<はじめに> 曲が流れます。 感動系を目指して作ったものです。一応日本が舞台です。(感動できないかも) それではスタート 父の死んだこの丘で この国は戦が起こっている。南と北で分かれ、争っている。同じ大陸にいるにも関わらず。私は傷を負った父を背負い、昔住んでいた村の山に逃げた。近くにあった洞窟の中で私は、父に持っていた握り飯を食べさせた。だが、父はそれを食べようとせず、代わりに私に食べさせてくれた。この藩では動けない者は首を切り、食料と鎧を藩主に返さないといけない。このままでは父を殺さなければならなくなる。 「父上、この洞窟に隠れていてください。」 しばらく父と一緒に洞窟の中に隠れていると、山の中に藩主の遣いが山の中に入ってきた。父を守らなければ。何か追い返す方法はないだろうか…。私がしばらく考えていると、父が口を開いた。 「竹をの皮を剥ぎ、通ってきた道に突き刺しなさい。」 私が父の言った通りに、竹の皮を通ってきた道に突き刺すと、藩主の遣いたちは道を見失い、山を下って行った。なるほど、竹の皮を草のように立てて、人が来ていないように見せたのか。 父と私はそうやって幾日も洞窟の中で過ごした。しかし、藩主の遣いたちについに見破られてしまった。 もうこうなっては直接斬る他無い。私は刀を抜いた。だが、父は私を止めた。 「騙しては良いが、傷つけてはならん!わしはこの先そう長くはない。わし一人のためだけに多くの人を傷つけてはいけない。」 「ですが…」 「お前だけでも逃げろ。」 「…」 外に出た父は藩主の遣いたちに首を斬られてしまった。私は全身全霊で山を駆け降りた。どこにいるかも分からない。ただ私は駆け降りて行った。日が沈んだ頃、ようやく麓に着いた。私は父の教えを一生守ることを誓った。
オリジナルです 曲は昔作った曲を使っています。