レスポーレン 帝国の罪人騎士2のスタート!! 今回は説明が長いかも。 曲が流れるよ(前回と違う曲) レスポーレン 帝国の罪人騎士Ⅱ プロローグ 俺たちは孤児だったしろがね丸を兵舎に連れて来た。兵舎に着いたしろがね丸は辺りを見回している。孤児院から外に出たことがあまり無いのだろう。兵舎に入った瞬間びっくりするだろうな。資料の多さと下級罪人騎士たちの顔色の悪さに。 「ここが兵舎?」 「そうだ。」 しろがね丸がそこら辺を歩き回っていると、しろがね丸は石で足を躓いて転んだ。子供は元気だな。 「いたた...」 「大丈夫か?」 「子供は怪我するものですよ。」 レオナールと一緒にしろがね丸の手当をした。しろがね丸の膝を見てみると、擦り傷をしていた。擦り傷程度なら薬草をつけとけば何とかなるな。...なんだ?この青い液体。薬草の汁か?薬草の汁なら、つけた方が良いか。手当を終わらせると、俺たちは兵舎の玄関を開けた。 鍛冶屋からの依頼 「アルバとレナはしろがね丸の相手を頼む。」 「分かった。」 「了解でい。」 アルバとレナがしろがね丸の相手をしている間に俺は自室で書類仕事をした。書類の整理をしていると、中から『武器の修理に向いている鉱石を採ってきて欲しい』という鍛冶屋からの依頼が書いてある依頼書あった。報酬は八ネグスか。出撃の日までまだ少しある。二日くらいあれば達成できるだろう。セドリックに武器の修理に向いている鉱石が無いか聞いてみるか。セドリックの情報はあまり信用できないけど。 セドリックの部屋のドアをノックすると、「中から入って良いですよ。」と返事が返ってきた。また何か変な研究してるな。紙は一枚八十四ネタスもするのにな。 「セドリック、武器の修理に向いている鉱石は無いか?」 「ムルティア鉱山でよく採れるフルトレイ鉱石は、武器を修理するのにも、作るにも適している鉱石です。」 「本当か?」 「ほ、本当ですよ!レスポーレンの有名な研究者も言っていましたよ!」 セドリックは何焦ってんだ?信用できないと言われるのはいつもの事なのにな。 「それを採ってきて欲しいという依頼があるんだ。」 「そうですか。ただ、フルトレイ鉱石は水に触れると爆発するので、川を渡る時ボートが必要です。」 「橋を渡れば良くないか?」 「橋は最近何か追い剥ぎがいるらしいです。追い剥ぎに狙われたら大変です。」 追い剥ぎがいるのか。しろがね丸もいるし、橋は渡らない方が良いか。ていうか... 「木を切って橋にすれば良いだろ。」 「...。確かにそうですね。」 お前馬鹿か?いや、馬鹿だった。研究者とは思えないほどの馬鹿だ。 「では、その方法で行きましょう。いつ行きますか?私はいつでも行けますけど。」 「今日か明日行こうと思っている。皆に伝えといてくれ。」 しろがね丸がどれくらい戦えるか気になるな。フルトレイ鉱石を採りに行きつつ、しろがね丸の狩りの練習とかさせるか。まだ六歳くらいだからそんな戦えないだろうけど。しろがね丸が狩りを失敗したとき用に、昔鍛冶屋に作ってもらったレボルバークロスボウを一応持ってくか。 レボルバークロスボウは回転装填穴が付いているクロスボウだ。回転装填穴にボルトを装填し、発射する糸を留めている金具を放すとレボルバーが回転し、連続でボルトが発射される。フルトレイ鉱石は水に触れると爆発するらしいが、血でも爆発するのか?もし爆発するんだったら、ボルトにフルトレイ鉱石を付ければ爆発ボルトになるな。レボルバークロスボウは回転装填穴が付いているクロスボウだ。回転装填穴にボルトを装填し、発射する糸を留めている金具を放すとレボルバーが回転し、連続でボルトが発射される。フルトレイ鉱石は水に触れると爆発するらしいが、血でも爆発するのか?もし爆発するんだったら、ボルトにフルトレイ鉱石を付ければ爆発ボルトになるな。ツルハシとレボルバークロスボウを持っていかないとな。ツルハシは倉庫にあって、レボルバークロスボウは自室の棚のどこかにあった気がする。 次の日、俺たちはムルティア鉱山に行く準備をした。ムルティア鉱山の転送の火は、神殿の中にある転送の火と繋がっている。ただ、神殿に入るためにはこの国の人間だと証明する必要があって、証明できなければ入れない。誰がそんな面倒な決まりを作ったのかは知らんが...。 皆に準備できたか訊こう。 「準備できたか?」 「はい。」 「もちろんや。」 「うん!」 なんかシャラゴだけ軽装備だな。見たところツルハシも持ってなさそうだし。大丈夫か?俺のそんな気持ちをレオナールが代弁してくれた。 「シャラゴさんそんな軽装備で大丈夫ですか?私たちが今から行くのは鉱山ですよ?ツルハシも持たずに、そんな所に行くなんて...」 「黙れ。」 「はい。」 心配してるのはレオナールだけじゃないと思うけどな。 「レオナールこそ、そんな動きにくそうな鎧で大丈夫なのか?山なら動きやすい方が良いだろう?」 「まぁ、確かにそうですが...私にとってはこれが動きやすいんですよ。」 「レオナール、そんな装備で大丈夫か?」 「一番軽いのを頼む。」 なんかこのくだり、この前も見た気がするな。先週二人が狩りに行く前に言ってた気がする。レオナールとシャラゴ実は仲良いんじゃないか? 「一番軽い装備は全裸だ。服を脱げ。」 「やっぱこの人ダメだ。」 「軽装備な奴ほど強いことがあるだろう?」 「それは変態か狂人のどちらかですよ。」 「しょうもない話してないで行くぞ。」 「変態と狂人ってなに?」 「しろがね丸は知らなくて良いものだ。」 そうして俺たちは神殿へ向かった。国民である証明はどう言えばできるか...?普通にマントの紋章を見せれば大丈夫か?レスポーレン騎士の紋章だし。証明する方法を考えていると、神殿に着いた。皆真剣な顔をしている。
オリジナルです。 曲は昔作った曲を使用しています。