リミックス禁止、自作発言禁止 第26話「近代王都エルダスト」 オルデュスの巨体が大地へ還るように崩れ、その腕だけが次の大地へ繋ぐ橋として残った。 ケイたちはその巨大な岩の橋を慎重にわたってゆく。 KK「なんか温かさを感じる...」 夢「...本当だ」 一歩一歩足を進めるたび、心が温まる気がした。 ケイ「きっと、オルデュスが感謝してるんじゃないかな...」 とびねこ「そうだといいね....」 長い橋を渡り、やがて霧が晴れ、新たな大地が姿を現した。 北の大地にたどり着いたのだ。 ネオ「広いですね...」 夢「あぁ、まだこんなに見てない場所があったなんて...」 ケイ「世界は広いからな...」 北の大地の丘はたくさんの生き物が暮らしていた。 大自然という言葉が似合う景色だった。 ケイ「そういえば、俺の故郷も北の地方だったな...」 ネオ「そうなんですか?」 ケイ「あぁ、ここからまだ遠いが小さな村がある。」 夢「じゃあ冒険がひと段落したら行ってみようぜ!」 ケイ「そうするか~」 5人は足を進める。 丘を抜けるとそこには、広大な都市があった。 その都市は高度な文明と魔法が混ざった都市だった。 夢「なんか前よりも人が多そうだね」 とびねこ「うん...建物もきれいだし、風景も落ち着いてる...」 都市へとつながる道沿いには商人や農夫、軍人の姿もちらほら見える。 都市の入り口には大きな門があった。 その門をくぐると... 石畳の道、立ち並ぶたくさんの建物やお店、そして真ん中には大きな時計塔が立っていた。 KK「めっちゃ都会じゃん...!」 ケイ「確かここは街でありながら一つの王国のような大きさの近代王都エルダストだ!」 夢「すっげぇ!なんかわくわくするじゃねぇか!」 エルダストは貿易都市でもあり、各地から来た人々でにぎわっていた。 夢、とびねこ、ネオは魔法素材の店に行き、魔法石や杖を物色していた。 夢「この火晶石ほしい!」 とびねこ「夢、お金使いすぎると後で怒られるよw」 ネオ「でも安いですよ?」 とびねこ「最近クエスト受けてないからお金があんまないんだよ...」 KKとケイは街の人への聞き込みと防具屋で装備探しをしていた。 KK「さすが貿易都市...めちゃくちゃいい品がたくさん売ってるなぁ~」 ケイ「防具を新しく買いたいけど、この今の装備は動きやすいし慣れちゃってるからね~」 KK「それもそうか~」 のんびりと街を周り、歩いていると入り組んだ裏路地の壁にもたれかかる男が声をかけてきた。 「そこの君たち...旅人かな?」 同時に、よこの大柄な男が腕を組んでニヤッと笑う。 「いや、ただの旅人って感じじゃねえなぁ」 その声にケイたちは振り向く。 ケイ「誰だ?」 ケイが眉をひそめる。 すると1人の男が片手を軽く上げて笑った。 「おっと、驚かせたなら悪かったね。僕はアーベルだ。剣士をやってる。」 続いて隣の大柄な男が胸を張って名乗った。 「俺の名前はガルド!こいつの一番の相棒の武闘家だ!」 KK「剣士と武闘家のコンビか」 ガルドは豪快に笑い、アーベルは軽く笑った。 ケイ「で、何の用だ?」 アーベル「いや、見たところ君たちはただの旅人じゃなさそうだから声をかけたのさ。君たちは相当強そうだ...何者だ?」 ケイ「俺はケイだ。勇者として魔王を倒す旅をしている。この人たちは俺の仲間。右から、剣士KK、魔法使いの夢とネオ、そして僧侶のとびねこだ。」 アーベル「勇者...?」 辺りに静寂が訪れた。 しかしガルドが豪快に笑った。 ガルド「ガハハ!勇者だってよ!アーベル、どう思う?ww」 アーベルは少し眉をひそめ、注意するように言う。 「ガルド...人を笑うのは失礼だよ...でも、僕もこの人たちが勇者だなんて信じられないな...」 夢「なんだお前ら!やるか?!」 とびねこ「ちょっと、落ち着いて」 ケイは静かに目線を前に向け、声を強める。 「君たちに何を言われようとも関係ない。俺たちは勇者だ。女神さまから魔王討伐の任を授かったものだ。」 ガルドは肩をすくめ、にやりと笑う。 「わかったわかった...勇者ってことにしておいてやるよ...w」 KKは少し腕を組み、問いかける。 「で、なんのようだ?」 アーベルは少し間をおいてから、真剣な表情で言った。 「君たちに声をかけた理由はただ一つ。この都市の南にある遺跡の攻略を手伝ってほしい。もちろん宝は山分けだ。」 ケイは少し考えこんだ。 「遺跡...?」 ガルドが胸を張って説明する。 「あぁ...この都市の南にある遺跡は難攻不落と言われた遺跡だ。大昔の王族の墓だって話もあるぜ。」 ケイは仲間たちを見渡すと、決意を込めて言った。 「まぁ、最近のこの地方のことを色々知りたいし、手伝うよ。」 アーベルは目を輝かせ、笑顔になる。 「まじ...?!ありがとう!とりあえず僕たちのメンバーの基地を教えるからついてきて!」 そういうと、アーベルとガルドは先導するように裏路地を抜けていった。 勇者たちはその後ろを慎重に、しかし迷いなくついて行った。 ーーーーーーーーー第26話終わりーーーーーーーー
感想欲しいよぉ〜コメントしてって〜 新スタジオ キャラクター紹介 「アーベル」 オリキャラ。 この都市の剣士で、腕前は都市一番と言われている。 「ガルド」 オリキャラ。 この都市の武闘家で、腕前は都市一番と言われる。 二人はどうやら昔、ペアマッチの武闘会で連勝した人たちらしい。