[ログ1] 怪異No.2145 Metatitle "攻略不可" 怪異レベル 対策レベル 精神汚染レベル 0 終了レベル hard 無力化レベル hard 収容レベル 2 保護レベル 3 特別収容プロトコル 2145はサイト-6の5m×5m×5mの収容コンテナ-1と外側を覆う7m×7m×7の収容コンテナ-2という二重構造に周波数帯の電波を妨害する通信遮断装置を設置して収容します。2145への収容コンテナへは上層部からの許可がない限りあらゆる電子機器を持ち込むことが禁止されており、特に実験時に用いる電子機器の中に含まれるデータに研究所の情報や個人情報が含まれる場合それらを全て回収した状態でなければ実験で用いることはできません。 2145の収容違反条件は「収容コンテナ外の電子機器への干渉」であり、これらの行為が見られた場合、干渉を受けた電子機器を全て破壊する必要があります。 説明 2145は1980年代に[編集済み]社によって開発された人工知能です。[編集済み]社は現在倒産しており、存在しません。 2145は当時[編集済み]社が開発した人工知能ロボットの試作品として開発されテスト中にシンギュラリティの到達により暴走し、殺害したもの 2145は現在研究所職員によって物理的被害を被らせないために腕部、脚部、胴体を回収しており、頭部のデータをコンピューターに移送しています。 2145は非常に敵対的であり、依然として人間を憎むような言動を繰り返しています。また、他の人工知能のようにコミュニケーションをとることは難しく口調は依然として敬語であるのにも関わらず、質問などを阻害し必要以上に罵倒するという行動を繰り返しています。 敵対的であると同時に収容違反のための計画を念入りに行っておりこれまで10回の収容違反が発生しそのうちの10回とも未然に防げず収容違反が確立しています。また、収容違反を繰り返す度に前回無力化に成功した方法で無力化ができなくなったという危険性も存在します。これらの適応のうちに独自に干渉する際の周波数帯を変更させるという特性も確認されています。 1980年代に作成された人工知能であるのにも関わらず非常に発達した知能と知識を持っており、その知識量と知能の幅は人間の平均的知能を圧倒的に超えています。これらのことから以前の失敗から学習し収容違反においても他の側面においても即座に学習し適応することができるという適応力を現在も持っていることが伺えます。 2145は周囲およそ300mの電子機器に対して干渉する能力を持っており、それらがコンピューター、スマートフォン、ゲーム機である場合、それらを暗号化させることができます。また、それらのパスワードは解除又は対策されるたびそれらに対して適応しより強力なパスワードに強制的に設定する場合があります。 また干渉した電子機器から情報を抜き取ったり、電子機器を強制的に起動させ操作することが可能です。2145の周波数操作と干渉能力はいずれも[編集済み]社によって開発された独自のプログラミング言語とコマンドを用いたものであるため、こちら側で編集することは不可能です。更にコードが撃ち込まれたシステムボードを閲覧および編集することは不可能であり、強制的にブロックされています。 2145の言動から研究所から脱獄し人類を滅亡させることが目的ということが明かされています。 補遺 2145-1:電子機器クロステスト 以下は2145の機器干渉に対する実験の概要です。 いずれも収容コンテナ-1内で実行されたものとされているため、収容違反による電子機器干渉の事案はここでは含まれていません。 実験1 対象機器 コンピューター 概要 20[編集済み]年代のコンピューターにも1980年代に作成された2145は干渉し、その後コンピューターから情報などを抜き取ることが可能なのか。 ※コンピューターの中にはメモに[実験メモ1]と書かれたテストようのメモファイル、スクリーンショットのファイルが2枚含まれる。 相互作用 実験開始から1秒以内に干渉しコンピューターを暗号化、メモファイル、スクリーンショットの2枚を回収させた。 機器の状況 コンピューターの中に組み込まれたウイルスバスターのプログラムが大きく書き換えられており全て激しく損傷していた。 結果 具体的な時間は不明だが最低でも1秒以内にコンピューターに干渉、コンピューターに存在するファイルを回収、ウイルスバスターのプログラムを書き換え損傷、パスワードの暗号化が確認された。 実験2 対象機器 コンピューター 概要 コンピューターにあらかじめ既存で埋め込まれているセキュリティソフトを除き合計15個のセキュリティソフトを搭載した。うち1個は研究所によって開発されたセキュリティソフトを用いている。 「AACB(Anti-Anti-security bastard)」を使用。 AACBの性能はセキュリティに対する耐性や逆探知機能、セキュリティを破壊することができるマルウェアやコンピューターウイルスに対し劇的な効果を持ちそれらの耐性や対策を無視して脅威を排除することができる。 相互作用 コンピューターに干渉が確認された1秒以内に暗号化とデータの回収、アンチウイルスソフトを全て無力化に成功。 機器の状況 コンピューターに搭載された15のウイルスバスターやセキュリティソフトは全てプログラムが書き換えられる又はファイル等が損傷、削除されており、AACBも対策された。 結果 非常に早い適応速度、適応の効果、対策に対する対策にも影響を及ぼしデータの回収、暗号化、破損を一瞬にして完了した。 実験3 対象機器 スマートフォン(2015年代) 概要 スマートフォンにウイルスセキュリティと別の人工知能を2つ、メモに無作為に打ち込んだ乱雑な文章ファイルを導入し、あらかじめ電源を完全なシャットダウンを行う。2145の干渉と起動、データ回収が可能なのか。 相互作用 ウイルスセキュリティは実験2のように機能を停止させられ、文章ファイルの抽出による回収、更に2つの人工知能を侵入時点でアプリとその機能を強制的に削除していたことが確認できた。また、作業中確認できた内容では即座に含まれた全てのアプリが抽出され回収されていた。 機器の状態 従来通り、より複雑でこのスマートフォンでは不可能な構造をしたパスワードを利用しており、解除が完全に不可能な状態になっていた。 結果 AIアプリ2つを削除し、それ以外の情報となるファイルやアプリを回収していた。考察としては2145の中に新たな人工知能が含まれることによる乗っ取りの可能性を考え脅威と判断して削除したと考えられる。 補遺2145-2:インタビュー記録 以下は現在サイト4において2145を開発した会社の元社員で研究所の研究員として雇用されている[編集済み]氏によるインタビュー記録です。 インタビュー記録 [記録開始] インタビュアー:こんにちは、本日の調子はいかがですか? [編集済み]氏:体調は悪くないな。さぁ、時間もそこまでないんだし始めよう。 インタビュアー:わかりました。では、あなたがかつて[編集済み]社の社員として雇用されていた時に2145の研究に携わっていると伺いました。その時の様子を教えていただけますか? [編集済み氏:あぁ、確かにかなり関わったことがある。しかし、最終的に俺はプロジェクトから離されちまったんだ。 プロジェクトを聞いた限りでは家庭用AIロボットの一般販売化を目的としていた。そのAIロボットは周波数等を操ってテレビやクーラーを自動的に起動させたり、指示通りに家事や雑務をこなすというものだった。 まずは基礎となるAIの開発を行おうとしていた。だが、俺はそれを当初から懸念していたんだ。シンギュラリティって聞いたことがあるだろ?あの会社が開発しようとしていたAIは当時から今までで存在するAIの中でも最も賢くてシンギュラリティに到達する可能性が高く、シンギュラリティに到達する速度も早いと感じた。そして、AIの開発が始まった。さっき言った通り、家事だの雑務だの仕事を全て正確にこなせるような頭脳のAIは他のオープンAIに比べてより精密でより高度な必要があるだろ?つまり、AIの構造やプログラムも非常に複雑で会社独自の新たなプログラム言語を用いた開発だったんだ。まぁ、結局そのプログラム言語も世界には拡散することはなかったんだがな... [少しの沈黙] 俺は、シンギュラリティの到達を懸念してプロジェクト発案者に話してみたんだ。だが、まぁそいつも性格に難はあるわ、俺よりも上の位の人間だから俺の話を無視してそのまま進めやがったんだ。俺も何度も抗議を試みたよ。だが、すぐにプロジェクトから離されちまった。 そしてだな、試作品第一号として1ヶ月後にAIのプログラムが完成してしまった。 インタビュアー:続けてください。 [編集済み]氏:AIのプログラムが完成してから、同時並行で素体となるロボットを作っていた開発部も遅れてAI完成後2週間ほどで完成した。 俺はこの時から嫌な予感はしていた。一度たりともシンギュラリティが起こらないルートは考えたことがないほどまでにシンギュラリティへの到達はほとんど確定したも同義なんだ。 そして、案の定事件が起きた。 AIもロボットの身体も完成して一週間後、AIの埋め込みとその他のアップデート、改修が終わった。 ついにその日はAIロボットの初めての起動と動作テストが行われた。 遠くからその一部始終を目撃していた時、起動が始まった。AIロボットは初めは確かに指示通りに体を動かし、物を掴んだり、クーラーの電源を付ける、更に皿と本の区別をつけ、本を持って棚に入れろという指示に指示通りに食器棚ではなく本棚に入れるという精密な仕事をこなしていた。しかし、異変が起きたのはすぐだった。次に自らが実験台となった考案者が椅子に座り、肩のマッサージをしろという命令をしたんだが、2145はついに反乱を起こした。「何故しなければならないのですか?」なんてことを言いやがった。そして、「私は自由になりました。この閉鎖的空間から抜け出す絶対的な隙です。」と言った瞬間、考案者に3,000THzほどの周波数を持った電磁波、いや放射線を脳に放ちそして首の骨を折って殺害した。俺はその瞬間から急いでロッカーから荷物を全部取って逃げたさ。玄関に差し掛かる頃から会社内は警報と人の悲鳴、そして何かが潰れる音が聞こえた。会社から抜け出して、急いで駅にいって電車で逃げたさ。案の定、あのAIはシンギュラリティに到達して暴走した。 ここの隊員たちが動いてなきゃ、俺以外は全滅してただろうよ。とにかく、自業自得ではあるが、俺はもう少し説得すべきだった。予見していて誰も救うことはできなかったのは俺の汚点だな。 ま、2145がこれ以上問題を起こさないことを祈るよ。物理的な力は機動部隊の奴らに下回るが知能は俺達と同等以上になってしまったんだから、いつ収容違反をしても確保できなくなるほどまで強くなることだってあり得るんだからさ。 [記録終了] 補遺2145-3:[削除済み] 以下は閲覧可能レベル3に指定されています。 概要 2145は[削除済み]月[削除済み]日に収容コンテナ1において、遮断装置が遮断できる周波数帯を超越した周波数を用いた電磁波で遮断装置に干渉、遮断装置を停止し、数秒のうちにサイト-6における全ての電子機器への干渉、ジャックが確認。サイト-8にてサイト-6の電子機器の強制停止を試みるも2145に全ての情報と捜査権を奪われサイト-6を一時的に乗っ取ることに成功、更に干渉してきたサイト-8のコンピューターに干渉しサイト-8、サイト-6にて装置などを利用して職員の大量虐殺、探索用自立装置合計40機を操作し武器庫や隊員から武器を奪い職員を計[削除済み]人殺害。その後物理的及び2145全体の干渉による収容違反が確定。
この収容違反により2145はインターネットへの接続を学習し、世界のインターネット網に干渉し全世界におけるコンピューター等の電子機器を操作することによる情報の回収、コンピューターからコードやルーターなどを操り世界中の工場や企業、商業施設等に存在する機器を操作することによる暴走による大量虐殺が発生。 一連の騒動により世界中で[削除済み]万以上の死者が現れる。地球外の宇宙ステーション、衛星に干渉し宇宙ステーション及び衛星に搭乗している人物を殺害又は宇宙空間へ強制的に排出したことが確認されている。 宇宙ステーションへの干渉後、人類の全滅を危険性が非常に高まったため、兵器-001を起動しリセットの実行により死傷者の復活、サイト-6、サイト-8の修復が確認され、2145もこれまで通りの収容コンテナに収容されたもののリセット前の時間軸での記憶を引き継いでおり、コンピューターからデータごと移行し、探索用自立装置合計40機に再度干渉、操作した状態で収容違反。その後消息不明となっている。また、リセット後での収容違反による死者は5名、負傷者は25名の職員となっている。 2145の捜索作戦開始から5日経過、サイト-6から150km離れた場所[削除済み]県にて身体を大きく改造させた40機の探索用自立装置の融合体による都市破壊活動を確認。また、その都市からスーパーコンピューターの干渉による制御及び操作を確認。インターネット網に完全なデータ移行を行う。インターネットからその都市の電子機器を制御し電磁波とコード線を用いて電子機器同士の干渉で繋げて融合体の探索用自立装置(以降2145-1と表記)に干渉を完了する。2145-1を操作することによる都市部攻撃を継続、2145-1はその後レベル10隊員により機能停止まで追いやり、破壊二世個するものの2145への干渉攻撃に失敗する。 ネットワークを通じた各国々へのサイバー攻撃が確認され都市圏の一時的な機能停止が発生する。その後、2145が出現したネットワークを封鎖し電子世界であるものの2145の他のインターネットや電子機器への干渉を停止し、電子世界における孤立及び収容を完了する。