞬で灰になった。 衝撃の余波だけで岩が砕け散り、全員が爆風に押されて後退する。 KK「やば...これ本当にケイか...?」 ネオ「完全に別次元....!」 ケイはゆっくりと大地を踏みしめた。 踏み込んだ瞬間、地面に亀裂が入り、雷光がケイに集まる。 ケイ「雷豪...断雷斬!!」 黒雷が巨大な刃となり、空を切り裂いた。 触手が数十本まとめて蒸発する。 今度は灰になるどころか、存在ごと焼き消された。 オルデュスが吠える。 「グオオオオオッ!!」 背中から新たに触手が無数に生え、巨大な影となってケイに襲い掛かる。 しかし、ケイは落ち着いていた。 ケイ「同じ手は...通用しねえよ!!」 剣を逆手に持ち替え、軽く振り上げた。 ケイ「雷豪天衝!!!!」 稲妻が天を貫く柱となり、頭上から迫っていた触手の大軍を吹き飛ばす。 空が黒い雷で染まり、オルデュスの影が遠くでかすむように揺れる。 それでもオルデュスは巨体を震わせ、力を込めて拳に闇を凝縮させた。 まるで大地そのものを砕くような一撃。 ケイはその拳を見上げ、目を細めた。 拳が大地に振り下ろされる瞬間... ケイ「遅すぎんだよ...!」 バチィィィィッ!!! ケイの姿が雷光と化し、一瞬で拳の上へ飛んだ。 そして繰り出したのは ケイ「雷豪...紅蓮斬落!!!」 オルデュスの腕が赤黒い雷で粉砕される。 衝撃が内部まで突き抜け、核を守る闇へ一直線に雷が走った。 闇が吹き飛び、核がむき出しになる。 ケイ「あと一撃で...破壊できる...!」 ケイは地面を力強く踏み込み力をためる。 ケイ「雷豪...紅蓮...」 技を使おうとしたその瞬間異変が起きた。 ケイ「ッ...ぐ....!」 足が一歩も動かない。 雷豪の力は強大だが、体への負担はあまりにも大きい。 怒りで体の限界を忘れていたのだ。 ケイ(動け...動けよ...!今しかねぇんだよ...ッ!) 焦りの中で、核は再び闇に覆われ始める。 闇が牙をむき、とがった岩や触手が次々とケイを狙って出現する。 ケイ(どうにかしないと...動け...動けってんだよ...!!) しかし、身体は悲鳴を上げて動かなかった。 ーーーーーーーーー第24話終わりーーーーーーーー
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