抹茶防衛戦 作:matya_macha サムネ:gamezukino_ringo 番外編2 凄い勢いで落下するヤキフと雲。 正確には雲形の機械。 「おぶっ!?いったぁ!」 雲がエアバッグの役割を果たし、 ちょっと痛いくらいで済んだ。 「くそっ!!キレイル教会にあのレベルの 呪いの使い手がいるとは思わなかった...」 呪いの情報はあっても、失伝した技術。 ヤキフ以外の人間は気付いていないが、 実際はそこまで便利ではない。 本人にも代償があるため連続して使える技術 ではないのだ。せいぜいが動きを止める程度。 呪いを使いこなせるかはその者の器に 大きく影響される。 [自分の死と引き換えに一族を根絶やす。] そういったことに用いられるものなのだ。 後天的に獲得できる技術ではあるが、 人間性にも影響されるわ、使い勝手が悪いわで 誰も使わなくなったし、使えなくなった。 自分の命を賭せば大抵の人間は殺せるが。 呪いへの適正条件は3つ。 -1:器の肉体的強度- [ただし、後天的肉体強度は考慮されない。] -2:器の魂の澱み- [ただし、魂の澱みは後天的でないとならない。] -3:器の生来の狂気- [ただし、精神的に病んでいてはならない。 あくまでも殺人衝動、他害衝動の類であること。] この三点が満たされていなければならない。 "過去への恨み、妬み、敵愾心"を持ち、 それに"恐怖せず"、"周りを害する心持ちのある" 人間などそうそういない。 それでいて"肉体強度"も必要なものだから 失伝した。それなりの理由があるのだ。 つまり呪いの使い手はそういったものが全て。 それだけの好条件の人間がキレイルにいる。 この情報は相当高く────── 「呪いの使い手がいたか...厄介だ──────」 「うわっ!?びっくりさせるな!!いたのかよ!!」 急に声を出してヤキフを驚かせたのは、 昔から共に仕事をしている、 木葉(このは) 隠れ(かくれ) 姿を隠す能力を持っている。 ただし、自分以外を隠せないので 暗躍には向いていない。 「急に驚かせるな!!俺はお前が 見えないんだから気遣いくらいしろ!! それに俺は死にかけたんだぞ!!」 「すまんすまん。それよりも名前は 知られてねぇだろうな? 知られているならお前は確実に死ぬぞ。」 これも勘違いだ。 これは知っている自分がおかしいので、 隠れが的外れとは言わないが。 「知られてないと言いたいがこの状況だしな...」 我ながら上手い演技だ。悟られてはないはず。 「不穏なこと言いやがって。 それとこの情報、どこに売る?」 隠れには言っていないが、 俺はノルスフォイルで一番強い人物である─。 一番強い人物に情報を提供しろと言われている。 極秘任務のようなものだ。 「今この情報を高く買うとしたら...... アデノイドだな。キレイルの戦力の情報 とか一番ほしいだろ。」 正直ヤキフはアデノイドとキレイルの 小競り合い(世界崩壊の危険有)に参加したくはない。 「まぁ、情報はお前に売ってきてもらうよ。」 「分かったよ。お前はいつも通り寝とけ。」 「あいよー。見つかんなよ?」 隠れならバレる心配もないとは思うが。 「分かった。じゃあ俺は行く......死ぬなよ!」 そう言い残して隠れは去って行った。 |||||||||||||||||||||||||||||| 「ったく。心配性だね~あいつは。」 「死なないようにしないとなー。」 運命なぞいくらでも曲げられるもの。 俺が死ぬか生きるかはおま...皆様次第。 いや、お前らに気を遣うのは疲れた。 それはそれとして、だ。 「情報は時に一万の兵士の増援に匹敵する。 俺はそう思うしな。」 今回のアデノイドとキレイルの小競り合いは ノルスフォイルを味方に付けた方の勝ちだろう。 正確にはあの二人が付いたら、か。 「それにあの呪いの弾丸...当たってたら死んでたな。 あのレベルの呪いは初めてだった。 俺が思うに6?いや、7だな。7なけりゃ死ぬ。」 生来の肉体強度が7なければ死ぬだろう。 呪いとは扱う人間によってはそれほど強力。 その他の条件が絡まればまた変わるだろうが。 「はぁー...眠い。ここで寝るかもう。」 そんなことしたらキレイルの人間が寄ってきて すぐに殺されるだろうが。 「俺は情報屋として全て知ってる。 お前らのこともな。」 口に出す必要もないが、一応言っとく。 「俺らは、この世界は...ハリボテだ。」 俺たちは傀儡として動かされ続ける。 俺だけはお前らの傀儡にならなかった。 なあ?イレギュラーだろ?お前らにとっては。 だからお前らに動かされない道化として、 抗って抗って、抗い続けてやるよ。 全部、かき乱してやる。 お前らの思い描いたものをぐしゃぐしゃに 潰してやる。 まだまだ続くわ。 matya_machaからのコメント ドウモ!!マッチャデス!! どうしてもヤキフを優遇してしまう抹茶。 情報屋はかっこよくしたいじゃない? さてさて、アニメになってるのはあと一話。 そこから先は皆様にとって未知の領域。 楽しいかどうかは分からない抹茶ワールドを その目で、しかと見届けてやってください。 コメント、☆,♡、拡散等励みになりますので是非に。 それでは、読んでいただきありがとうございました!! また来てくださいね~!
番外編1 https://scratch.mit.edu/projects/1278738597/ 1話 https://scratch.mit.edu/projects/1276811898/ サムネ https://scratch.mit.edu/projects/1277570415/ 設定 この世界は現代より進んでいる世界ですが、 それを活かせる人間が少ないと思っていただければ。 簡単に言うと、ニコラ・テスラ100人とその他の愚図で世界人口作られてる感じです。 銃火器の概念もありますが、剣や盾も使います。 ていうか6以上だと弾丸避けるレベルなので 5以下の人間しか銃火器を使いません。 一部の人間が能力(よくあるスキル的なやつ) を持っており、それを使う感じです。 キレイルには少し例外的な形でこれを手にするものがおり、その方法はキレイル内部の人間しか知りません。 ノルスフォイルは他国にとってマジで謎と言っていいです。情報国家であり、中立的な立場です。簡単に言うと、異人三のコミジュルの強化版みたいな感じです。(龍が如く7参照すりゃ分かる) |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| 抹茶君という生物が生まれた。 猫が抹茶のおもちを食べてできた謎の生物... それはその可愛さと裏腹に危険な存在だった。 「抹茶君の命が潰えた時、全てが消える。」 それは、宇宙の核と抹茶君が混ざってしまったというイレギュラーな結果のせいだった。 原因は分からない。情報の出どころも分からないが アデマイド国家は、これを[※最重要機密事項]に定め、情報の全てをひた隠しにする。 だが、どこから嗅ぎつけたのか邪教的思考の [キレイル教会]の人間は抹茶君の存在に気付いた。 キレイル教会の人間は抹茶君を破壊し、世界をリセットしようとしている。 その陰で中立的な国家、[ノルスフォイル] はどちらにつくかを見定めているのだった... |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| 各兵士や例外人物には数値で脅威度が割り振られている。 1:一般人未満 2:一般人級 3:少し鍛えた人間程度 4:日常的に鍛えている人間程度 5:多大な筋力を有した人間程度 6:超人的な筋力を有している人間程度 7:兵士の平均程度 8:特殊兵装をした兵士と同等 9:戦車と同等 程度 10:小隊を壊滅させる程度 11:部隊を壊滅させる程度 12:国家戦力を壊滅させる程度 13:世界に脅威をもたらす程度 数値はあくまで基準であり、脅威度なだけである。 世界への影響の大きさに準拠しており、 他への影響を考慮しない。 |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| アデノイド国家 一般的な武装国家。資本主義強めと共産主義弱めを合わせた感じの国。産まれて10年経った人間は、仕事を選び、学業の合間にそれをこなす。学業はそこまで大変でないので、働き手を増やすのが目的。収入もそこそこであり、一番まともな国である。だからといって貧困層がないわけではないが。 キレイル教会 キレイル教会はいわゆる邪教。だが、まともな人間は多く、思想を除けば立派である。キレイル教会の目的は世界のリセットであり、人間は必要ないと語る。抹茶君が消えると全てが消えるだけであり、リセットされるわけではないはずだが...。キレイルは貧困にあえぐ人間を取り込み、教徒にする。そして思想を押し付ける。教祖はなかなかのやり手のようだ。 ノルスフォイル情報国家 一番謎。この国で一番の戦力とされる人間は二人いるらしい。片方は狐面を被り、片方は一切の情報がない。ノルスフォイル国家に立ち入る人間は誰一人としておらず、死地のように扱われている。 ※最重要機密事項:最重要機密事項に選ばれた存在等は他国への共有、一般市民への共有、情報の漏洩を禁じる。