誰かつなげてほしい 第一章作った本人がつなげちゃったけど、大丈夫だよね…? とか言いながらまたつなげてる↓ https://scratch.mit.edu/projects/1285347002/
10月4日、月曜日。天気は晴れ。 わたしは、学校の昼休み、ひとりで席に座っていた。美香が居れば、仲良く二人で楽しく話していただろうに…。そう考えていると、なんだか泣きそうになって、気分転換に学校の裏庭の花壇にいこうと席を立った。わたしの通っている私立星蘭学園では、今の時期、コスモスがきれいに花壇に咲いているのだ。ふいに、近くで話していたクラスメイトの声が聞こえた。 「ねぇねぇ、知ってる?うちの学園の裏庭の花壇の噂」 「何それ?」 「裏庭に今の時期には咲かないはずの黄色いチューリップが咲いていることがあるんだって。9月に死んじゃった間宮さんっていたでしょ?そのチューリップを見ると、間宮さんの霊がでるんだって」 え、美香の、霊? 「え~、こわっ‼でも、なんで黄色いチューリップなんだろう?」 「黄色いチューリップには”望みのない恋”っていう花言葉があるらしいんだ。実はあの子、好きな人がいたんだって。でも、相手は告白してもフラれる可能性が高い人だったらしいの。で、しかももう告白はできない。自分が死んじゃったからね」 その言葉を聞いた瞬間、教室を飛び出していた。裏庭まで全速力で走る。幸い休み時間だったので、先生はみんな校庭か教室にいたので、注意されることはなかった。裏庭につくと、わたしは黄色いチューリップを探した。探したが、見つからない。もう諦めよう、きっとあれは迷信だったのだ…。そう思って校舎へ戻ろうとしたとき、どこからか白檀の香りが漂ってきた。わたしは気になって、その香りがするところへ無我夢中で走って行った。そこには黄色いチューリップが咲いていた。 「本当に、あった…」 美香はどこかと周囲を見渡すと、様子がおかしいことに気づいた。あたり一面に咲きほこる、チューリップ。うちの学校にこんな場所はない。しかもまるで夜のように…いや、まさに夜だ。あの日と同じ丸い月が空に浮かんでいた。 「…ねぇねぇ、知ってる?夏目漱石は、"I love you"を"月がきれいですね"って訳したんだって」 どこからかあの子の声がした。 「久しぶりだね、百合」