[story] この手で…どうにか…」 「彼」を 止めるべきだ。 そんなこと 分かり切っていた。 大量の塵。 もう 見飽きた。 見たくもない。 大量の塵が生まれた理由は 言うまでも無いだろう。 「彼」の仕業だ。 もう 嫌だ。 おばさん。 兄弟。 王様。 勿論 オイラも、今までに塵となった回数なんて 数え切れない。 だからオイラは 彼に反抗する。 でも失敗するのが いつも通りさ。 何故かと言えば これもまた 分かり切っている。 EXPが 足りない。 それだけだ。 「兄ちゃんッ!!オレさま特製のスパゲティだぞッ!!」 この声は… 兄弟か。 「おう、ありがとうな。」 「味ッ!!味はどうだッ!?」 「まあ…大分 美味いぜ。」 こう言うと喜ぶ 兄弟の姿も 何気ない会話も もうそろそろ 無くなるのかもしれない。 何か 嫌な予感がする。 言葉には 表せないけれど。 「ところで…」 「んッ?なんだッ?さてはまた ギャグだなッ!?」 「いや…違うんだ。」 「どうしたんだッ?いつもの兄ちゃんらしくないぞッ?」 数秒の沈黙の末 話すことにした。 「あのニンゲン…分かるか?」 「ニンゲンッ!?オレさまが…」 兄弟の声を遮って 話す。 「アイツにだけは…お願いだから、近づかないでくれ。どうもアイツは オイラたちを殺して…」 一瞬 兄弟に真実を伝えることを躊躇った。 だが兄弟は そんなことは気にせず いつも通りの調子のようだ。 「そんなの オレさまにかかれば 余裕だッ!」 自信満々に話す兄弟は 何かを探している。 「あれッ…?兄ちゃんッ!!スパゲティのソース用のトマトがないぞッ!!兄ちゃん買ってきてッ!!」 「嫌だぜ。買ってくるのも料理の内、だろ?」 「もうッ!!オレさまが買ってくる!!」 「ああ、気を付けてな。」 憤慨しながら出ていく兄弟を見送った後は テレビをつけた。 どうも 今やっているのは ちょうどお笑い番組らしい。 テレビを見て 時々笑った。 そして、「このギャグは兄弟にも使えそうだな…」とか 「こりゃおばさん 笑ってくれるだろうな」とか 何気ない独り言を 時々呟いた。 それから数分は経っただろうか。 急に 不安に駆られた。 兄弟を一人で出かけさせて 大丈夫だったのか。 「彼」が 今 地底世界にいる。 そんな気がしていた。 テレビを消すのなんか忘れて 家を飛び出した。 「兄ちゃんッ!!トマト 買えたぞッ!」 「お、それはそれは 良かった…」 沈黙が続く。 「ん?どうしたんだ 兄弟?…!?」 玄関先に目をやると スカーフと トマトの入った紙袋…そして 塵が 雪の上に落ちていた。 「彼」は 見当たらない。 もう 何処かへ行ったのだろうか。 テレビ番組の中の 笑い声さえ 耳に入らない。 まるで モノクロの風景…とでも言うべきだろうか。 世界に一つ 大きな穴が開いたようだ。 「嘘だろ…?なあ、兄弟…?」 案の定 返答は無い。 改めて 理解した。 自分の兄弟は殺された、という事を。 それと同時に やっと決めた事がある。 それは なるべく早めに実行するべきだ。 家を出て 暫く歩く。 着いたのは 前に一度 兄弟の買い物に付いて行った時に行った店。恐らく 兄弟の行きつけなのだろう。 店の店主が 話しかけてくる。 「おや?パピルスの 兄ちゃんかい?」 「ああ、そう…だ。」 さっきの出来事があったからか 少し躊躇った。 「ついさっき トマトを買って行ったよ。今日は レモンが格安って言ったのに…」 何でもないように話す彼を オイラは気に入っている。 けど 仕方がない。 「…ごめんな、兄弟。それに…アンタ。」 その言葉と同時に 手を出した。 辺りには 閃光が走った。 幾分か経った頃、閃光は 止んだ。 それと同時に、彼と店は 消えていた。 「……まあ これで一歩 進んだ訳か…」 オイラが考えていることは 簡単。 手当たり次第 会ったモンスターを手にかける。 「彼」の真似事だ。 家に帰った。 兄弟が待っていた。 「兄ちゃんおかえりッ!!!」 「…へっ?」 目を擦った。 兄弟は 消えた。 「…何だったんだ…?」 まあ いい。 「彼」を 今度こそこの手で 殺める。 それ以外に 彼を止める方法はない。 どうせ 「彼」は リセットを繰り返す。 気に食わなきゃ リセット。 気に入っても リセット。 それを知りながら 生きていく気持ちなんて… 言っちまえば 最悪だ。 オイラが 絶対に 「彼」を 仕留める。 それ以外の選択肢なんて オイラには無い。 ストーリー一部変更+サンズ視点 プレイヤーがパピルスを殺したって事にしようかな まあ多分いつか元に戻る それとですこの方で(特に)スプとかは進んでるよ ゲームのエンジン何使えばいいのかな… 予定してるエンカウント一覧言おうかと思ったけどネタバレになるしやめとこ undertale / toby fox dusttale / askdusttale others / me