「挑む」 「フー・・・・」 呼吸を二、三回する。斬られたら現実でも斬られているかも知れないと言う恐怖を呼吸で消し去る。 「勝負だ、ケルベ・・・・」 自分とケルベは、おお互いに違う構えを取っている。 そして、ケルベは接近して来る。 「来た・・・・!!」 ケルベは超スピードでクローを振る。自分は出来る限りのスピードで武器の木刀とキーブレードを振り、対抗する。 とても大きな金属音が鳴り響く。 「やっぱり速い・・・・」 お互いの武器が弾かれ、距離を取る。 「・・・・何だ。?」 ケルベは、レバーを叩く。すると、待機音らしき物がなる。 「あれは・・・・!!」 制作者の自分は知っている。あれは”必殺技の構え”だと言う事を。 「早期決着で来る気か・・・・」 自分は考えた、どうすれば回避出来るか、どうれば止められるか。 「・・・・・・・・やるしかない!!」 一つの作戦を思い浮かんだ。だが、失敗すれば・・・・ 「・・・・死ぬ・・・!!」 ケルベはクローを自分に向かって投げる。自分はキーブレードで両方を弾く、だが、目の前でクローが合体し、回転を始める。 「・・・・来い。」 自分・・・・いや、”俺”は両目を閉じ、体中の力を抜く。 ケルベはレバーを引く。そしてケルベは、高く飛び上がり、 蹴りの構えをする。 「まだだ・・・・まだだ・・・・。」 ケルベは超スピードで接近してくる。当たる数秒前になる。 「・・・・今だ!!」 俺は木刀を足場にして、空中に飛び上がる。ケルベの蹴りは、木刀に当たる。木刀は吹っ飛び、ケルベは着地する。ケルベは辺りを確認する。だが、どこにもいない。ケルベが上を確認しようと上を向く。そこには、キーブレードを構えた俺がいた。 「食らえぇぇ!!」 渾身の一撃を放つ。ケルベは両腕でガードをする。だが、装甲はひび割れ、破損する。その一撃は、ケルベの装甲を完全に砕き、ケルベには、強烈なダメージが入る。 「はぁ・・・・はぁ・・・・人間、舐めんなよ・・・・」 ケルベは徐々に粒子状になり、一つの光が出てくる。その光は、前みたいに自分の心臓部分に入る。 「・・・・目覚めるか。」 そして自分は、目を開ける。いつもと変わらない風景が広がっている。 「良かった・・・・戻ってこれた。」 部屋の端に置いているキーブレードと木刀を確認する。傷は付いていない。現実に影響がなかった事を確信しほっとする。 「・・・・ありがとな、助けてくれて・・・・あっ、そうだ!!タブレット!!」 急いでタブレットの電源をいれ、パスワードを打ち込み、プロフィールに入る。 すると、”オススメの作品”に”仮面ライダーケルベ メモリージェネレーション”と書かれた作品が表示されている。 そして、共有した作品を見る。そこには、仮面ライダーケルべの作品が、全てあった。フォロワーも確認する。そこにはしっかりとフォロワーがいた。だが、数は十分の一だった。だが今は、作品とフォロワーが戻っている嬉しさの方が勝っていた。 「よ・・・良かった~!!」 と言い、一息ついた。 だが、それはまだ始まりに過ぎなかったのを・・・まだ知らなかった。