文章壊滅してるかもしれませんが、 よかったら見ていってください! (地味に長いかもです。) 因みに第一章の文も載せておきますね (第一章は使い方の下のほうにあります) -------------------------------(第一章)--------------------------- 漂う、白檀の香り。 美香は、このにおいが好きだった。 わたし、松堂百合は、 ずっと仏壇の前で手を合わせていた。 「…百合、いこう。間宮さんにご迷惑をかけるし…」 お母さんに促され、わたしは立ち上がった。 わたしの友達の間宮美香は、 突然川のあちら側へ渡っていってしまった。 少し涼しくなってきた、9月のはじめのことだった。 【回想、1か月前】------------------------------------------------ 「百合、早く早くー!」 「待ってよ、美香~‼」 9月3日、土曜日。わたしと美香は、 二人で遊園地に遊びに来た。 「うわー、このジェットコースター めちゃくちゃ楽しそう‼」 と美香が目を輝かせている。 美香はこういう、ジェットコースターみたいな 絶叫系のアトラクションが好きだ。 「うわ、めちゃくちゃ高いね…。 ほかのアトラクションにしない…?」 対するわたしは、怖いものは苦手。 「えー、じゃあ百合はどこ行きたいのー?」 「う~ん、コーヒーカップとか?」 「いいじゃん、いこいこー!」 そのあとも、いろんなアトラクションに乗って、 おやつを食べて、二人で笑って…。 とっても楽しい一日になった…はずだったのに。 「もうすっかり夜になっちゃったや。 めっちゃヘトヘトー」 「すごい楽しそうだったもんね~、美香」 「見て、月がきれい!…ねぇねぇ、知ってる? 夏目漱石は、"I love you"を"月がきれいですね"って 訳したんだって‼」 美香は、夏目漱石の大ファンだ。 「知らなかった!」 「また遊園地来ようね、百合‼」 「もちろん、約束だよ‼」 ------------------------------------------------------------------------- あのときした約束は、果たされなかった。 わたしたちは、帰り道で交通事故にあってしまった。 そのあとのことは、途切れ途切れしか覚えていない。 近くにいた人がすぐ救急車を呼んでくれた。 それでわたしは助かった。 しかし、美香は助からなかった。 あの時、もっと早く帰っていたら、 遊園地に行っていなかったら、 何か変わったのだろうか…? そう考えながら、 美香の親に挨拶をして美香の家を後にした。
(第弐章)---------------------------------------------------------- どうやって家に帰ったのかは覚えていない。 きっとお母さんが車で送ってくれたのだろう。 そのお母さんも今は仕事で家にいない。 自分の部屋に一人でいると家の外から 子供の声が聞こえた。 「「いーついーつで~や~る」」 今は夜の9時だ。子供が遊んでいるのはおかしい。 私は家を出てその声のするほうへ向かった。 私の家の近くには公園がある。 その公園から声が聞こえた。 「「つ~るとか~めがすーべった~」」 公園を見回してみると公園の灯りののもとに 小学生4年生くらいだろうか。 そのくらいの身長の子が5,6人ほど 円になって遊んでいた。 私は注意しようと子供たちに声をかけた。 「ねぇ、そろそろ遅いし、 親御さんたちも心配するだろうから、 早く帰りなさい」 そう言うと子供たちはいっせいに私を見て 「お姉さんだ~れ?」 と言った。 私はどっと冷や汗が出た。 別に自分がだれか聞かれたから 冷や汗が出たわけではない。 子供たちをしっかりと目でとらえて気づいた。 彼らは人間ではないことに。 ある子は獣の耳と尻尾を持ち、ある子は顔がなく、 ある子は黒い羽を持っていた。 すると獣の耳を生やした女の子に 「ねぇ、お姉さん聞いてる?」と言われ、 私は自分が固まっていたことに気が付いた。 (え~と、私は親友の美香が死んだショックで きっと幻覚を見ているんだ) と自分に言い聞かせ、子供たちに 「私は松堂百合だよ。」と答えた。 そしてもう一度 「もう遅い時間なんだから早く家に帰りなさい」 というと、子供たちは 「「じゃあ家まで送って~」」と駄々をこね始めた。 (はぁ...仕方ないか……)と思い、 子供たちを家まで送ることにした。 子供たちに「家はどこなの?」と聞くと、 みんなから「「ついてきて!!」」 と言われたのでついていくことにした。 この公園は白虎山(びゃっこざん)のふもとにあり、 住宅街につくのには歩いて30分ほどかかる。 (あぁ~家に帰るころには10時かぁ~) と思っていると、子供たちはそろいもそろって 山のほうへ走り出した。 「え!?みんなどこに行くの!?」 と私が目を白黒させていると、 子供たちは「「おうち~」」と答えた。 (白虎山に家なんてなかったはず... とりあえず追いかけなきゃ)と思い、 みんなを追いかけていると、 子供たちが小さな小屋の前で集まっている。 「あ~やっと来た~」「遅いよ~もう~」 と子供たちから批難されたが、 私の頭は?がいっぱいだ。 (なんで子供たちは山のほうに 家があるって言ったの? なんでみんなこんな小屋の前にで集まってるの? なんでこんな場所に小屋があるの?)と、 いうことを考えていると子供たちに手を引っ張られて 私の思考は現実に引き戻される。 子供たちに促されて小屋のほうに行くと、 子供たちが急にドアを開けた。 そして私は目を見開いた。 なんとその先には村があったのだ。 (この先はこの小説の第三章を 書く人の想像にお任せします)