【注意喚起】 ノンフィクションです 一部恐怖注意 少し前から気づいていた。 前から依存気質があってよくくっつかれてたって。 でもこんなことになるなんて思ってなかった。 時は遡って、春まで。 彼と出会ったのは、部活だった。 友人の幼なじみ、というだけで特別好きなわけでもなかった。 しかしそのうち元々仲のよかった五人組が別れ、彼と私と友人の美咲の三人のグループへと変わっていった。 そこから時は流れ、12月。 朝の電車。スマホを片手に登校をする。 メッセージアプリに一件の通知が来ている。 『鈴夢、明日一緒にお昼食べても良いかな…?』 彼、怜央からだった。 怜央は簡単に言ってしまえば友だちを作ることが苦手な人。ただ優しさというものはある。…優しさと言うよりも、エゴが強いのかもしれないが。 『いいよ~』 スタンプとともに返事を返し、スマホを閉じる。 怜央とお昼を食べるようになったのは最近。彼がお昼が一人で寂しいという声を聞き、時々美咲と三人で食べるという約束を作った。 ただ正直なところ私は心のどこかで「めんどくさい」やら「鬱陶しい」と感じていた。申し訳なさもあり、誰かに言うことも出来ない。 特に最近は好きな人も出来たことだし。 夕暮れ時 怜央と美咲と三人の帰り道。 どこか感じる、怜央と私の近い距離。 心のどこかでかすかな嫌悪感というものがある。 友だちにこんなことを思ってしまうのは申し訳ない。 「それでさ~」 一際うるさい私の声と必死に相づちをうつ怜央、そしてスマホを見て黙っている美咲。 これが壊れるのに、そうそう時間はかからない。
次回 発展、そして回避 怖い