__ここはとある小さな村 村人A「捕まえたぞ‼︎天使だ‼︎」 歓声が湧き上がる。 村人B「これで…これでうちの子は…」 涙を流す者もいる。 村人C「羽を引きちぎれ‼︎あとは好きにしろ‼︎」 醜い男どもの声が上がる。どうやら雌の体である私を弄ぶ気でいるようだ。 ブジュッ…ブチチッ… 肉を引きちぎる、鈍い音が鳴り響く。 白く澄んだ羽は、紅に染まる。 村人C「さぁ…早くBさんの息子さんに…」 天使の羽は万病に効く。 その通りだ。 なら、天使の血はどうなると思う? 彼方「…いい子にしてれば、羽の一枚や2枚あげたのに」 村A「そんなもんで足りるわけないだろこのクソ天使‼︎お前は一生男の性処理係だ‼︎」 天使の血には 万物を腐食させる猛毒がある 数分後、悲鳴が耳を突き刺す。 村人B「息子が…息子が…ウッ(ビチャビチャ…)」 みるみる腐る自らの息子を見て、嘔吐してしまったようだ。 彼方「…(歩いて近寄る)」 村人C「おい‼︎拘束はどうした⁉︎」 彼方「…とっくに溶けたよ」 その夜、謎の光に包まれた村は跡形もなく消えた とさ